見せてもらおうか、オススメのチャイルドシートの性能とやらを
『チャイルドシート オススメ』などと検索した日には、楽天・Amazonなどの売れ筋一覧が検索上位を埋め尽くす事は勿論、どこかの誰かによって意図的に操作されたオススメ情報が所狭しと並びます。
※ガンダムは読んだ事が無い
私は『ネット上に転がっている口コミの類を、一切信用しない人』なので、チャイルドシートという大きな買い物をするにあたり、既にチャイルドシートを持っている友人を複数人集めて、合計7つのチャイルドシートの性能比較テストをしてきました。
今回は『生後4ヶ月目前にやっと購入したチャイルドシートの性能を確認しようと、プチ旅行へ出掛けたら酷い目にあったと』いう話。
目次
チャイルドシートのオススメを持ち寄って貰った結果
友人達が(半強制的に)持ってきてくれたチャイルドシートには、有り難い事に私が悩んで居た『シートが回転するタイプ』と『シートが回転しないタイプ』が混じって居ました。比較記事を書く気は無いので、最後までどっちにしようか迷った商品をご紹介。
Combi/ネルーム:エッグショックNF-600
購入したCombiのベビーカーと同じメーカーという事もあり、ずっと気になっていた商品。この商品の特徴は『シートが回転する』という部分なのだが、色々調べている中で違う点が凄く気になっていた。
私が気になっていた理由は『ネムールが以前リコール対象商品になった』という過去があるという事。しかもそれは『全く持って悪い意味では無く、リコール後の商品は最新の注意を払って作られている』という安心を買うのもありでは無いかと考えていた。
Joie/チャイルドシート:チルト
この商品が気になっていた理由は『純粋に値段が安いのに、楽天の売れ筋ランキングで常に上位をキープしていた』という事。
- シートが回転しない
- 安い物で大丈夫か
などが購入に至らない理由だったので、実際に持ってきてくれた時は大喜びしました。
私が購入したチャイルドシート
高くて機能的なCombiを選ぶか、お手頃価格なJoieを選ぶか、購入直前まで悩んで居ましたが、最終的に『Joie/チャイルドシート:チルト』を購入する事にしました。
- 設置面が凄く安定していた
- 前向き・後ろ向きに対応していた
- 取り付けが簡単で妻にも出来た
- しっかりと安全基準を満たしていた
この辺りは勿論Combiも同じ条件を満たしていましたが、何よりの決定打は『息子を乗せて家の周りを走らせた時、凄い早さで寝てくれた』という事でした。
本人の乗り心地が良さそうという事は、チャイルドシート選びに大切な事です。
チャイルドシートの購入を考えている方へ
これからチャイルドシートを購入しようと考えている人にメッセージ。
まだ実物を見ていない人
ベビザラス、赤ちゃん本舗など、育児関連商品を取り扱う大型店舗が近くにあるのであれば、是非1度お子さんを連れて試乗に行って見て下さい。中には独立した車のイス+シートベルトを置いてくれているお店もあり、取り付けの難易度なども確認する事が出来ます。
※注意※
店舗に行くと「Combi」とか「アップリカ」と書いた名札を下げた店員が寄ってくる事があります。色々丁寧に説明してくれますが、最終的に自社の製品をゴリ押ししてくるので、話を聞くだけ聞いて「スポンサー連れて出直します」と告げて退店する事をオススメします。
私が行った大阪某所中間沿いのベビザラスでは、2回行って2回とも同じ人+最終的に結局同じ商品を進められました。(しかも高いヤツ)
Joieの購入を検討している方
やっと今から書きたかった『親バカ記事』を書いていく訳ですが、実際にJoieのベビーカーに息子を乗せてプチ旅行へ行った結果『2人目が産まれてもう1台買う必要があるなら、もう1度Joieを購入する。』と思える程に良い商品だったので、迷わず買って良いと思います♪
初めての家族旅行!
さて、申し訳程度のチャイルドシート説明が完了したので、親バカ解禁OKですね。
チャイルドシートを購入してからの週末は好天に恵まれる事も無く、ただただ休日を妻・息子と過ごす日が続いていました。
いざ、淡路島へ!
前日は息子の首をトンってして早急に眠りにつかせ、当日は朝7時から用意を始めた。『全ては渋滞を避けて、息子の負担を少しでも軽く』する為』、目的地となる淡路島までは自宅から約1時間。赤ちゃんがチャイルドシートに乗っていられる時間を確認するには、丁度良い時間設定だった。
8時過ぎに用意を終えた私達。車に乗り込みコンビニでお菓子などを買い込んだ後、近畿道へと車を走らせた。通常、自宅から近畿道の入口までは10~15分程度、何も考えず車を走らせること30分。高速道路に乗れない。
いざ、琵琶湖へ!
過去を悔やんでも過ぎた時間は帰って来ない、目的地を琵琶湖の湖西に決めた私に迷いは無かった。自宅から考えれば目的地までは約1時間、現在の場所からでも1時間半あれば琵琶湖のほとりで佇むことが出来る。近畿道の下をUターンで戻り、第二京阪へと進んだ。
第二京阪で渋滞に巻き込まれた経験が無かった私は完全に気を抜いて、YOUTUBEから流れるゲス乙女を口ずさんでいた。
いざ、いざ、いざ!?
第二京阪に乗ってから1時間、家を出てから2時間以上は経っただろう。私は未だ第二京阪の上に居た。本当ならば既に湖西道路を走っている筈である。
えー加減にせえ!
琵琶湖までの経路は簡単に言うと『第二京阪~名神~湖西道路』という流れであるにも関わらず、一向に進まない。そして遂に、恐れていた自体が起きた。
家を出て4時間、遂に目的地へ!
第二京阪は地獄、名神はもっと地獄、湖西道路は天国。
そんなこんなで12時過ぎ、家を出てから4時間が経過した頃、目的地に辿り着いた。息子と妻はと言うと1度起きた以外は、ず~っと寝ていた。
息子を抱え上げて降り立った所は、琵琶湖の湖西に位置する大きな公園。私が小さい時に『父親に連れてきて貰った場所に、今は自分の家族を連れて来た。』という事実を考えると、少し涙が出そうになった。
育児とはそういう物。息子のオムツを交換して公園へと入っていった。
琵琶湖を見下ろせる自然公園(キャンプも出来るよ)
昔と変わらず人気の少ない公園を、息子を抱えて歩き回った。
日本一周1人旅をした時に書き溜めた『いつか子供が出来たら来たい場所』のスタート地点としては申し分無い好条件。日常からかけ離れた静かな場所で、短時間ながら家族水入らずの時間を過ごす事が出来た。
自分の足で歩ける様になったら、お弁当持ってまた来ようね。
訪れた場所:大津市比良げんき村HP
オススメのチャイルドシートを使った感想
家に居るときですら全然続けて寝てくれない息子が、道中1度だけ授乳で起きた以外は1度もグズる事なく寝続けてくれた時点で、オススメされたチャイルドシートは合格!合格!合格!
これで1万円しないのだから、驚き。
※琵琶湖後、記事を書くまでの間に淡路島リベンジへ行ってきましたが、相変わらず息子は相変わらず終始寝ていました。良い子!
チャイルドシート/まとめ
チャイルドシートはあくまでも事故から赤ちゃんを守れる『可能性』を高めるだけの存在。家族の命を預かって車を運転するからには、しっかりと安全性の高い運転をする必要があるという事を再認識した。
息子を乗せて車を走らせる行為が『こんなにも精神をすり減らす』とは思っていなかったので、経験した事が無いレベルの運転疲労に襲われた事は言うまでも無い。
~おまけ~
就寝時刻:02:00
おしまい。