官民ファンドの産業革新機構は、シャープの株式の過半を取得する検討に入った。
シャープを子会社化して会社全体の抜本的な立て直しを進める。シャープ側は不振の液晶事業を本体から切り離して別会社にした上で、革新機構などの出資を受けることを軸に検討している。革新機構とシャープは今後、支援の枠組みを巡る交渉を本格化させ、2015年度中の基本合意を目指す。
産業革新機構がシャープ株の過半数を取得する場合の費用は2000億円規模に上るとみられる。革新機構は出資と引き換えに、再建を円滑に進めるため高橋興三社長ら現経営陣の退任や取引先銀行による債権放棄を求める考えだ。
革新機構はシャープの経営権を握った上で液晶事業を分社化し、支援先のジャパンディスプレイ(JDI)との統合や提携を検討する。シャープは液晶以外にも、携帯電話向けのカメラ部品などで競争力のある技術を持っている。革新機構は、事業ごとに他社との提携や再編に踏み切ることも視野に入れている。
関連テーマ
テーマとは?- 1 中国初の国産旅客機が就航へ、海外からは無駄遣いと批判も ウォール・ストリート・ジャーナル 11月30日(月)13時37分
-
2
新東名延伸、東京側は茨の道? 開通で大混乱の可能性 乗りものニュース 11月29日(日)10時42分
-
3
超高級バイク、年明けから納車 ホンダ、生産現場を公開 朝日新聞デジタル 11月28日(土)15時8分
-
4
「人口減っても良い」「外国人は日本にうまく吸収できない」 与謝野馨氏 SankeiBiz 11月28日(土)9時7分
-
5
地方税は「燃費の悪い車を買った人から」という総務省案 自動車業界猛反発で成算はあるのか J-CASTニュース 11月29日(日)17時30分
TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画
現代奴隷の目撃写真
この2年あまり写真家のリサ・クリスティンは世界中を旅して、我慢できないほど過酷な現代の奴隷の現実を記録してきました。彼女はガーナの鉱夫やネパールでレンガを運び出す人々等、心に残る写真を紹介しながら、世界中で奴隷扱いされる2千7百万人に上る人々の窮状を訴えます。
[new]