(弥生)
私の名前は山本弥生。
生まれてすぐに捨てられた
3月だったから「弥生」
(泣き声)楠山さん痛みますか?苦しいですか?
(藤堂)ないはずの空気よね。
つまりフリーエア。
虫垂穿孔じゃなかった可能性がある。
(啓一郎)亡くなった楠山さんのご両親が来られる。
その間師長がこの部屋へ近づかないようにしてほしい。
できるよね?君はいい子だから。
あなた院長から頼まれたらどんな事でもするの?私精いっぱい頑張ってきました。
この病院が私を受け入れてくれたから。
私はこれからもここにいます。
ここにいたいんです!あなたかわいそうな人ね。
(玲子)何するの弥生ちゃん!もう嫌!この子ちっともいい子じゃない!
いい子じゃないと捨てられる
(シメ)武史は来ないの?
(シメの娘)お兄ちゃんは忙しくって来られないって。
あんたいいから武史を来させなさいよ!武史は来るよ。
シメさんってどうしてシメさんって言うか知ってる?
(五十嵐)えっ?あの一宮シメさんですか?そう。
(神田)いえ知りませんけど。
山本さんは知ってる?はい?シメさんの名前の由来。
いえ私は。
(五十嵐)でも言われてみればシメさんってかなり変わった名前ですよね。
トメさんってよく聞かない?おばあさんの名前で。
それは聞いた事あります。
女の子ばっかりだったりとか子供が次から次に生まれて「もういらない。
これで最後の子だ」っていう時に付けるのよ。
(五十嵐)へぇ〜。
シメさんの上のお姉さんがそのトメさんなんですって。
で8番目に生まれたのがシメさん。
(五十嵐)そらシメたくもなりますね。
きっとシメさんの人生にもいろいろあったのね〜。
山本さん。
シメさんの娘さんの名前聞いた事ある?えっ?連絡先も息子さんの名前になってて分からないのよ。
(五十嵐)あっいとしの武史さん。
そういえば神田さんのお子さんの名前は何て言うの?えっうちですか?ほらよく言うやん。
名付けは親から子への最初の贈り物やって。
うちは雄太って言うんですけど。
(五十嵐)えっ男の子なんや。
シメさん娘さんにどんなお名前付けてあげたのかしらねぇ。
毎度毎度同じまんじゅう買ってきて!武史はどうした!あんたなんか産むんじゃなかった!
祝福されずに生まれてきたシメさんが子供に幸せな贈り物をするはず…ない
238号室の一宮シメさん急変です。
はい今からリカバリールームに移動します。
シメさんの肺炎が悪化した。
年齢が年齢だけに恐らくもう…
お母さん!何?武史…。
お兄ちゃんは呼んだよ。
でも来られないって。
忙しいって。
武史…!私がいるよ。
私がいるからいいじゃない!あんたじゃない!武史!武史!武史!武史…武史…。
武史。
武史。
武史。
武史…。
ひどい…こんな時まで「武史」なんて
武史…武史…武史…武史…。
武史…武史…武史…武史…。
武史…武史…。
武史!武史!一宮さん!娘さんがいてくれてよかったですね!武史…武史…。
幸せなお母さんですね。
(シメ)武史…武史…。
本当に親孝行な娘さんですね!武史…武史…。
武史…武史…武史…。
(アラーム)先生血圧60に下がってます!こちらへ。
先生脈も触れてません。
(大野)酸素100%にして!カテコラミン準備して。
時間何ccでいきますか?
(大野)2.0で。
2.0でいきます。
(大野)挿管準備して。
はい。
せめて一度くらいずっとそばにいる娘さんの名前を呼んであげてほしい。
けどもうそれがかなう事はない
(ドアが開く音)
もう誰もこの人を救う事はできない
息子さん本当に来ませんでしたね。
お母様おっしゃってました。
「息子はきっと来ないだろう」って。
「私は素直じゃないから言えないけど本当は娘が一番私の事を思ってくれてる」って。
母がそんな事を?やっぱり娘さんが一番なんですね。
お母さん…。
お母さん。
お母さん…。
お母さん。
何か言いたい事がありそうね。
師長いつシメさんとお話しされたんですか?お話し…ね。
あんな事私はシメさんからは…。
嘘よ。
ぜ〜んぶ嘘。
嘘…。
だってあんまりじゃないあのままじゃ。
母親が亡くなって娘が泣けないなんて悲しすぎるじゃない。
まあ…天国に行ってシメさんに会ったらバレちゃうけどそれまではせめていい思いを抱いて生きていってほしいじゃない。
彼女にはこれから長〜い人生があるんだし。
本当にそうでしょうか。
えっ?それで娘さん本当に救われたんでしょうか?母親からあんなにひどい扱いを受けて必死に看病したのに「お前じゃない」って言われ続けて。
最後まで名前すら呼んでもらえなかったんです。
そんなに簡単に救われる訳ありません!山本さん?すみません。
霊安室の準備行ってきます。
おはようございます。
おはようございます。
(菊地)ねえ君。
君この辺りのご近所さんかな?えっ?確かこの前も自転車で。
あっ…。
うん。
あっいえ…近所ではありません。
うん…そうか。
あの〜。
いや…よく散歩の時にこの前通るんだけどあの部屋からどなり声がする事があってね。
どなり声…ですか?つい今さっきもね。
子供の泣き声もしたようだし。
そうですか。
(セミの鳴き声)聞こえませんね。
そうだね。
虐待とかよく聞くだろう?気になってね。
ああ…。
児童相談所に連絡した方がいいかな?えっ?ほらいろいろと手遅れになる前にさ。
そうですね。
君仕事の帰りかい?あっ…はい。
この前確か夕方だったよね。
えっ?ああ…はい。
不規則な仕事なんだね。
大変だ。
いえ…私看護師をしているんで。
へぇ〜そうかい。
なるほどね。
ご苦労さんだ。
じゃ…。
うん。
この人も藤堂師長と同じ…。
見知らぬ不幸な他人を見つけ案じ救おうとしている
救える訳じゃないのに…
売却?
(雅之)実は啓大病院からこの病院を売ってほしいという話が来ていまして…。
駅前のでかい病院だけでは飽き足らんか。
というよりはこの地域の高齢化に目をつけて介護療養型の医療施設にしたいようです。
俺に言うと突っぱねられるからまずはお前から抱き込もうって魂胆か。
私も丁重にお断りしました。
ただひとつ心配が…。
何だ?何だ言ってみろ。
先日の楠山さんの件あれはこちらのミスでは…。
もちろん僕はそんな事はないと信じてます。
ただ今回の件であらぬうわさが立ちますとまたさらに経営が困難になるのかなと…。
ミスなどない!ビクビクするような事は何もない!はい。
あの…お父さん。
僕は心配してるんです。
お父さんは少しお疲れなのかなって。
つまりその…お父さんもお年ですし少しはお休みに…。
ここにはな私にまだまだ診てほしい患者が大勢いる。
それは分かってます。
でもお父さんも…。
わしの心配よりお前は自分の心配をせえ。
売却話など持ちかけられるのはそもそもお前が後継ぎとして…しっかりとしてないからだ。
すいません。
(飯野)えっ!?病院なくなるんですか?
(関)うん。
こないだ合コンで聞いたんだけどね。
啓大病院の人がうちの事務長と売却話進めてんだって。
え〜そんなぁ…。
私この病院入ったばっかりなのに。
(関)まあいいじゃん。
看護師は引く手あまたなんだし。
まあそれはそうですけど。
(関)次は若い先生がいっぱいの大学病院とかがいいなぁ。
私はこの病院のんびりしててけっこう好きだったんだけどな。
神田さんは?どの辺の病院がいいですか?私はその…子供が…。
(関)ああそっか〜。
職場変わっちゃうと転校とかしなきゃいけないですもんね。
はい…。
じゃあお先で〜す。
ちょっと…待って待って。
じゃあお先に失礼しま〜す。
お疲れさまでした。
大変ですね。
えっ?お子さんの世話と病院の仕事と。
いえ…面倒を見てくれる人もいますから。
電話の彼…ですか?えっ?お金渡してるの見た事あります。
(柏原)ごめんねいっつも。
ここへは来ないでよ。
(柏原)ありがと。
すみません…。
何で謝るんですか?すみません。
再婚とかされないんですか?再婚…ですか?子供のためにも。
子供のため…。
私の親も神田さんのように弱くて流されやすい人だったのだろう
お先に失礼します。
お疲れさまでした。
だけどあんな神田さんでも…子供は捨てない
事務長。
山本さん。
お疲れさま。
お疲れさまです。
あの…病院売却するってほんとですか?それどこで?うわさで聞きました。
そう…。
でもたとえ病院がなくなるような事があったとしても君ぐらい優秀なら再就職先はすぐに見つかると思うよ。
困るんです。
えっ?今の病院がなくなると困るんです私。
今のところそういう事はないよ。
そうですか。
気に入ってくれてるんだね。
えっ?うちの病院。
あっはい…。
ダメだな僕は。
僕はさあの病院を心から守りたいって思えないんだよね。
生まれてからず〜っとあそこに縛りつけられてきたようなもんだからさ。
でも病院の跡取りなんてなりたくてもなかなかなれないと思います。
僕さ…血が怖いんだよ。
えっ?学校でも解剖が一番苦手でさ。
医者の息子だからって人一倍気合い入れて臨むんだけどいっつも途中で気持ち悪くなっちゃってこっそりトイレに駆け込んでた。
信じられません。
でもなんとか頑張ってさ医学部には入れたんだけど臨床実験がどうしてもダメでね。
結局ドロップアウトだよ。
病院以外の仕事は考えなかったんですか?そんな事父が許すはずないよ。
でも…。
僕には自由がないんだ。
医者になれなかった出来損ないの僕なんて父にとってはいてもいなくても同じような存在のはずなのにさ。
そんな事…。
僕から見ると君はとても自由に見えるよ。
自由?私が?自由になんてなれない。
私もあの人と同じ。
これまでもそしてこれからもずっと過去にとらわれ続ける
そうあの男の子のように
たかしくんはねここに来るまでお父さんからいつもたたかれていたの。
いつも?だからたたかれるのに慣れちゃって…。
(たかしが壁に頭をぶつける音)
目をつぶればみんな通り過ぎていく
転落に気を付けて下さい。
申し送りは以上です。
最後に昨日大腸がんの疑いで検査入院された236号室菊地勇さん。
山本さん担当お願いします。
はい。
では今日も皆さんよろしくお願いします。
(一同)よろしくお願いします。
お疲れさまでした。
(一同)お疲れさまでした。
おはようございます。
(3人)おはようございます。
え〜菊地勇さん。
担当の山本です。
よろしくお願いします。
ああこちらこそ。
おや?君…。
あっ…あのアパートの前の。
ああ!ほら犬の散歩をしてた。
ああ…はい。
いや〜ラッキー!はっ?ああ犬の名前だ。
あっああ…。
いいお名前ですね。
でもまさか君がここの看護師とはね。
そうですね。
退職してもう何年にもなるんだから健康診断だけは受けに行けって家内に責められてね。
でしかたなく受けてみたら引っ掛かっちゃった。
でも君がいてくれてよかった!えっ?初めての入院でね何されんのかもうビクビクしてさ。
236曲がって奥になります。
(五十嵐)236の菊地さんお見舞い多すぎると思わへん?あ〜確かに。
奥さんずっと付き添ってるしおじさん連中徒党を組んでやってくるし。
お孫さんやら親戚の子やら小さい子もわんさか。
本当に人生の総決算よね入院とお葬式は。
えっどういう意味ですか?その人が今までやってきた事がみ〜んな出る。
(関)ああ確かに!
(五十嵐)え〜全部結果なんかなじゃあ。
おっ上手だねぇ。
ありがとうありがとう。
上手やねぇ。
ラッキーちゃんは私が描いたんだよ。
そうか。
羨ましい…。
私が入院したら誰が来てくれるだろう…
は〜いみんなそろそろ行こうか。
もう行くの?あっそう?どうもありがとうね。
お大事に。
バイバ〜イ!ありがとう。
子供待ってるで。
先輩ではまた。
どうもね。
ああすまないね。
もう検査の時間かな?ああいえまだ大丈夫です。
ああそう。
今の子たちが持ってきてくれてね。
ボランティアで近所の小学校の登下校の見守りやってるんだ。
ラッキーのおじさんなんて呼ばれててね。
あ〜そうだ。
ちょっと頼みたい事があるんだけど。
はい?あのアパートの事なんだけどね。
はい。
やっぱりちょっと気になってね。
時間がある時でかまわないんだ。
前を通る時とか帰る時にちょっと様子見といてくんないかな?分かりました。
ありがとう。
頼んだよ。
あのアパートで泣き声を上げた子供
その子は菊地さんに気遣われている
私にはそんな人はいなかった。
誰も私を見つけてはくれなかった
・
(物音と子供の泣き声)
(院内放送)はいいいですよ〜。
山本さんは長いの?この星美ヶ丘病院は。
5年になります。
そうか。
じゃ星はあまり見てないだろうね。
星?ああ星美ヶ丘って町の名前の由来でねもともと星がとてもきれいに見えたんだよ。
そうなんですか。
それが団地が出来たころからすっかり星が見えなくなっちゃってさ。
町が明るくなったから。
うん皮肉なもんだよね。
星美ヶ丘って名前が付いたと思ったら星が見えなくなっちゃったんだから。
そうですね。
そうだ。
昨日見てきてもらったかな?えっ?あのアパート。
ええ。
どうだった?特に何もありませんでしたよ。
そうかよかった。
もしよかったら時々また見に行ってもらえないかな?いいですよ。
ありがとう。
(勇樹)おじいちゃん!おう勇樹来たか!お母さんは?売店で買い物してる。
点滴かえますね。
今日は4の段まで習ったよ!おうおう。
(勇樹)しいちがし。
しにがはち。
しさんじゅうに。
すごいぞ。
やったな!
(勇樹)ししじゅうろく!うん。
しご…。
しご…。
しご?ほら看護師さんに聞いてごらん。
えっ?しご…。
4足す4足す4足す4足す…
すみません失礼します。
私はかけ算を九九で覚えてこなかった
児童相談所にいた間学校お休みしちゃったけど来週から新しい学校行けるからね。
ドキドキする?
(九九を暗唱する声)
(先生)「ににんが」とは2×2。
2を2つ足したという事。
「にさんが」は2を3つ足したという事。
ではこの事を考えながらもう一回2の段を読んでみましょう。
はい。
(九九を暗唱する声)205の住田さん夕方転倒しかけたからちょっと注意しといてね。
はい。
それから236の菊地さんですが大腸がんとの検査結果が出ました。
幸い初期に近い状態で転移も見られませんでした。
昼間奥様と一緒に告知させて頂きましたがとても穏やかに受け止めて下さいました。
そうですか。
ただあまり寝てらっしゃらないみたいなんです。
えっ?
(飯野)ず〜っと何か書いてるみたいで。
手紙か何かじゃなくて?菊地さん。
ああ山本さん。
眠れませんか?いや…ちょっと気になっててね。
そうですか。
睡眠薬お持ちしましょうか?大丈夫?えっ?私…ですか?うん。
あの…。
もしかして君九九ができないんじゃないのかい?そうか。
でもそんな事…そんな事気にしなくていいよ。
君はたくさん努力をして看護師になったんだね。
すばらしいよ。
こんなもの書いてみたんだけどね。
九九をひらがなで書いたんだよ。
気に触ったら悪いんだけど…。
でも九九ってねこうやって繰り返し唱えて覚えるしかなくてね。
これ…私のために?うんまあ…老婆心ながら。
いやいや俺はじじいだけどね。
(笑い声)ああ…泣かないで。
えっ?字がにじんじゃうから。
インク…万年筆で書いたんだ。
あっ…すみません。
私…。
長いこと泣いてなかったの?いえそんな…。
(弥生の泣き声)私…親に捨てられたんです。
えっ?赤ん坊の時病院の前に捨てられていて養護施設で育ったんです。
九九ができないのは一時期児童相談所という所にいて学校へ行けなかったからなんです。
そうだったんだ。
すみません私の話なんかして。
もう寝ないといけませんよね。
私は青森の出身でね。
冬になると雪にすっぽりと覆われてしまうんだ。
田んぼも畑も家も道もどこもかしこも真っ白になんだ。
はい…。
私はね山本さん。
見なくてもいいものもあると思うんだ。
津軽の雪みたいにねみんな覆って隠した方がいい事だってあんだ。
見なくていい過去だってある。
それよりも君にはまだまだ未来があるんだから。
山本さん。
えっ?あっいえ…何かいい事ありました?ああ…いえ別に。
あの〜。
ああ…。
師長さんはいらっしゃいますか?すみません。
今日は藤堂お休みを頂いております。
そうですか…。
どうかされました?実はね今日はお礼を言いに来たんです。
お礼?師長さんから母の気持ちを教えて頂いて私思い出したんです。
母との楽しい思い出。
楽しい思い出?子供のころよく母と2人でホットケーキ作ったんですよ。
今のあのパンケーキとかっていうんじゃなくてもっとペタ〜ッとした卵焼きみたいなホットケーキ。
ずっと忘れてました。
最後はあんなふうだったから…。
私ね幸子って言うんです。
えっ?平凡な名前だけど幸せな子って書くんです。
母がくれた最初の楽しい思い出です。
藤堂師長のなんとかしてあげたいと思う気持ちでこの人は救われた。
私が菊地さんに救われたように
そうだあの男の子だってちゃんと見つけてもらった
もうやめろ。
なっ。
大丈夫だから。
大丈夫だよ。
痛かったよな。
もう大丈夫だから。
大丈夫だよ。
痛いよ〜!痛かったよな。
笑って笑って。
一緒に遊ぼう。
なっ笑って。
一緒に遊ぼう。
もう大丈夫だからさ。
おにいちゃんがここにいるから。
もう菊地さんに嘘はつきたくない
誰かに見つけてほしい人がいるのなら見つけてあげたい
私にできる事があるのならやってあげたい
あっ…すいません。
よし!
(鍵を開ける音)
(救急車のサイレン)「左へ曲がります。
ご注意下さい。
左へ曲がります。
ご注意下さい」。
はい病院着きましたよ。
いちにのさんで上げます。
(一同)いちにのさん!大丈夫ですよ。
大丈夫ですよ〜。
ルートとって。
血圧測らせて下さいね。
早川京子さん42歳。
昼食後急な腹痛で倒れたようです。
血圧160の90。
脈120。
体温7度8分。
酸素は5リットルです。
(啓一郎)うんおう吐は?ありません。
大丈夫ですよ〜。
フリーエアはないな。
採血の結果ですがCRPが高いです。
虫垂炎に間違いない。
えっ?すぐにオペの準備だ。
はい。
確かに見た。
早川京子さんは盲腸よりももっと上を押さえていた
師長山本です。
気になる事があるんです。
すぐに来て頂けませんか?
(啓一郎)看護師は医者の指示に従うものだ。
師長がこの病院を辞める…。
あったかいねぇ山本さんの手。
看護師になってよかったんだと思うあなたは。
・「同じ空を見てるのかな」・「星は1人にさせる」・「いつもよりも明るいから」・「うつむいた涙を気づかれないように」・「悲しみと悲しみを結んで」・「星座みたいに輝くよう抱きしめた」・「サヨナラからみつけるんだよ」・「上手に笑えるかな」・「踏み出したら心が今」・「ほら闇を照らす光になる」2015/12/01(火) 22:00〜22:50
NHK総合1・神戸
ドラマ10 わたしをみつけて(2)「もう嘘(うそ)はつかない」[解][字]
遺族のために嘘(うそ)をつく藤堂(鈴木保奈美)に納得できない弥生(瀧本美織)。そんな時、弥生は見知らぬ子供の不安を案ずる菊地(古谷一行)と再会するのだが…。
詳細情報
番組内容
生後すぐ親に捨てられた孤独な看護師・弥生(瀧本美織)。患者のシメ(佐々木すみ江)が死去し、藤堂(鈴木保奈美)はのこされた娘(根岸季衣)のために「シメさんはあなたに感謝していた」と嘘(うそ)をつくが、弥生は藤堂に「人はそんなに簡単に救われない」と反論する。菊地(古谷一行)は子どもの泣き声と怒声が聞こえたアパートの見知らぬ住人を心配するが、弥生は彼の優しさが理解できない。その菊地が入院してきて…。
出演者
【出演】瀧本美織,溝端淳平,初音映莉子,野村麻純,志保,奥村佳恵,佐々木すみ江,根岸季衣,本田博太郎,鈴木保奈美,古谷一行
原作・脚本
【原作】中脇初枝,【脚本】坂口理子
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
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2/0モード(ステレオ)
日本語(解説)
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