まる得マガジン 今から始める筆ペン(2)「強弱つけて美しく」 2015.12.01


(テーマ音楽)冠婚葬祭の場で筆を使う事が増えきれいに書けずお悩みの方も多いのでは?そこで今回学ぶのは「筆ペン」。
筆ペンの上達法を教えて下さるのは書家で横浜国立大学教授の青山浩之さん。
筆づかいが上手になるさまざまなコツを教えて頂きます。
穂先の動きとかあるいはどんなふうに力をかけたらいいのかという…これを今日学びたいと思います。
はいお願いします。
まずちょっと見て頂きたいんですが。
スーッ。
スーッ。
どうでしょう?奥山さんもやってみませんか?今の先生の形をですか?まねして。
最初のは「左払い」といいます。
左下に払う画ですね。
そして次は反っているので「反り」というんですけどこれを2つやってみて下さい。
筆圧を学ぶために奥山さんに左払いと反りを書いてもらいました。
結構だと思いますが筆って穂が毛で出来ていますよね。
ですからやわらかい。
このやわらかい筆を基本的にどういうふうに動かすかというのが分かってらっしゃらない方が多くて筆はちょっと難しいななんて思っている。
ちょっとこれを見て頂きたいんですけれどもこれは薄い墨を筆につけて穂先に赤い墨朱墨といいますが朱墨をつけてスッと書くとこういう線になります。
そうすると穂先は左上にまずありますよね。
それがそのまま左下へスーッと払われていくのでずっと上を通ってるという事なんですね。
これがまず大事な一つですね。
あとは見て頂ければお分かりのように…これをイメージするのにちょっとこれを見て下さい。
ジャジャジャン!数字が出ましたね。
感覚的につかんでいるのももちろんできるとは思うんですけれどもこのように…先生の書き方を見ると徐々に筆圧が抜けているのが分かります。
では続いて反りです。
またこれをご覧下さい。
もうこれは分かりましたよ。
45度で押さえました。
それを自然に反りを加えながら右下へ行ったらこんなふうな穂先の通り道になったというのが考え方ですね。
早速奥山さんも挑戦。
最後払い上げる。
うわ〜きれい!私が書いた字とは思えないです。
とてもいいですね。
最初と比べるとしっかり筆圧がコントロールできた美しい反りになりました。
美しさもそのまま伝わりますね。
線から美しさも伝わっていく。
字を書こうとするんではなくてきれいな線を描こうと思えばいいんですね。
最初はそこからですね。
2015/12/01(火) 21:55〜22:00
NHKEテレ1大阪
まる得マガジン 今から始める筆ペン(2)「強弱つけて美しく」[字]

線の太さを決めるのは「筆圧」。筆圧をコントロールすることで毛筆で書くことが難しいとされる「払い」や「反り」を学ぶ。講師は書家の青山浩之さん。生徒は奥山佳恵さん。

詳細情報
番組内容
線の太さを「筆圧」でコントロールすることで太い線から細い線まで書き分ける練習をする。毛筆で書くことが難しいとされる「払い」や「反り」に挑戦する。強弱をつけることで美しい文字になることを実感する。講師は書家で横浜国立大学教授の青山浩之さん。生徒は女優の奥山佳恵さん。
出演者
【講師】書家・横浜国立大学教授…青山浩之,【生徒】奥山佳恵,【語り】戸丸彰子

ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
趣味/教育 – 生涯教育・資格
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化

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