ここ数年の間でMac App Storeを去ったアプリをまとめてみました。詳細は以下から。
本日突如発表されたSketchのMac App Storeからの脱退はBusiness InsiderやZDNetなどで取り上げられるほどになっており、多くの反響を呼んでいるようですがSketch以外にもここ数年間でひっそりとMac App Storeを去ったアプリがいくつかあったと記憶していたので、備忘録程度にまとめました。
Business Insider@businessinsider
One of Apple's most important initiatives is showing signs of failure https://t.co/oTXftB8GDv https://t.co/F547kztAES
2015/12/02 03:05:32
Mac App Storeを去ったアプリ
調べた限りMac App Storeを去ったアプリは以下の通りで理由はそれぞれですが、Sandboxやレビュー期間の問題を理由としているアプリが多く、1992年から開発を続けているBBEditやMac App Store Best Apps 2013を受賞したRealmac SoftwareのEmber、Apple Design Awardを受賞したPanicのCoda、そしてBohemian CodingのSketchなど老舗や有名アプリ目立ちます。
- 2012年02月 : Clipstart
▶Sandbox制限のためApp Storeでの公開を断念。 - 2012年03月 : SourceTree
▶Sandboxのルールを厳守した場合、一部機能が利用できなくなるとして一時公開を断念。 - 2012年06月 : TextExpander
▶Sandbox制限のためApp Storeでの公開を断念。 - 2012年07月:Postbox
▶Mac App StoreのポリシーはPostboxに相応しくないとして脱退。 - 2012年08月 : Droplr
▶脱退はしなかったものの、Appleのポリシーと食い違う点があるとしてスタンドアローンアプリをリリース。 - 2012年08月 : Sticky Notifications
▶30%の手数料やレビュー期間の長期化、デモやアップグレード版を提供できないとしてMac App Store版とは別のバージョンをリリース。 - 2012年09月 : QuickWho & Manpower
▶Sandboxおよびレビュープロセスを理由に脱退。 - 2013年10月 : Many Tricks社製アプリすべて
▶Sandbox化のため新しい機能を追加できないとしてMac App Storeから撤退。 - 2014年05月 : Coda
▶Sandbox化において、Appleと協議のすえ脱退。iCloudの代行機能となるPanic Syncを提供(関連記事)。 - 2014年10月 : BBEdit
▶Appleのガイドライン や複合的な理由(Quality of Life)によりApp Storeでの公開を拒否(関連記事)。 - 2015年04月 : Cheetah3D
▶Sandboxのため必要な機能が実現できないとして脱退(関連リンク)。 - 2015年07月 : Ember
▶Ember for iOS版の開発中止に伴い、Mac App StoreでEmber for OS Xを配布する必要がなくなったとして自社サイトでの販売に切り替えると発表。 - 2015年12月 : Sketch
▶レビューに時間が掛かる点や、Sandboxによる機能の制限、アップグレード価格を適用できない事などを理由に脱退(関連記事)。
Mac App Storeを去った後のアプリは?
Mac App Storeを去った全てのアプリがどうなったかは分かりませんが、Codaを開発しているPanic Inc.は自社のブログで「収益は44%向上した」と発表しており、Sketchの脱退騒動も歓迎しているようです。
Sketch@sketchapp
@panic 👌
2015/12/02 03:21:17
Mac App Storeでの販売を休止した後、売り上げに変化はあったでしょうか?
Codaは2014年10月中旬に、Mac App Storeでは販売を休止し、同じタイミングでバージョン2.5をリリースしました。新しいバージョンをリリースすると、直後から短期的に売り上げが上がります。そこで10月の前後である9月と11月の売り上げを比較してみました。
結果はとても興味深いものでした。200本弱の売り上げ本数に対して収益は44%向上していました。
これには追記があります。まずAppleから自動的に売り上げから引かれていた30%が無いこと。またリリース記念価格($79)を定価($99)に戻したことがありました。しかし、これらの要素が無くても結果に大きな変化は無かったかもしれません。いずれにしても私たちが想定した最悪のシナリオを考えれば非常にドラマティックな結果になりました。The 2014 Panic Report 〜 2015年によせて - Panic Blog
Panicブログではさらに興味深い利益グラフも公開しているので、興味のある方は関連リンクからPanicブログへどうぞ。
関連リンク
コメント一覧
>>1.-
Apple7743
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2015年12月02日 17:28 ID:t.NSetzu0
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Appleは将来MAS以外のアプリのインストールを禁止するだろうなぁ。
>>2.-
Apple7743
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2015年12月02日 17:30 ID:dDvZDm.p0
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既にデフォだとMAS以外禁止じゃね?
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