羽生結弦選手の歴史的な演技から1日たちましたが、織田さん、改めてすごい演技でしたね。
いやぁ、すごかったですね。
もう私、まだ興奮が冷めやりません。
羽生選手、演技の前は、どういったことを考えてたんですか?
とにかく、一生懸命やること、あとは自分の体を信じてあげること、それだけを意識していました。
織田さんが一生に一度、見られるかどうかと言っていた演技、振り返っていきます。
まず、最初の4回転。
いやー、ものすごくきれいでしたね。
高さがすごかったです。
これで勢いに乗った感じですか?
そうですね。
最初のジャンプなので、非常に感覚よく入れました。
そして2つ目の、これが4回転ジャンプ、自信を持って跳んでるように見えたんですけれども、実際は跳んでるときはどうでしたか?
その2種類のジャンプを跳ばなきゃいけないという難しさはありました。
ただ、自信を持ってやってきたことを信じて、やったつもりではいます。
僕はこういったステップシークエンスもカナダ大会から、ものすごく成長したなというふうに感じたんですけれども、宮原選手は、この演技は見ていましたか?
自分は、本番前だったので、このライブでは見てないんですけど、あとから点数を見て、本当にびっくりしました。
本当ね、びっくりでしたよね。
そりゃびっくりしますよ。
そして僕が一番驚いたのは、この演技後半での4回転3回転のコンビネーション。
普通の選手なら、冒頭に跳ぶジャンプなんですけども、疲れとかなかったんですか?
とりあえず、疲れても跳べる練習は、とにかくしてきて。
その4回転が跳べたらというようなことは、考えていました。
そして、このトリプルアクセルも、難しいステップから、3連続のジャンプ。
いやぁ、やはり、その今言った、練習、相当積んできましたか?
しっかり、やってきたつもりです。
やっぱり自信があったんですね。
はい。
そうじゃないとね。
これだけの演技、できないですよね。
そして僕も左斜めからね、いけ!って、叫んでましたね、この最後のトリプルルッツ。
ガッツポーズ、出たよ。
ガッツポーズ出たよ!
自然に出た感じですか?
いやもう、やる気でいました。
イメトレから、ガッツポーズのイメトレを。
おー、でも、本当にそのイメージどおりに、ガッツポーズ出ましたよね。
そして、最後のコリオシークエンスは。
どういったことを考えながら、滑ってましたか?
とにかく、表現したいことも、たくさんあったんですけれども、それよりもまず、皆さんの手拍子、応援をしっかりと受けながら、滑ることを意識していました。
いやぁ、クライマックスのこの部分、本当に盛り上がって、イナバウアーまで。
すごかったですね。
本当、後半まで、スピードが落ちずに、とても勢いがあって、本当にすばらしい演技でした。
羽生選手、これだったら、点が出るかなみたいな予感はあったんですか?
いや、もう、300点、200点を超える勢いというか、そういうつもりでやって来たんで。
あとはもう、結果を待つのみだと思ってました。
そしてこの表情。
ということで、きのう、見事、NHK杯優勝、そして300点を超えました羽生結弦選手。
そして、初優勝を果たした宮原知子選手のお2人に来ていただきました。
おめでとうございます。
おめでとうございます!おめでとう!
本当にすばらしい演技でした。
どうぞ、お座りください。
すごかった、2人とも。
ここから改めて伺っていきたいと思いますけれども。
羽生選手、きのうは眠れなかったと聞いてるんですけれども、まだ興奮冷めやらぬ感じですか?
そうですね。
やっともうエキシビションも終わり、本当にクロージングっていうことになったので、最後まで本当にけがなく終われてよかったなと、まずは思ってます。
そうですね。
宮原選手が17歳、羽生選手が20歳ということで、お2人はどういう間柄?どういう呼び方で呼び合っているのかなって思ったんですけど、どうですか?
どうですか?
僕は知子ちゃんのことは、さっとんって。
僕と一緒ですね、僕もさっとんと呼んでるんで。
宮原選手は?
羽生君って…。
すごく普通じゃないですか。
なんか宮原選手、僕にも織田君って。
そうなんですね、真面目な人柄が出てますけども。
さて、今大会は羽生選手は何度も、大会中、大会前、口にしていたことばがあるんですけれども、それ、こちらです。
いや本当に、思わずかんでしまうぐらいの血のにじむような、努力だったと?
もう、そこは触れないでください。
すみません。
でも、今まで体験したことないような練習方法って、おっしゃってたんですけど、どんな、またどのくらい練習を積んできたんですか?
どんなって言われて答えられることはちょっと少ないんですけど、ただ本当に、今までの自分の考えてきた常識というか、そういうものは本当に取っ払って。
取っ払って?
取っ払って。
今までのやってきた練習以上にものすごくやって来たということ?
その自信にもなりましたし、またなんか、自信をつけられるような練習のしかたを工夫してやって来たので。
具体的に言うと?
言えないです。
えー!気になる、気になる。
やっぱり通し練習というところですか?
もちろんプログラムを通す練習というのもすごく大事にしてきましたし、それで、自分がどうやったらきれいに跳べるのかということを、ひたすら研究はしてきました。
研究、自分の映像を見ながら?
もちろん自分のも含め、もちろん織田選手、選手じゃない!織田さんの選手時代の。
あらやだ。
きれいな4回転4回転。
4回転3回転を。
ありがとうございます。
恐縮でございます。
3回転4回転を。
通し練習とかって、何回ぐらいとかって、回数とかも決めたりしないんですか?
決めたりするときもあるし、しないときもあります。
ただ、それはもう、自分の体調に任せて、それ以上自分の体調が悪かったら、それ以上やってけがしても、意味がないですし。
しっかりとそこはコントロールしていました。
今シーズン、羽生選手が重点的に取り組んできたことというのが、練習量もさることながら、表現のところですよね。
かなりこだわってこられたということですが、今回、実は8月に陰陽師の映画で主演を務めた、狂言師の野村萬斎さんと対談をされて、そして、萬斉さんに、狂言ならではの動きを実際に見せてもらいながら、いろいろ刺激を受けてきたと聞いているんですが。
そうですね。
まさに別次元の表現の方法であったり、考え方であったり、ただ、その中にも、やはり僕たちがベースとしているバレエの動きであったりとか、そういう表現という考え方に関しては、やっぱり共通するものがあったりと、本当にいろいろな刺激を受けました。
実際に萬斎さんと出会ってから、演技の冒頭の振り付けも少し変えたって聞いたんですけど?
そうですね、最初のころはシェリーン・ボーンさんに振り付けをしていただけたんですけど。
これですね。
グーだったんですよ、上の手が。
あっ、今、パーになってますね。
はい。
これは最初の…を結んでいる手がじん、人であって、その上の手は天を表しているその、足で地っていう、天地人をつかさどっているというイメージで。
これはもう本当に、野村萬斉さんに教えていただいたというか、本当にご教授いただいたものを、そのまま使わせていただいているんですけども。
見た目だけではなくて、一つ一つの意味合いを踏まえた演技になったわけですか?
そうですね。
より何か、形という、芸能の分野である形っていう、意味のある振り付けを、一つ一つこなしていくというようなことについては、かなり考えてやって来たつもりではあります。
こういう取り組みって、宮原さん、どう思われます?
細かいところまで、本当にすごいなと思うので、自分もショートもフリーもいろいろしてきたんですけれども、もっと細かく頑張りたいです。
さすが勉強家ですね。
さあ、そしてきのうの演技について、オーサーコーチ、ブライアン・オーサーコーチ、こんな話をされてるんです。
どうでしょう?
もう、ここまで、まず練習して、強くなろうと工夫して、いろいろやって来れたのはやはり、ブライアン・オーサーコーチを含めたクリケットクラブの先生方のおかげなので、本当になんか、強くなっていくって言われたのが、なんか自分のおかげでみたいな感じになってますけれども、なんか僕が頑張ったからみたいな感じになってますけれども、本当に本当に、ブライアンさんたちのおかげだなと、僕は思っています。
本当にね、そんなふうに言われてしまうと、でも、これからも。
長野にいる皆さん、東京の杉浦です。
羽生選手、宮原選手本当に優勝おめでとうございます。
おめでとうございます。
ありがとうございます。
羽生選手、柔道の野村忠宏ですけれども、はじめまして。
はじめまして。
優勝おめでとうございます。
ありがとうございます。
外から見てたら、羽生選手って、優しい、羽生君っていうイメージがあるんですけれども、リンクに上がるときにはね、本当に強く、力強く鋭い目つきに変わって、表情がすごい変わるんですよね。
ありがとうございます。
やっぱりそのときって意識して変えるものなんですか?
いや、もう集中しているときというか、靴を履いたりとか、本当に自分がスケートに携わっているときというのは、もう、また別の人格が出てくるような感覚であって、やっぱりすごく集中して、演技に真剣に取り組むということは意識しています。
そうなんですね。
ではここからは、宮原選手にも初優勝の喜びを伺っていきたいと思いますけれども。
宮原選手、なんといっても、このジャンプの安定感、すばらしいですね。
ミスする気配すらないですよね。
全くなかったですね。
羽生選手もうなづいていますけれども。
今大会、ショートとフリーで跳んだ10回のジャンプで、大きなミスがほとんどない。
この安定感というのは、一体、どこから生まれてくるものなんですか?教えてほしいです。
教えてほしいです。
何を言ってるんですか。
どうなんですか?実際。
自分では本番のときは、絶対、失敗したくないっていう気持ちが強くて、練習のほうがいつも試合よりもいいことが多いので、悔しいこともあるんですけど、今回は練習から本番もすごくよくて、勢いに乗れた感じがしてます。
まだまだ練習でやっていることを出せれるっていうことですね。
実は宮原さんのこの安定感を生んでいる、ちょっと変わった練習というのがあるんですけど、見ていただいていいですか?
知りたい。
でしょ?これなんですけど、羽生選手、すぐ分かると思います。
これ。
反対の。
そうなんですよ。
反対回りで練習してるんですけど、宮原さんね、いつも練習の最後にこの逆回転のジャンプの練習してるんですよ。
これはなぜ練習してるんですか?
スケートを始めたときに、反対回りで本当は始めたんですけど、それがあって、今の反対回りのスピンがあるんですけど、いつも同じ方向ばっかりしてると、体もゆがんでくるので、反対のジャンプもやると、ゆがまなくていいんじゃない?っていう先生のアドバイスで始めるようにしました。
僕も実は、宮原選手が隣で練習してたので、逆回転やったんですけど、シングルアクセルも跳べなかったです。
そのぐらい難しいんです。
本当に、逆回転、ね?羽生選手。
難しいですね。
難しいですよね。
本当に淡々と逆回転のスピンもこなしていますけれども、普通できないですよね。
できない。
やっぱりそうですか、羽生選手からしても、そうですか?
いや、僕からというか、全スケーターからしてそうです。
でも、僕は羽生選手、逆回りの4回転跳べるんじゃないかなというぐらいに。
そういうむちゃぶりはいらないです。
それ跳んだら、何点出るんですか?一体。
何点出るんでしょうかね。
そして宮原選手、僕が今回一番感じたのが、表現力というところで、一皮も二皮もむけたなっていう印象なんですけどね。
ご自身ではいかがですか?そういった部分は。
今回は特に、ジャンプもよかったので、表現の面でもすごく気持ちよく滑ることができました。
特にね、ファイヤーダンス、ショートプログラムの曲なんですけど、本当にこう、宮原選手の情熱が伝わってくるかのような、すばらしい演技でした。
羽生選手、いかがですか?宮原選手の。
まずジャンプがこれだけ安定しているからこその、なんですかね、表現に磨きをかける時間があるのかなと思うのと同時に、やっぱり、すごい伝わってきますよね。
今、映っているのが、宝塚歌劇団出身の先生に指導を仰いでいるところなんですけれども。
今シーズンからね、こういう先生にも、習うようになったんですよね?宮原さん。
どうですか?その成果っていうのは。
特にショートプログラムなんですけど、フラメンコの体の動かし方とか、手の動かし方とか、どういうふうに体を動かせば、大きく見えるかっていうのを、たくさん教えてもらって、陸でも氷でも、たくさんレッスンを受けました。
ですよね。
で、その中でも、すごく大人っぽい演技っていうのは、こうやって生まれたんですよね。
僕も大好きな振り付けがたくさんありますからね。
思わず踊っちゃうっていう、一緒に。
まねして、本当に。
まねしちゃうんですよね、ごめんね。
さて、実はNHK杯、きょうは試合のほうは、お2人はなかったんですけれども、エキシビションも行われまして、お2人の演技もありましたので、そちらもご覧いただきましょう。
各種目の上位選手が参加するエキシビション。
羽生結弦選手は、東日本大震災への思いを感情豊かに。
そして。
きのう、衝撃のスコアをマークしたフリーの曲を力強く演じました。
初優勝の宮原知子選手は、かれんな演技で観客を引き込みました。
世界の注目を集めたことしのNHK杯が幕を下ろしました。
本当にね、エキシビションでしたけれども、お2人の演技のあと、会場の皆さん、立ってね。
スタンディングオベーションでしたよね。
エキシビションでも見ないですよね。
そのぐらいの演技をエキシビションでも見せてくれました。
さあ、そして、お2人にはきょうを終えて、またこれから、終わったばかりなのに恐縮ですけれども、目標を書いてもらいました。
まず宮原さん、見せてもらっていいでしょうか。
自分の世界観を作り出す!これ、その心は?
やっぱり、まだ海外のトップの選手とか見ても、顔の表情とか自分には足りないところがたくさんまだあると思うので、自分が滑るだけで見てる方を引き込むようなプログラムができるように、頑張りたいと思って書きました。
今でもね、十分、引き込まれますけどね。
さあ、そして羽生選手。
見えない自分に打ち勝つ!これどういうことでしょう?
もちろん、今回のスコアという点において、もう、完全にもう、自分のパーソナルベストが世界歴代記録になったので、これからやはり、、皆さんがそれを望んで見てくださると思うので、その見えない自分というものに、勝っていきたいなと思っています。
敵は自分?
敵は本能寺じゃないです。
ご自分です。
うまい!
うまく引っ掛けたわけですね。
最後、お後もよろしいようで。
本当にお2人とも、きょうはありがとうございました。
ありがとうございました。
羽生選手、宮原選手にお越しいただきました。
羽生選手、宮原選手本当に優勝、おめでとうございました。
ここからは野村さんと共に、東京のスタジオからお送りします。
まずはこちらです。
J1昇格をかけたプレーオフ準決勝。
残されたいすは1つ。
4チームのしれつな戦いが始まる。
リーグ戦を8連勝で終えた3位アビスパ。
6位V・ファーレン。
初のJ1へすべてをかける。
J1行きの切符を懸けて決勝に進んだのは果たして。
立ち上がりから攻め込んだのはアビスパ。
13分、キャプテンの城後。
24分には左サイドからのクロスに再び城後。
リーグ戦の勢いそのままに攻め続けますが、得点を奪えません。
嫌なムードの中、後半開始3分のコーナーキック。
先制点はウェリントン。
大事な場面は、いつも僕が決めていると、攻撃の柱が粘り強いプレーからゴールを生み出します。
昇格のためには勝たなければならないV・ファーレンも反撃。
アビスパのキーパー、中村航輔が立ちはだかりました。
チームを救ってきた好セーブを、きょうも見せました。
リーグ戦と同じ戦いぶりをプレーオフでも見せたアビスパ。
5年ぶりのJ1復帰に王手をかけました。
1年でのJ1復帰を狙う、4位のセレッソ。
5位の愛媛FCは、悲願の初昇格を目指します。
愛媛は、リーグ戦最後の5試合で4勝1敗と、いい流れで臨みましたが、なかなかシュートに持ち込めません。
一方、セレッソはシュート本数では愛媛を圧倒も、決められず、0対0で折り返します。
引き分けならリーグ戦で上位のセレッソが決勝に進出。
両チーム決め手を欠く中、時間が経過していきます。
そしてアディショナルタイムへ。
愛媛はゴールキーパーも攻撃に参加し、最後の猛攻。
しかし、ゴールをこじ開けることはできませんでした。
耐えたセレッソが決勝進出です。
J1昇格争いも最終盤ですね。
きょう勝ったアビスパとセレッソが最後の昇格枠を争うことになりました。
そして、敗退が決まった愛媛FCのこの方からも、コメントが来ていますよ。
愛媛FC非公認マスコットの一平くんから。
はぁ…、これもそれも、金のノムさんに投げられたときから…。
楽しみは先にとっておくから、これからもよろしくね。
ということですが、なんか勝手に野村さんのせいになってますね。
そうですね、本当に愛媛が負けたのはちょっと残念だったけど、それと自分に投げられたのはね、関係ないやろということでね、これはまた今度、一平くんを見つけてまた背負い投げで投げときます。
ばっちり投げちゃってください。
ということで、そういうことで、アビスパとセレッソの昇格プレーオフ決勝は来月6日に行われます。
きょうはさらにもう1試合、昇格を巡る戦いがありました。
J2とJ3の入れ替え戦。
ホーム&アウエー方式で行われる第1戦です。
J3で2位の町田ゼルビアとJ2・21位の大分トリニータが対戦しました。
4年ぶりのJ2復帰を目指すゼルビア。
かつて、J1でタイトルも取ったトリニータは、降格するにはいかないと、強い覚悟です。
押され気味のトリニータは、前半22分のフリーキック。
キャプテンのダニエルが合わせました。
トリニータが先制します。
一方、ゼルビアは前半終了間際。
エースの鈴木孝司が決めました。
いい時間帯に追いつけたと、同点で前半を折り返します。
勢いづいたゼルビアは、後半27分。
カウンター。
再び鈴木でした。
クラブ史上最多8600人の大声援の後押しを受け、ゼルビア、逆転勝ちです。
一方のトリニータは、来週、ホームで行われる、第2戦での勝利が最低条件です。
きのう行われたJ1チャンピオンシップ準決勝の試合後、ガンバ大阪のパトリック選手に対し、ツイッターで、浦和レッズのサポーターを名乗る人物から、人種差別に当たる書き込みがあった問題で、Jリーグの村井満チェアマンは、再発防止を改めて徹底する考えを示しました。
野村さんはどのように受け止めていますか?
スポーツを愛する者としては、このニュースを聞いたときっていうのは、すごく悲しい気持ちになりましたし、決してあってはならないことですよね。
パトリック選手は、多くのサポーターから愛されている選手なんでね、これからも今までどおり、すばらしいプレーで、ファンを沸かせてほしいなと思います。
以上、サッカーについてお伝えしました。
ロード・トゥー・リオ、きょうの注目は、リオデジャネイロ大会で初めて採用される7人制ラグビーです。
女子の日本代表がオリンピック出場権を懸けた大一番に臨みました。
アジア予選の決勝。
日本の相手はカザフスタン。
直前に行われた1次リーグの試合では、競り負けました。
前半3分。
日本が持ち味のスピードを生かします。
エース、山口の突破。
キャプテン、中村のトライで先制します。
守備では、磨いてきた低く鋭いタックルが光りました。
体格で勝る相手の出足を抑え、7対0とリードして、前半を終えます。
しかし後半開始直後、守備の隙を突かれました。
トライを奪われ、このあと同点に追いつかれます。
ここから日本は、豊富な運動量で攻め続けます。
残り3分を切った場面。
小出が得意のステップ。
抜けた!トライ!
チーム最年少の19歳が、決勝のトライ。
日本は競り勝ち、男子に続くオリンピック出場を、優勝で飾りました。
うれしいですね。
これで7人制ラグビーの日本代表は、男女ともオリンピック出場を決めました。
あのラグビーブーム、ワールドカップから始まりましたけれども、リオでも楽しみがまた増えましたね。
本当にみんなにラグビーの楽しさっていうのを伝えてくれたので、今度は7人制のね、また違ったおもしろさっていうのを見せてほしいなと思います。
そうですね、期待しましょう。
さあ、もう一つこちら。
ウエイトリフティングでは、三宅宏実選手が代表に内定しました。
28日まで行われた世界選手権で、銅メダルを獲得。
大会に出場した日本選手で最上位となり、代表に内定。
前回のロンドン大会では、銀メダルを獲得していますが、4大会連続の、これで、オリンピック出場になるんですけど、どうですか?
4大会はすごいですよ。
実は野村さんも、成し遂げてないんですよね?
自分は3回、負けてないけどね。
でも4大会というのは本当に、すごいことなんですよ。
その中で彼女は前回、銀メダルとって、今回のリオこそと思っているので、ぜひ、金メダルというのを、とってほしいなと思います。
楽しみにしましょう、みんなで応援しましょう。
さあ、その世界選手権の結果、日本の女子は4つの出場枠を獲得する見通しになっています。
残る3人は、来年5月の全日本選手権などの成績を踏まえて、選考されます。
続いて、体操です。
団体日本一を決める全日本団体選手権の決勝。
男子は世界選手権団体金メダルの2人が輝きました。
エース、内村航平は鉄棒。
来年のオリンピック団体の本番をイメージしました。
美しい姿勢で次々に、手放し技を決めます。
研ぎ澄まされた王者の演技を見せました。
そのエースに負けなかったのが、日体大1年生の白井健三。
強化中の平行棒。
世界選手権で見たF難度の降り技を取り入れました。
得意のひねりから着地し、高得点をマークします。
世界選手権でも圧勝した最後のゆか。
この日の最高得点、力を見せつけ、チームは5年ぶりの優勝を果たしました。
乗ってる19歳は、来年のオリンピックへ、どん欲に突き進みます。
女子は日体大の鶴見虹子。
これが現役最後の演技です。
日体大は男女で優勝し、有終の美を飾りました。
女子レスリングの吉田沙保里選手。
アテネ、北京、ロンドンと、オリンピック3連覇を果たし、来年のリオデジャネイロで4連覇を目指しています。
圧倒的な強さを誇ってきた吉田選手。
しかし、ことしの世界選手権を制したあと、涙を見せました。
今、吉田選手が追い求める強さとは。
そしてあの涙の訳は。
至学館大学レスリング部。
吉田選手が強さを磨いてきた場所だ。
まず驚いたのは、その練習量。
体重が10キロも上の選手とのスパーリング。
そして、打ち込み。
3時間の練習中、常に体を動かしている。
33歳となった今も、学生時代と変わらない練習量をみずからに課していた。
年齢的に、やっぱり体の反応とか、どうしても衰える、ちょっと衰えたのかなって感じる瞬間ってのは、やっぱり、ちょっとずつ出てくると思うの。
そういうのって感じる瞬間ってあるの?
やっぱり、体力が落ちやすくなったりとか、やっぱこう、筋肉がすぐ落ちたりとか、ちょっと休むと。
そういうのはすごい感じるときあるんですけど。
けど、やればまた、戻ってくるっていうのはあるので。
追い込んだときの疲労感というか。
それは、すごいありますね。
息の上がり方とか。
なんか、横に抜けてやるのが嫌で、私、レスリング部の。
やっぱり、みんなで頑張れるから、頑張れるというのがあるんで、それは、一緒になってやりますね。
それが最後、できんかったからね。
けど、私まだ30前半なんで。
ぼちぼちかなというのは。
とりあえずリオまではやってかないと、やっぱりそれができなくなってくると、もう自分でも、ああ、ちょっときついかな、もうだめかなって思っちゃうので。
やっぱそこは、やれることは、しっかりやって。
吉田選手の強さの象徴といえば。
タックルが入った。
吉田、来た!ここで吉田、タックルきた!
高速タックル。
世界のライバルを倒してきた。
受けてみた。
本気で来て。
すると、気付いたことがあった。
体ごと相手を突き倒そうという、強い当たりが痛さの理由だった。
今度はタックルを仕掛けてみる。
自信がある私も吉田選手の反応の速さには、ついていけなかった。
しんど。
この13年間で敗れたのは、僅か2回。
最強と呼ばれ続けてきた。
その吉田選手が涙を流したことしの世界選手権。
決勝で吉田選手は、ポイントをリードされる。
沙保里、慌てるな、慌てるな、守ったらだめだ。
自分から。
後半に得意のタックルでポイントを奪い逆転勝利。
世界一の座を守った直後、込み上げるものがあった。
インタビューで、結構本当に、号泣されてましたけど。
本当の涙の訳っていうのは?
そうですね。
やっぱり、勝てるかどうか分からなかったっていう不安が一番大きかったと。
その不安の要素っていうのは?
要素、うーん。
まあ、すっごい研究されてるっていうのが、この決勝で分かって、戦ってるうちに。
なかなかタックル入らせてくれない。
で、先に向こうにポイント積まれて。
うわー、これ、タックル取れないかもって、あんまり思ったことないんですけど、本当にその選手には思って、この決勝、ことしの世界選手権の決勝は。
なんとかもう、けどタックル取らないと、投げも、絶対かかんないし、タックル絶対取るっていうのを信じて、突っ込んで、で、やっと2点取ったんですけど、2ー1で。
本当ぎりぎり勝った。
本当、ぎりぎりやったもんね。
それが、不安で不安で。
試合中が特に不安ですよね。
あのときの対人競技、1対1の競技、あの試合中の不安とかっていうのは、恐ろしいよな。
恐ろしいですね。
めっちゃ恐ろしい。
そこで負ける選手っていうのは、やっぱそれまでやし、それでもぎりぎりのとこで、なんとか恐怖にのめり込まれずに前に出るっていう、それができる選手が、やっぱり強くなっていくもんやと思うけど。
あとは最後はやっぱり気持ちですよね。
そこで折れてしまったら、もういいやって思ったら、負けじゃないですか。
どうしても私を倒したいんだなと思って、吉田沙保里を倒さないと、自分はチャンピオンになれない。
すっごい執念に変わりました。
だから、その執念に折れてたら、私が負けてたから。
やっぱり、だからこういう戦いをしたからこそ、またよかったかなって、僅差だから。
大差だと、あんまそんな研究しなくなっちゃうし、自分も、あっ、大丈夫かな?っていうふうに、ちょっと安心してしまうところがあるので。
来年のオリンピックで、4連覇を目指す。
今、取り組んでいるのは、タックルに入る前のフェイント。
これも体験させてもらった。
最後に、同じ格闘家として、一番聞きたかったこと。
それは。
吉田選手にとって強さとは?
強さ?
強さ。
本当に強さってね、いっぱいあるかもしれないですけど、その強さというのが、みんなね、みんながあれば、みんな強いんですけど、やっぱりどこかが欠けたりすると、だめですし、だからやっぱり、一番強くいたいのは心ですよね。
心っていうのは、メンタルっていうのは、なかなか鍛えにくい。
伝えられないしね、人にはね。
そうなんですよ、自分しか分かんないんですよ。
だからそこの部分は、強ければ強いと思います。
プレッシャーとかね、与えるのもそんな好きじゃないけど、プレッシャーは受け慣れていると思うし、本当に、ひと言ね、4連覇してください。
頑張ります。
けど、そうやってね、期待してもらったほうが私もうれしいですし、もう、やりがいがあるっていうか、もうやるって決めてるんで。
そこはね、やっぱり応援してくれる方が多いほうが、私も頑張れるっていうのは、ずっとそういうふうに来たので。
もう、自分のスタンスは変えずに、もうやれること、思いっ切りリオでぶつけて、4連覇目指して頑張ります。
どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとう。
ありがとうございました。
改めて話してみていかがでしたか?
そうですね、本当に彼女のすごさっていうのはね、自分が語るまでもなく、残してきた実績で分かるんですけども、やはりこういうふうに実際に話をして、組み合うことでね、彼女の高速タックルのすごさ、やっぱり足のね、ばーって前に出る速さとかね、そのつぎ足とか、こう、がーって出ていくのが、すごいなと思ってたし。
やっぱり一番すごいのは、やっぱり、自分がやるべきこと、4連覇に向けてやるべきことをしっかりと見えてるってこと。
じゃあ、4連覇、みんな応援してると思いますが。
期待してよさそうですか?
もう、期待しなきゃだめでしょう。
どんどんみんなも期待してあげてね、彼女が、本当、オリンピックの歴史に残る記録ですから、その大きな記録に挑戦して、なんとか達成して、日本中のみんなで喜びを分かち合いたいなと思いますね。
楽しみにしていましょう。
特集でした。
続いては。
トゥデーズスポーツ。
ドイツ1部リーグ・マインツの武藤嘉紀は、13試合連続で先発出場。
前半5分、ゴール前でのプレー。
クロスに素早く反応し、先制ゴールを決めました。
武藤の活躍で、マインツは2試合ぶりの勝利です。
イングランドプレミアリーグ・レスターの岡崎慎司。
5試合ぶりに、先発のチャンスをもらいましたが、得点できませんでした。
一方、活躍したのは。
同じフォワードのジェイミー・バーディー。
リーグ史上初となる、11試合連続得点を記録します。
後半途中で退いた岡崎は、チームメートの記録に刺激を受けていました。
ゴルフの国内男子。
首位スタートの石川遼と、韓国のハン・ジュンゴンが首位で並んで最終ホールを迎えます。
石川の第2打。
グリーンを捉えました。
ハンも2打目で載せて、パット勝負になります。
石川は、およそ20メートルのイーグルトライ。
1メートル届きません。
対するハンのイーグルパット。
しっかり決めて逆転優勝。
石川は逃げきれず2位でした。
この大会の結果、韓国のキム・キョンテの5年ぶり2回目の賞金王が決まりました。
女子の最終戦は、韓国のシン・ジエ。
2位から逆転して、今シーズン3勝目を挙げました。
賞金女王を決めているイ・ボミは、3週連続優勝はならず、6位でした。
楽天の抑え、松井裕樹投手が契約を更改しました。
プロ2年目の今シーズンは、63試合に登板。
球団新記録となる33セーブを挙げました。
推定年俸は4000万円アップの6500万円です。
ラグビートップリーグ・パナソニックとNTTコミュニケーションズが開幕から3連勝です。
さあ、11月のマンスリーキャスター、野村さんは、きょうが最後です。
1か月間おつかれさまでした。
どうもありがとうございました。
いかがでしたか?
本当にいい緊張感も頂きましたし、こうやってね、スポーツを伝えるということも、今まではなかったですから、勉強にもなったし、ただ、どれくらい自分が伝えられたのかなっていう、そういう思いがちょっとあるんですけどね。
私たちも、とっても楽しかったです。
ありがとうございます。
そして12月、ことし最後のマンスリーキャスターは、この方です。
サッカー評論家のセルジオ越後さんです。
アイスホッケーの日光アイスバックスの代表取締役を務めるセルジオさん。
その鋭い切り口でサッカー界だけでなく、地域とスポーツの在り方など、幅広く語っていただきます。
次回のサタデースポーツ、J1のチャンピオンシップ決勝は、第2戦。
サンフレッチェかガンバか、優勝チームの選手が生出演です。
トゥモローソングは、柔道の羽賀龍之介選手の、この一曲です。
さあ始まりました!「DokiDoki!ワールドTV」。
2015/11/29(日) 21:50〜22:40
NHK総合1・神戸
サンデースポーツ[字]
羽生選手&宮原選手が生出演!織田信成さんが迫る!▽リオ決めるか?7人制ラグビー女子▽激熱!J1昇格PO&J2・J3入れ替え戦▽“最強対談”野村忠宏×吉田沙保里
詳細情報
番組内容
▽織田信成がフィギュア活躍選手に生インタ! ▽7人制ラグビー女子 リオは ▽J1昇格PO ▽野村忠宏×吉田沙保里 【ゲスト】野村忠宏,【キャスター】杉浦友紀,一橋忠之
出演者
【ゲスト】野村忠宏,【キャスター】杉浦友紀,一橋忠之
ジャンル :
スポーツ – スポーツニュース
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
ニュース/報道 – 定時・総合
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 1/0モード(シングルモノ)
サンプリングレート : 48kHz
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