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再生可能エネルギー重視 インドの展示に注目
12月2日 5時59分

フランスのパリで開かれている地球温暖化対策の会議、COP21の会場では、各国が温暖化対策をアピールする展示ブースを設けていて、再生可能エネルギーの導入を前面に打ち出したインド政府の展示が注目を集めています。
京都議定書に代わる地球温暖化対策の新たな枠組み作りを目指す国連の会議、COP21は日本時間の30日に開幕し、交渉が本格化しています。
パリ近郊のおよそ16ヘクタールの敷地に設けられた会場には、交渉が行われている会議場とは別に、各国政府が温暖化対策をアピールする展示ブースが設けられています。
このうちインド政府のブースでは、多くのモニターで太陽光や風力など再生可能エネルギーを利用した発電の取り組みが紹介されています。また、水を滝のようにして落として文字を浮かび上がらせる装置で、インドでの風力発電の規模が世界で5番目にまで拡大していることなどをアピールして注目を集めています。
インド政府は2030年までに発電容量全体の40%を化石燃料以外による発電とする計画で、展示ブースは再生可能エネルギーを重視する政策を前面に打ち出したものとなっています。インド政府の展示責任者は「太陽光発電などはクリーンな電力を作るために導入を拡大させているもので、こうした方針を広く伝えたい」と話していました。

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