(桃園 2日 中央社)台湾桃園国際空港で1日、現金190万台湾元(約715万円)を申告せずに海外へ持ち出そうとしたとして、航空警察局が韓国人女性から事情を聞く騒ぎがあった。
女性はこの日午後、韓国・仁川行きの便に搭乗する予定だった。警察によると、保安検査で女性のカバンの中身を確認したところ、多額の現金が見つかったという。女性は出国を取り止めた。以前台湾で投資した金を韓国へ持って帰るつもりだったと供述している。
台湾では台湾元の現金を海外へ持ち出す場合、10万元(約38万円)以上は事前の申告が必要とされている。
(卞金峰/編集:齊藤啓介)