NHKスペシャル 新・映像の世紀「第2集 グレートファミリー 新たな支配者」 2015.12.02


ニューヨークでは毎年12月に入ると世界で最も有名なクリスマスツリーに灯がともる。
ツーワン…。
(拍手と歓声)80年前から続いてきたアメリカの国民的行事である。
ツリーがそびえるのは巨大ビルロックフェラーセンタ−の中庭。
ロックフェラーとは石油事業で財を成した企業家の一族である。
ニューヨーク郊外にある一族の邸宅の一つ。
あるじはアメリカをつくった男といわれた…石油事業で築いた資産は現在の価値で22兆円。
人類史上最大の富豪といわれる。
この邸宅は改造され現在ロックフェラー家の映像を管理するアーカイブとなっている。
フィルムには19世紀末に現れた一人の企業家が石油事業を起こし世界最大の富豪となるまでの物語が刻まれている。
これは1930年代初めに撮影されたジョン・ロックフェラー。
90歳を過ぎていた。
100歳まで生きると公言していた。
ロックフェラーは誰よりも早く新しいエネルギー源石油に目をつけ石炭で動いていた世界を一変させた。
ライバルをたたき潰しその冷酷さから悪魔とも呼ばれたロックフェラー。
しかしプライベート映像で子どもや孫に囲まれた表情はどこにでもいる好々爺である。
そしてこの子どもたちもまた莫大な富と名声を足掛かりに政財界に進出する。
ある者は世界最大の慈善団体のリーダーに。
ある者はアメリカ副大統領になった。
またある者はアーカンソー州知事や世界屈指の銀行のトップに。
この無邪気に遊ぶ子どもたちが数十年後さまざまな分野に君臨する事になる。
第1次世界大戦終結後の1920年代。
未曽有の好景気に沸いたアメリカ。
その原動力となったのはロックフェラーをはじめとする巨大財閥グレートファミリーだった。
ファミリーは新しいビジネスに乗り出し新興国アメリカを資本主義大国に押し上げた。
マネーの力で産業界を牛耳ったモルガン家。
死の商人から転身し新製品を次々に生んだデュポン家。
発明王エジソンが設立したゼネラル・エレクトリック社。
自動車王フォードは大量生産を確立させた。
しかし繁栄が天井知らずだった分だけ奈落も底なしだった。
1920年代最後の年。
アメリカを大恐慌が襲う。
それは資本主義の逃れられない宿命を世界に思い知らせる事となった。
私たちはなぜ今こんな世界に住んでいるのか。
これからどこへ向かうのか。
百年の時を映像で追体験する「新・映像の世紀」。
2回目の今日は狂乱の1920年代を動かしたグレートファミリーの野望。
そこから浮かび上がるのは現在の世界を覆い尽くした資本主義というモンスター誕生の物語である。
これは1919年第1次世界大戦が終わった廃虚のヨーロッパ。
連合国イギリスフランスは大戦には勝利したものの国力を使い果たし消耗しきっていた。
一方戦場にならなかったアメリカではヨーロッパから帰還した兵士たちの凱旋パレードが続いていた。
連合国を勝利に導いたアメリカはその圧倒的な経済力と工業力で世界のリーダーに躍り出た。
パリでは敗戦国ドイツの賠償などを話し合う会議が始まろうとしていた。
アメリカ大統領ウィルソンを人々は熱狂的に歓迎した。
しかし指導力を発揮したのはアメリカの一介の銀行家モルガンだった。
大統領の方針に反しドイツに重い賠償金を課すよう会議を動かした。
モルガンにとって何より重要だったのは連合国に貸し付けた戦費の回収だった。
大統領をしのぐ発言力を持つモルガンはウォール街の帝王と呼ばれた。
モルガンがオフィスを構えるウォール街。
一般の顧客は相手にせず看板さえない。
アメリカに中央銀行の制度がなかった1913年までその役割を担っていた。
アメリカを陰で動かす男をメディアは追いかけ回したがモルガンはカメラ嫌いだった。
神秘のベールに包まれていたモルガンが世間の目にさらされた事件がある。
タイタニック号の沈没である。
これは1912年4月。
完成間際のタイタニック号を撮影した映像。
4月10日ヨーロッパの富豪などを乗せイギリスからニューヨークに向けて出航した。
そしてその4日後。
タイタニック号は大西洋で氷山と衝突した。
1,500人以上が犠牲となった。
船の運航会社のオーナーはモルガン一族だった。
救命ボートの不足金持ちの救助を優先した疑い。
関係者が詰めかけた。
巨額の保険金を掛けていた事も人々の怒りを買った。
しかしモルガンは動じなかった。
モルガンはアメリカ経済の陰の支配者だった。
あらゆる企業がモルガンの投資で巨大化した。
大陸横断鉄道などの鉄道会社。
発明王エジソンが作った家電メーカー。
ベルが作った通信会社。
そして高級車ブームを起こしたGM。
アメリカの基盤を作った企業は皆モルガンの顧客だった。
盾つく者などいなかった。
空前の好景気に沸くアメリカを目指して世界中からマネーと人が流れ込んでいた。
これは当時のマンハッタン五番街の映像。
グレートファミリーが豪邸を構え高級ブランドが軒を並べた。
視覚と聴覚に障害をもつ社会運動家のヘレン・ケラーが当時の五番街を訪れている。
摩天楼の建設競争も始まっていた。
地上319メートル世界一高いビルの建設を始めた自動車メーカーのクライスラー。
すると業界トップGM自動車の陣営はエンパイア・ステート・ビルで応戦する。
屋上に高さ60メートルの巨大なポールを取り付け大きく上回った。
アメリカ最大の成長産業は自動車。
その勢いがそのまま空に持ち込まれていた。
アメリカの自動車は技術革新によって10年で価格が1/3に下がり大衆の乗り物となっていた。
登録台数は8倍に増加した。
アメリカ中に道路が整備され道沿いにガソリンスタンドが現れた。
この急速な自動車の普及は一人の富豪を生んだ。
石油王ジョン・ロックフェラーである。
1924年。
全米で初めて発表された長者番付ではフォードモルガンを抑え断トツの1位だった。
当時のメディアにとってロックフェラーは大統領以上のスーパースターだった。
庶民は世界一の金持ちの一挙手一投足を見たがった。
ロックフェラーは出会った人にコインを渡すのが習慣だった。
この映像は初めて飛行機に乗るというロックフェラーを追いかけたもの。
五大湖近くの田舎町で石油が大量に発見されたのは19世紀半ば。
これはその油田を後に撮影した映像である。
地下から湧く燃える水の存在は古くから知られていたがアメリカで大規模に見つかったのは初めてだった。
油田の周辺には一獲千金を夢みて男たちが集まり手当たりしだいに地面を掘り起こした。
後ろに見える煙は石油が原因の大火事。
事故が頻発していた。
しかも大金を投じても必ずしも石油が見つかる訳ではない。
石油ビジネスはまともな人間のやる事ではないと考えられていた。
しかしロックフェラーの考えは違った。
石油の採掘そのものには手を出さず人が採掘した石油を買い集め精製し販売するビジネスを始めたのだ。
優秀な科学者を雇いどんな不純物を含んだ原油でも精製できる技術を開発。
自社製品こそが世界標準と銘打ち設立した会社をスタンダード石油と名付けた。
スタンダード石油は全米の石油産業の90%を支配石油の富を独占した。
しかし無敵のロックフェラーを脅かす出来事が起こった。
景気が拡大する中持てる者と持たざる者の格差が広がっていた。
ヨーロッパでの労働運動の影響も加わりアメリカ各地でデモが頻発していた。
ロックフェラー家所有のコロラドの炭鉱会社では9,000人の労働者がストライキを起こした。
会社は鎮圧部隊まで動員。
労働者やその家族30人以上が亡くなった。
この事件でロックフェラーを激しく非難したのが社会運動家あのヘレン・ケラーである。
これは自動車王フォードと会った時の映像。
顔を触り言葉を読み取る。
企業家に面会を取り付け労働者の待遇改善を訴えていた。
しかしロックフェラーは意に介さなかった。
自動車のみならず戦場では飛行機や戦車が登場していた。
もはや世界はロックフェラーの石油なしには動かなくなっていた。
アメリカの振りまく富のにおいは世界中の人々も引き寄せていった。
これはアメリカの玄関口ニューヨーク・エリス島に到着した移民たちの映像。
1920年からの10年間で400万人を超える人々が押し寄せた。
最も多かったのがイタリア移民。
そしてヨーロッパからやって来たユダヤ人だった。
ロシア周辺には世界で最も多い700万のユダヤ人が暮らしていた。
革命の混乱の時期ユダヤ人の大量虐殺が起こっていた。
犠牲者は10万人を超えた。
迫害から逃れた人々がアメリカに新天地を求めた。
ユダヤ人移民の中に後に世界的な化粧品会社を興す事になるマックス・ファクターもいた。
ロシアで貴族お抱えの化粧師をしていたが妻子と共に決死の覚悟でアメリカに向かった。
ロシアにあった世界最大のユダヤ人コミュニティーが今度はニューヨークに移った。
ユダヤ人のパワーはグレートファミリーと共にアメリカのもう一つの強さを生む事になる。
隙間産業をねらうユダヤ人が目をつけたのが誕生間もない映画だった。
当初の映画はニュースが中心。
ユダヤ人は客を呼べるエンターテインメントを作ろうと新たな映画会社を設立した。
そこに一人の人物が立ちはだかる。
発明王…映画カメラを発明し撮影上映の特許を独占していたエジソンはあらゆる映画制作に対して特許料を要求した。
支払いを逃れようとする者を次々と告訴した。
ユダヤ人たちはスタジオを捨て19世紀の開拓民さながらに西部を目指した。
エジソンの監視の目から逃れるためだった。
そうして誕生したのが映画の都ハリウッドである。
パラマウントワーナー・ブラザース20世紀フォックス…。
ビッグ5といわれた大会社は全てユダヤ人が創業者だった。
ハリウッドにはあのマックス・ファクターも参加。
女優のあら隠しのためにメークアップ術を開発した。
マスカラリップブラシなどの化粧用具が瞬く間に一般女性へと広まった。
俳優を志すユダヤ人も多く名だたるスターが次々と生まれた。
ユダヤ人が切り開いた映画産業はアメリカが世界に誇る一大産業へと成長していった。
しかし自らの才覚でのし上がろうとする者はあくまで少数派。
移民の多くは巨大な工場へ職を求めた。
これはデトロイト郊外のフォードの工場へ向かう人々。
フォードの工場には相場の2倍という給料に引かれ年に5,000人を超える移民が押し寄せた。
どの企業も言葉も文化も異なる移民をアメリカ人労働者に育てる事に苦労していた。
この映像はフォード社が工場の中に作った学校で一から英語の基礎を教え込んでいる様子。
移民労働者に翻弄されるある工場の日誌が残されている。
1920年に禁酒法が施行された。
禁酒法を強く求めたのはフォードをはじめとする経営者たちだった。
飲酒によって仕事の能率が落ちていると訴えた。
フォードと親交のあつかった発明王エジソンも禁酒法制定に積極的だった。
法律を支援する映画まで制作している。
禁酒法推進派の女性運動家たちが違法な酒場を襲う映画である。
そのころ日本は未曽有の災害に襲われていた。
これは1923年9月。
関東大震災直後の映像。
戒厳令の中アメリカ人カメラマンがひそかに撮影した映像である。
アメリカ政府はアジアに駐留していた戦艦など17隻を日本に派遣。
大規模な災害援助を行った。
ウォール街の帝王モルガンも手を差し伸べた。
日本政府が発行した復興公債1億5,000万ドル現在の価値で実に20億ドルを引き受けた。
日本政府がその莫大な債務を償還し終えるのは40年後の高度成長期の事である。
グレートファミリーはこの時期アメリカ国内だけでは満足せず世界中に市場と資源を求め始めていた。
石油王ジョン・ロックフェラーは70歳を過ぎ当主の座を息子のロックフェラージュニアに譲っていた。
ジュニアは一族が目指してきた理想を受け継いだ。
自由貿易を広げる事こそが世界に平和をもたらすという考えだった。
有り余る富で設立した慈善団体ロックフェラー財団の活動が資本主義伝道の手段となった。
財団が力を入れたのは途上国の生活水準の向上。
ジュニアは日本が統治していた朝鮮半島を訪れた。
朝鮮総督斎藤実と会見し日本の医療水準を上げる策を話し合った。
北京では財団が設立した病院の落成式に出席。
中国で最先端医療を誇る病院だった。
アフリカでは黄熱病マラリアなどの伝染病の撲滅や公衆衛生の改善に取り組んだ。
労働環境を整え生産性を上げる。
現地の所得を向上させ市場を広げる。
世界に資本主義を浸透させる遠大な計画だった。
これはナイジェリアで労働者に給料を支払っている様子。
研究チームは財団内部向けの文書でその成果をこう報告している。
大規模な慈善活動で一家のイメージアップを図りながら資本主義を広める。
ロックフェラー家2代目ジュニアは世界一金を使うのがうまい男と呼ばれた。
1920年代。
アメリカの国民所得は30%以上増え史上初めて生活必需品以外のものを買える社会が到来した。
絹の肌触りをアピールしたレーヨン。
安価で大量生産できる人工繊維が女性の装いを華やかにした。
セロファンは包み紙を進化させた。
店員から渡されていた商品を自由に選べるようになりスーパーマーケットが広がった。
これらを大量生産したのはグレートファミリーの一つデュポン。
19世紀から火薬メーカーとして君臨してきた企業である。
これはキューバの別荘でバカンスを過ごすデュポン家のホームムービー。
火薬の原料ニトロセルロースを使って開発したばかりのカラーフィルムで撮影された。
デュポンは第1次世界大戦では連合国に火薬の40%を供給。
死の商人とも呼ばれた。
デュポンは火薬の原料から合成ゴムやプラスチックなどさまざまな素材を開発した。
中でも爆発的に売れたのが…デュポンは火薬メーカー以上の利益を上げた。
新製品が発売される度人々は欲望をかきたてられていった。
週休2日制が急速に広がったのもこのころ。
空前の旅行ブームが到来した。
アメリカ人の憧れは花の都パリだった。
カフェはアメリカ人で埋め尽くされた。
パリを度々訪れた若きアメリカ人作家がいる。
「グレート・ギャツビー」など豊かさをおう歌するアメリカを華麗な文体で描いたフィッツジェラルド。
貴重な映像が残されている。
パリに一家で旅行した際の映像。
無二の友人だったヘミングウェイの姿もある。
従来のモラルを壊し放蕩三昧の生活を送るフィッツジェラルドはアメリカ消費社会のシンボルだった。
これはパリのアメリカ人を夢中にさせた伝説のバレエ団バレエ・リュスの貴重なリハーサル映像。
当時あまりに前衛的すぎると物議を醸したその踊りがモダンバレエのルーツといわれる。
プリマドンナの…天才ダンサーニジンスキーと並ぶ人気だった。
彼女にほれ込み結婚したイギリス人がいる。
世界的な経済学者あのジョン・メイナード・ケインズである。
1929年に入ってもアメリカの好景気は天井知らずだった。
自動車や住宅ローンの普及で当座の現金がなくてもすぐにものが手に入るという感覚は当たり前になっていた。
合言葉は…株式でも僅かな資金さえあれば残りは株券を担保に借金をして買える仕組みが広がっていた。
1929年10月19日。
モルガン商会は景気の過熱を懸念するフーバー大統領に金融リポートを提出した。
その5日後の事だった。
大暴落の暗黒の木曜日から数日後の映像。
現場のアナウンサーの生々しい実況が残されている。
GMやUSスチールなど優良株が軒並み半分にまで暴落。
1週間で数百億ドルが消え去った。
株券は紙くず同然になった。
借金をして株を買っていた人々は返済を迫られ次々に破産していく。
石油王ロックフェラーは絶望する人々に向けてメッセージを発した。
金融王モルガンが議会の聴聞会に召喚された。
過剰な投機熱をあおった事自分だけはいち早く資金を引き揚げ被害を免れた事そして脱税が追求された。
私たちが2008年あのリーマンショックの時に見た光景が75年前にもあった。
奈落の底に落ちたアメリカ。
更なる悲劇が襲う。
1930年代。
中部の農村地帯にダストボウルと呼ばれる砂嵐が突如出現した。
砂嵐は10年近く断続的に続いた。
これは何かの報いではないか。
誰もがそう考えていた。
農家は土地を捨て西へ向かった。
アメリカ大陸を横断する国道ルート66は350万人の農民たちで埋め尽くされた。
社会主義国家ソビエトは順調な計画経済を高らかにうたい上げ欲にまみれた資本主義をあざ笑った。
これは当時のアメリカの映像を使ってソビエトが制作したプロパガンダ映画である。
大恐慌のさなかロックフェラー家は巨大ビルロックフェラーセンターを完成させた。
しかし期待どおりにはテナントは集まらなかった。
2代目ジュニアが採算を度外視しても建設を続けたのは資本主義の健在ぶりを世界に示すためだった。
そしてロックフェラー一族の理想「WorldPeacethroughTrade」を巨大ビルとして形にするためだった。
ビル建設によって7万人を超える労働者が職を得た。
人々は仕事を与えてくれた事に感謝してポケットマネーを出し合い特大のクリスマスツリーを中庭に作った。
実は後に3代目を継ぐロックフェラーの孫も一族の理想を形にしようとしている。
3代目当主となったデイビッドはウォール街に2つの棟を持つ世界最大のビルの建設を計画した。
一族の掲げた理想「WorldPeacethroughTrade」から正式名称はワールド・トレード・センターと名付けられた。
そう21世紀最初の年無残に崩れ去ったあのビルである。
1937年。
創業者ジョン・ロックフェラーは97歳で大往生していた。
目標だと公言していた100歳には僅かに及ばなかった。
遺産を調べると大暴落の時に安く手に入れた優良株を高値で売りさばき損失分をそっくり取り戻していた。
亡くなる前病床のロックフェラーを自動車王フォードが見舞った。
「さらばだ天国で会おう」と声をかけたロックフェラーにフォードはこう返したという。
アメリカから起こった恐慌の波は瞬く間にヨーロッパをのみ込んだ。
そして日本にも押し寄せた。
資本主義への幻滅が広がっていた。
これはフランスの労働者が起こしたデモ。
3万人がパリコンコルド広場に詰めかけた。
労働者たちは「ファシズムや社会主義の方がましだ」と叫んだ。
イタリアやドイツ日本では恐慌を抜け出そうとしてファシズム軍国主義が台頭。
資源と市場を求めて領土拡大に進んでいく。
世界は一触即発となった。
デュポン家は第2次世界大戦の足音が聞こえてくると再び火薬メーカーに戻っていっ2015/12/02(水) 00:10〜01:00
NHK総合1・神戸
NHKスペシャル 新・映像の世紀「第2集 グレートファミリー 新たな支配者」[字][再]

1920年代、未曽有の好景気に沸いたアメリカは欧州列強に取って代わり、世界のリーダーに躍り出た。その原動力となったのが、巨大財閥“グレートファミリー”だった。

詳細情報
番組内容
石油に目をつけ、悪魔とも呼ばれながら史上最大の富豪となったロックフェラー家。大統領をしのぐ発言力を持ち、金融界を牛耳ったモルガン家。大量生産で、車を大衆の乗り物とした自動車王フォード。アメリカのふりまく富の匂いは、世界中の移民も引き寄せ、超大国アメリカの基盤を形作った。しかし世界はやがて大恐慌に見舞われる。グレートファミリーのプライベート映像を駆使、現代の資本主義を生んだ欲望の時代を見つめる。
出演者
【語り】山田孝之,伊東敏恵

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
ニュース/報道 – 報道特番

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