2015年8月5日
Web制作【jQuery】垂直に2分割にした画面をそれぞれ上下反対方向にスクロールさせる-multiScroll.jsの使い方-
タイトルに書いているように垂直に2分割された画面を、それぞれ反対の向きにスクロールさせるプラグインです。
なんのこっちゃという方はとりあえずデモをどうぞ。
面白いスクロールの動きをします。
1,2年前にどこかのサイトで使われていた動きですが、
ひさびさ目について使ってみました。
実装も簡単です。
ダウンロード
公式サイトのダウンロードボタンよりファイル一式をダウンロードしてください。
読み込み
ダウンロードしたZipファイルを解凍し、
jquery.multiscroll.css、jquery.multiscroll.min.jsを読み込みます。
jquery.easings.min.jsは読み込んでおくと、オプションで動き方を指定できます。
<link rel="stylesheet" href="jquery.multiscroll.css"> <script src="jquery.easings.min.js"></script> <script src="jquery.multiscroll.min.js"></script>
HTML
HTMLは以下のようにします。
<div id="myContainer"> <div class="ms-left"> <div class="ms-section" id="left1"> <h1>Left 1</h1> <p>テストテストテスト</p> </div> <div class="ms-section" id="left2"> <h1>Left 2 </h1> </div> <div class="ms-section" id="left3"> <h1>Left 3</h1> </div> </div> <div class="ms-right"> <div class="ms-section" id="right1"> <h1>Right 1</h1> </div> <div class="ms-section" id="right2"> <h1>Right 2</h1> <p>テストテストテスト</p> </div> <div class="ms-section" id="right3"> <h1>Right 3</h1> </div> </div> </div>
sectionの数を増やしたい場合は、
class=”ms-section”のdivを左右の数を揃えて増やすと大丈夫です。
jQuery
jQueryに以下を追加します。
$('#myContainer').multiscroll();
オプションについては後述で。
CSS
CSSについては特に決まりはありません。
ただ何も指定しないと真っ白なので、HTMLのタグに振られているclassやidを利用して、背景をつけたりします。
オプション
オプションも豊富に用意されています。
$('#myContainer').multiscroll({
// 各セクションの背景色を指定できます。
sectionsColor: ['#E67168', '#A1B91D', '#1570A6'],
// idでアンカーを指定できます。
anchors: ['first','second','third'],
// スクロールのスピードを指定できます。
scrollingSpeed: 500,
// tureにすると1番目から最後へ遷移できます。
loopTop: "false",
// tureにすると最後から1番目へ遷移できます。
loopBottom: "false",
// tureにすると円形の小さなナビゲーションが追加されます。
navigation: "ture",
// navigationで表示させた小さな円の位置を指定します。
navigationPosition: "left",
// スマートフォンなどでどれぐらいスワイプしたらスクロールするかを指定できます。
touchSensitivity: "5%"
});
他にもGithubにいろいろのっています。
さいごに
簡単に実装できて、すごくインパクトがあるスクロールの動き。
変わったことがしたい時にぜひ