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「スマホから飛んでくる電磁波が体に刺さり激痛が走った…」 優先席でスマホ操作の男性に暴行 被告に無罪判決
和歌山県橋本市で今年3月、JR紀伊山田駅に停車中の電車の優先席近くでスマートフォンを操作していた20代の男性を殴ったり蹴ったりしたとして暴行罪に問われた住所不定の男性被告(41)の判決で、和歌山地裁は2日、無罪(求刑懲役6月)を言い渡した。
被告側は暴行の事実自体は争わなかったが、河畑勇裁判官は精神鑑定の結果から被告は統合失調症だったと認定。「当時は幻覚や妄想の影響で善悪の判断ができない心神喪失の状態だったとの疑いが残る」とした。
判決によると、被告は3月27日に優先席に座っていた際、近くに立ってスマホを操作する被害者を発見し、電源を切るよう注意したが聞き入れられず暴行を加えた。
被告は捜査段階から一貫して「スマホから飛んでくる電磁波が体に刺さり激痛が走った。優先席近くでは電源を切るのがマナーだし、痛みに耐えられず注意したが、無視されたと感じ怒りが爆発した」と話していた。
判決はこうした供述内容を「常識に照らすと理解不能なものと言わざるを得ない」とした。
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