(cache) サーチナ|韓国で議論沸騰 日本の高額ランドセル販売は「是」か「非」か!? 




韓国で議論沸騰 日本の高額ランドセル販売は「是」か「非」か!?


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 韓国では、ロッテマートが運営する会員制ディスカウントショップ「ビックマーケット」が日本の「ランドセル」の割引販売に乗り出したことで、論議が発生した。複数の韓国メディアが1日付で伝えた。  議論の発端は、ビックマーケットが日本製の「ランドセル」を100個限定で、定価より30%安い39万9000ウォン(約4万2000円)で、1日から販売すると発表したことだったという。  まず、高価な「ランドセル」を高級デパートでもなく、ディスカウントショップが割引までして売りだしたことに注目が集まった。さらに、子どもが韓国では馴染みのない「ランドセル」を使えば違和感を助長するだけとの批判が出た。小学生に買い与えるものとしてはかなりの高額であり、保護者にとって負担額になるとの指摘もあったという。  記事は、韓国で2011年ごろ、10代の子どもの間で「ザ・ノース・フェイスのダウンジャケット」など高価な商品の人気が高まり、社会問題になったことにも触れた。“あこがれの対象”は主にダウンジャケット・かばん・靴の3種の高級品で、親にねだって買ってもらうのだが、商品別に「ザ・ノース・フェイス階級図」といったものがインタネット上に掲載され、服装や所持品で「階級が決まる」風潮と、問題視されたという。  記事は、ロッテが創業者の息子兄弟2人で経営を巡る紛争が生じ、ロッテは「日本企業ではないか」と物議をかもした記憶も新しいだけに、ロッテ系列会社が日本色の濃い「ランドセル」の販売をすれば、再びうわさが飛び交うだけではないかとも指摘した。  一方で、小学生であるわが子に高価な品を買い求める保護者の間では、日本製のランドセルが人気を着実に集めているという。   日本製ランドセルの販売についてロッテマート関係者は「顧客の需要があるので特価商品として販売するだけ」と説明。さらに、「ビックマーケットは、日本の商品だけでなく、全世界の様々な商品を販売している」と述べたという。(編集担当:木村友乃)(イメージ写真提供:123RF)