トップページBusinessニュース今年度の税収 1兆5000億円以上増へ
ニュース詳細

今年度の税収 1兆5000億円以上増へ
12月2日 4時54分

今年度の税収 1兆5000億円以上増へ
k10010326351_201512020617_201512020619.mp4
今年度の国の税収は、好調な企業業績を背景に法人税などが伸びているため、当初の見込みよりも1兆5000億円以上増え、平成3年度に次ぐ水準となる56兆円台となる見通しとなりました。
政府は、ことし1月に今年度・平成27年度予算案を編成した時点で、今年度の税収を54兆5250億円と見込んでいました。その後、企業業績が好調で法人税が伸びていることや、賃上げや株式などの配当の増加で所得税が伸びていることなどから、今年度の税収は当初の見込みよりも1兆5000億円以上増え、56兆円台となる見通しとなりました。
国の税収は、平成2年度にこれまでで最も多い60兆円余り、次いで平成3年度のおよそ59兆8000億円となっていて、今年度はそれに次ぐ水準となる見込みです。
政府は、税収の増加分に加え、昨年度の剰余金などを、現在、編成作業を行っている今年度の補正予算案の財源に充て、一般会計の総額を3兆円余りとする見通しです。
この中には、所得の低い年金受給者に対して1人当たり3万円の給付金を支給する事業におよそ3000億円、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の農業対策として3000億円程度が盛り込まれることなどが固まっています。

関連ニュース

k10010326351000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ