未来広告ジャパン!「ニュース番組はどう作られるか」 2015.12.02


みんなも自分のすんでいる町をしらべてみてね!じゃあまたね〜バイバ〜イ!
(テレビ)「明日からの天気です。
明日も関東から西では…」。
よし。
今度の日曜は晴れそうだな。
よし…。
(カノ)あっキラトおまえテレビなんか見てていいのか?もうすぐ局長と打ち合わせの時間だぞ。
もうちょっとだけ天気予報が見たいんです。
今度の日曜大事なサッカーの試合なんですよ。
へえ〜。
でも仕事中にテレビを見るなんて・「いけないんだイケメンだ」
(局長)おはよう。
プロジェクトメンバーのしょ君。
局長すいません。
いやいや。
お天気や世の中の動きテレビの情報はまあ生活には欠かせないよねえ。
ということで局長クイズ!ニュース報道番組。
バラエティーお笑い番組。
さあどれだ?ぼくけいじドラマが好きなんですよ。
だからドラマ!いやいやいやここはバラエティーとお笑いでしょ!正かいはニュース報道番組!
(2人)え〜っ。
この調さ結果を見てほしい。
調さによると実に多くの人がニュースや天気予報をよく見ると答えている。
(カノ)へえ〜そうなんだ。
そこで今日はテレビのニュースがどうやって作られているのか調べてCMにまとめてほしい。
じゃあぼくテレビ局に行ってきます。
キラッとリポート!
調べに行ったのは…
今日は特別に夜7時のニュースができるまでを見せてもらえるんです
うぉ〜モニターたくさんある。
ここがニュースセンター。
365日休むことなくニュースが放送されています
「気象ちょうは北海道では暴風や高波高潮に厳重に警戒するようよびかけています」。
台風のような勢力を持つ低気圧が北海道根室に近づいています
ここは編集コーナー。
北海道の今を伝えるえいぞうがとどいていました
根室の港のえいぞうの中から雨や風波のじょうきょうが一目でわかるものを選び出しています
そのとなりではたん当の人が情報を整理しニュースの原こうを作ります
根室港ではいつもより海面が1メートル50センチも高いこと。
そのため浸水の被害が出るかのうせいがあることを伝えようとしています
夜7時から放送する「ニュース7」の打ち合わせです。
今日の低気圧で予想される被害やえいきょうをどうやって視聴者にわかりやすく伝えるか…
台風が来て温帯低気圧になったけれども台風なみに強い勢力をいじしている…。
風の強さをCGで表すことにしました
「ニュース7」をたん当する…
「暴風高波高潮に厳重な警戒が必要です。
大荒れの北海道。
暴風高波高潮に厳重な警戒が必要です」。
ニュース原こうをくり返し声に出して読むことでまちがいがないかをチェックするそうです
(武田)「北海道では雨を伴って非常に強い風が吹く大荒れの天気となっています」。

夜7時「ニュース7」の放送スタートです
「こんばんは」。
「こんばんは。
『ニュース7』です」。
「こちらがその低気圧の風の強さを気象ちょうのデータをもとにしめした画ぞうです。
北海道では雨を伴って非常に強い風が吹く大荒れの天気となっています」。
その風の強さを表すCG。
打ち合わせの時のあのメモからできました
(リポーター)「札幌市北区です」。
次は北海道からの生中継です
(リポーター)「駅前のちゅう輪場強い風で自転車がなぎたおされています」。
(武田)「およそ400メートルにわたって通行止めになり車も引き返していきます」。
北海道の人たちに厳重に警戒するようよびかけが続けられました
なるほど。
起こったことを早く正かくにわかりやすく伝えるためにみんながんばってんだな。
それだけじゃないんですせんぱい。
ニュースではこれ以上被害が広がらないように注意をよびかけたりもしていましたよ。
いいところに気がついたわね。
(2人)ミツキさん。
放送局では災害の時の被害を減らすために情報をできるだけ早く伝えて注意をよびかけようと努めているのよ。
災害が起きると人の命がきけんにさらされることがあります。
ニュースは被害をできるだけ減らすため防災・減災報道に取り組みます。
今何が起きているかの情報を早くつかむためNHKでは全国でヘリコプターが待機。
きん急事たいが起きるとすぐにげん場に飛び空からじょうきょうを伝えます。
さらに無人のロボットカメラをふんかが心配される火山や悪天候の時に近づけない海ぞいなどにせっ置。
全国およそ500か所でさつえいを続けています。
一秒でも早く災害の情報をつかんで伝えるためです。
そして真夜中のNHKニュースセンター。
毎ばんのように行われる災害報道の訓練です。
スタッフそしてアナウンサーも持ち場に急ぎます。
キュー!「三重県では強いゆれに警戒してください。
大津波が来ます。
今すぐ逃げてください!大津波警報が出ています。
みなさんにお伝えします。
今すぐ可能な限り高いところへ逃げること!今すぐ逃げること!」。
アナウンサーが強い口調でひなんをよびかけます。
命を守るために逃げるよう強くよびかける。
これが一人でも多くの命を救うための減災報道です。
こうしたよびかけは東日本大震災がきっかけで作られました。
2011年3月11日東日本をおそったきょ大地震と大津波。
「このあとも高い津波がおしよせるおそれがあります。
引き続き警戒をお願いします」。
この災害で死者ゆくえ不明者は2万人近くにおよびました。
今度大津波警報が出た時どう伝えれば逃げおくれる人を減らせるか。
「では引き続き地震と津波の情報をお伝えします」。
武田キャスターも加わって減災報道としてこう果のある伝え方についてくり返し話し合われました。
そこまでできて初めて……というふうに考えているんですね。
テレビの向こうで情報を伝えてる人たちがそんなにいろいろ考えてるなんて知らなかったな。
ニュースにたずさわる人たちのせきにんの重さとなんとかしようという気持ちの強さを感じました。
よしCMにするか!はい!
情報を集めてまとめて正かくに伝えるニュース。
災害の被害をいかに減らすか。
大きな使命がある。
人の命を守る。
人のくらしを守る
ジャパン!ここは中村獅童歴史研究所。
2015/12/02(水) 09:35〜09:45
NHKEテレ1大阪
未来広告ジャパン!「ニュース番組はどう作られるか」[解][字]

「日本の国土と産業」を学ぶ小学5年社会科番組。日本の未来を考える「ジャパン広告社」の取材現場やCM制作を通して、日本の産業や自然環境、社会のなりたちを探る。

詳細情報
番組内容
舞台は、日本の未来を考える広告を手がける「ジャパン広告社」。その取材の過程での発見や、取材結果をCMの形にまとめていく様子から、日本社会が特徴的な自然環境やさまざまな人々の活動によって形づくられていることを知っていく。今回は、メディアと情報について学ぶ。事件や事故などを素早く伝えるニュース。中でも、早く正確に情報を伝え、さらなる被害を減らそうとする「災害報道」の取り組みを見ていく。
出演者
【出演】狩野英孝,若山耀人,遠藤三貴,芋洗坂係長,【語り】濱中博久

ジャンル :
趣味/教育 – 幼児・小学生

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
日本語(解説)
サンプリングレート : 48kHz

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