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欧州流入の難民88万人に 去年の4倍超
12月2日 6時49分

中東などからことしヨーロッパに渡った難民や移民は、去年1年間の4倍を超える88万人に達し、国連では女性や子どもの割合が急増しているとして、国際社会に対してさらなる支援を求めました。
UNHCR=国連難民高等弁務官事務所のスペンドラー報道官は1日、スイスのジュネーブで記者会見し、中東やアフリカなどからヨーロッパに渡った難民や移民がことし、これまでに88万6000人に達し、去年1年間の4倍を超えたことを明らかにしました。
先月も過去最多を記録した前の月に比べて人数は減ったものの、14万人がヨーロッパに渡るなど、依然として多くの難民や移民がヨーロッパを目指しているとしています。
また、国連などによりますと、最近は難民や移民の半数以上を女性や子どもが占めていて、親とはぐれて子ども1人でヨーロッパへ向けて移動するケースもみられるということです。ユニセフ=国連児童基金のサラ・クロー報道官は「厳しい冬を迎え、子どもたちは多くの困難に直面している」とし、国際社会に対してさらなる支援を求めました。

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