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ミニマムに生きようぜ!

豊かな生活をおくるためのテクニックや思考法をご紹介します

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会社から支給された携帯電話が邪魔で仕事を辞めた話(ミニマリストが行き過ぎるとこうなる)

ミニマリスト 仕事

私にも働いていた時があった

今は定職に就いていませんが、こんな私にも真面目に働いていた時期が存在しました。その会社ではなんだかんだ2年間働いていたのですが、どうしても気に食わないことがあり、残念ながら辞めるに至ります。その辞めた理由は会社から支給された一つの携帯電話でした。

ものすごく待遇のいい会社だった

私が入社した会社は、自分でいうのもなんですが、業界トップクラスの会社でした。勤務地は日本橋(東京)。私はちょっと特別なこともあり、会社からの待遇で同じく日本橋に住んでいました(家賃無料)。日本橋に住めることが嬉しく、引っ越して(実家は京都)一番最初に住所変更を行いました。何かに住所を記入しなければならないとき、とてつもない優越感があったことをハッキリと覚えています。

入社一か月目、携帯電話を支給される

私の社会人生活はとても充実したものでした。人間関係もいい、残業もない、仕事が終わったら電車に乗ることもなく徒歩5,6分で自宅に到着。立地は最高。大好きな美術館(趣味)は大量にある。素晴らしい!!そんな生活でした。その生活が壊れたのは入社1か月目です。仕事用の携帯電話(正確にはPHS)が支給されました。その時初めて仕事を辞めようと思いました。物が増えることが許せなかったからです。

支給された携帯電話の扱いに悶々とする

私は持ち物を完全に決めていました。このポケットにはこれを入れる、というような形で物のポジションも決めていました。しかしその携帯電話が増えたことによりこのポジションを変えなければなりませんでした。もちろん最初は従いました。嫌だったけれど何とかしてました。何とかしてましたが、いつも悶々としていました。

工夫

嫌なものは嫌なので、携帯電話の扱いを工夫しました。まずはポケットに入れる。私はスマホは絶対にズボンの右ポケットに入れます。同じ電話なので支給携帯電話も右ポケット入れていました。しかしそうするとポケットがすごく気持ち悪いのです。歩くたびに当たる。それだけならまだいいのですが、前から見ると右ポケットだけ支給携帯電話の厚みでポッコリと膨らんでしまうのです。これは許せませんでした。シルエットは崩せません。他のポケットも考えましたが、このシルエットの問題はどうしても解決できませんでした。

次は首にかけることにしました。支給携帯電話にストラップを付け、首にかけるというもの。ダサい。ただただダサい。これも没です。

身に着けることは出来ないと判断し、鞄の中に入れることにしました。しかしこれだと連絡が来ているのか来ていないのかが判断できません。仕事をしている以上これはいけません。没です。

次は会社に自分のスマホで仕事のやり取りをしてもいいか尋ねました。会社の答えはNO。当然の回答です。内線を使うので個人の携帯だとそれが出来ないとのことでした。じゃあ内線使えればいいんだな、ということで、大学のつながりで当時私が使っていたスマホの会社の人間につないでもらえることになり、可能かどうか聞いてみました。出来るという答えでしたので、それを会社に伝えたところ、君だけにそういうことは出来ない、というあまりにも当たり前な回答を頂きました。

支給携帯電話を休日も持たなければならなくなった

支給携帯電話は勤務時間以外は持たなくても構いません。これだけが私の救いでした。しかし月日が流れ、自分の仕事が増えてくると、どうしても勤務時間外も支給携帯電話を持たざるを得なくなります。休日も持たなければならなくなりました。

スマホを捨てる

究極の決断です。ポケットに携帯が一つしか入らない。支給携帯電話は必ず持たなければならない。じゃあスマホを捨てればいいじゃない、ということでスマホを解約。スマホも所詮電話なんだし、支給携帯電話で代用できるだろうという判断。しかし支給携帯電話はネットが使えません。スマホを捨ててから現代社会ではネットがないのは非常に不便だと痛感しました。再びスマホを契約します。

もうだめだ・・・

ポケットには携帯が一つしか入らない。スマホがないのはつらい。支給携帯電話持ちたくない!会社辞めたら支給携帯電話持たなくていいじゃん!というわけで退職届を記入することになります。上司には自分の成長のためとかなんとか言って辞めました。

仕事を辞めて

仕事を辞めて特に後悔はしていません。理由はしょうもないことですが、今は仕事に時間を取られることもなく、私が大好きな芸術鑑賞に一日の大部分を充てれるほど充実した毎日を過ごせています。仕事を辞めて結果的にはよかったのですが、みなさんはこんなことにならないようご注意ください。ミニマリストが行き過ぎると大変なことになりますよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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