先輩議員への赤飯代40万円…復興相の資金団体

  • 読売新聞
  • 更新日:2015/12/01

高木復興相(衆院福井2区)の資金管理団体「21世紀政策研究会」が2014年9~10月、「先輩議員へのお祝い」名目で、赤飯代約40万円を支出したと政治資金収支報告書に記載していたことがわかった。

高木氏の事務所は「調査に時間がかかる」として、送り先などの詳細を明らかにしていない。

福井県選挙管理委員会が30日に公表した同団体の収支報告書で判明。赤飯を購入したとされる東京都内の百貨店によると、赤飯は100グラム243円で販売しており、1パック200グラムとすると、約800パックを購入した計算になる。

政治資金に詳しい岩井奉信・日本大教授(政治学)は「違法ではないが、数十万円の赤飯は相当な量で、政治活動に資するものなのか疑問。説明責任が求められる」と指摘している。

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