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【プロ野球】

高橋聡文、浅尾のイメージで背番41

2015年12月2日 紙面から

阪神に入団し、クリスマスツリーの前でユニホーム姿を披露する高橋聡文=兵庫県西宮市で(佐伯友章撮影)

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 中日からフリーエージェント(FA)となって阪神に移籍した高橋聡文投手(32)が1日、兵庫県西宮市内で入団会見し、背番号は「41」と発表された。中日では1歳年下の浅尾の代名詞。いくつかの空き番号から、高橋が選んだのは「41」だった。

 「コレがいいかな、と思って…。ただのフィーリングです」

 14年間背負った「67」は岩崎がつけている。高橋は「フィーリング」と言ったが、自然と選んだのだとしたらそれは9年間同僚だった浅尾のイメージがあるからだ。

 「そうですね。強いですね」と語り、しばらく沈黙したあと、その話題を新聞記者に振られた意図を理解してか、ニヤッと笑って言った。

 「それに負けないように」

 今年、復活の兆しを示した浅尾は36試合で1勝1敗3セーブ、16ホールド。一方、高橋は長い2軍落ちも味わい、35試合で3勝3敗6ホールド。ただ、球団史上初の連覇を果たした2010、11年は「ブルペンの勝利」とも言われた。浅尾、高橋、岩瀬。鉄壁の終盤を支えた仲間の番号で「阪神・高橋」はスタートする。

 3年総額1億5000万円で契約した高橋。強竜期に貢献した一員として、虎投に「ブルペンのこととか、アドバイスできることがあれば、少しずつやっていきたい」。竜投の秘訣(ひけつ)を、惜しみなく虎投に伝える。(吉川学) 

※金額は推定 

 

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