15年は史上最も暑い年、16年はさらに暑くなるとの予想―世界気象機関
配信日時:2015年12月2日(水) 17時46分
2015年11月29日、世界気象機関(WMO)はこのほど、2015年は気象統計を取り始めた1850年以降で史上最も暑い年になる見込みだと発表した。世界の平均気温が産業革命前よりも2度上昇すると深刻な影響が生じるとされるが、すでに1度上昇した状態となっている。香港メディア・端傳媒が伝えた。
【そのほかの写真】
米航空宇宙局(NASA)と米海洋大気庁(NOAA)は、2014年は過去最も暑い年になったと発表していたが、それをわずか1年で更新。WMOは、エルニーニョ現象により、16年はさらに気温が上昇し、15年より暑くなると予想している。
気候変動は気温だけにとどまらない。声明では、11〜15年を有史以来最も暑い5年とし、欧州や北アフリカ、中東での激しい熱波や、甚大な被害を出す巨大台風や洪水、干ばつなどさまざまな自然災害や異常気象が各地で多数引き起こされた5年でもあったと指摘した。
高温の原因は温室効果ガスとエルニーニョ現象の二つがあり、15年における大気中の主要温室効果ガス(二酸化炭素、メタン、亜酸化窒素)量はいずれも前年を上回った。(翻訳・編集/岡田)
【そのほかの写真】
米航空宇宙局(NASA)と米海洋大気庁(NOAA)は、2014年は過去最も暑い年になったと発表していたが、それをわずか1年で更新。WMOは、エルニーニョ現象により、16年はさらに気温が上昇し、15年より暑くなると予想している。
気候変動は気温だけにとどまらない。声明では、11〜15年を有史以来最も暑い5年とし、欧州や北アフリカ、中東での激しい熱波や、甚大な被害を出す巨大台風や洪水、干ばつなどさまざまな自然災害や異常気象が各地で多数引き起こされた5年でもあったと指摘した。
高温の原因は温室効果ガスとエルニーニョ現象の二つがあり、15年における大気中の主要温室効果ガス(二酸化炭素、メタン、亜酸化窒素)量はいずれも前年を上回った。(翻訳・編集/岡田)
関連記事:
おすすめ記事
- 最新
- 時事
- 国際
- 社会
- スポーツ
- エンタメ
- 地域
- 経済
- 文化
- 広場
- 話題
アンケート
-
実施中年末年始の旅行計画
-
実施中世界野球WBSCプレミア12、日本敗退
-
実施中浅田真央選手の2018韓国・平昌冬季五輪出場
-
実施中一人っ子政策の廃止
SNS話題記事
社会アクセスランキング
- 1
中国初の国産旅客機ARJ21は日本のMRJのライバルか?―強気な中国ネットに日本ネットは「海外で型式認証取れないのに…」と相手にせず2015年12月2日 8時57分
- 2
中国人は知らない日本の航空用エンジンの実力=「反日感情の高さと比べると、日本に対する理解は哀れに思うくらい少ない」―中国ネット2015年12月2日 18時57分
- 3
日の丸ジェット旅客機MRJ、初飛行成功に米中韓ネットの反応さまざま2015年11月15日 6時30分
- 4
日本に急増の外国人専用施設、“日本人お断り”に韓国ネットはうがった見方も=「自国民を冷遇する韓国とは違う」「観光客優待と見せ掛けて…」2015年12月1日 8時34分
- 5
日本のどこにでもある風景、韓国人の目には「天国」?=韓国ネット「だから日本人は韓国でがっかりするのか」「韓国も20年後くらいにはこうなる」2015年11月30日 5時20分