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JXと東燃の経営統合 あすにも協議入り決定12月2日 4時34分
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石油元売り最大手のJXホールディングスと業界3位の東燃ゼネラル石油は、3日にも取締役会を開いて、経営統合に向けた正式な協議に入ることを決定することになりました。
関係者によりますと、石油元売り国内最大手でガソリンスタンド「エネオス」を展開するJXホールディングスと、業界3位で「エッソ」や「モービル」などのスタンドを展開する東燃ゼネラル石油は、3日にも取締役会を開き、経営統合に向けた正式な協議に入ることを決定するということです。
両社を巡っては、JX側がガソリンなどの精製や販売事業の効率化を図るため経営統合を打診したのに対し、東燃ゼネラル側は慎重に検討を進めた結果、経営統合による効率化の効果が大きいと判断したものとみられます。
今後の協議では、再来年春をめどに経営統合することを目指し、どの製油所で生産の縮小や停止を行うかなど、具体的な検討が進むものと見られます。石油元売り業界では、先月、業界2位の出光興産と業界5位の昭和シェル石油が経営統合に向けて基本合意し、再来年4月までをめどに新しい会社を設立することを目指しており、ガソリンなどの国内需要が縮小するなかで、業界内で再編の動きが活発化しています。
両社を巡っては、JX側がガソリンなどの精製や販売事業の効率化を図るため経営統合を打診したのに対し、東燃ゼネラル側は慎重に検討を進めた結果、経営統合による効率化の効果が大きいと判断したものとみられます。
今後の協議では、再来年春をめどに経営統合することを目指し、どの製油所で生産の縮小や停止を行うかなど、具体的な検討が進むものと見られます。石油元売り業界では、先月、業界2位の出光興産と業界5位の昭和シェル石油が経営統合に向けて基本合意し、再来年4月までをめどに新しい会社を設立することを目指しており、ガソリンなどの国内需要が縮小するなかで、業界内で再編の動きが活発化しています。