元ロッテの渡辺俊介が15年ぶり古巣に復帰「都市対抗で優勝したくて戻ってきた」
2015年12月1日19時46分 スポーツ報知
元ロッテで、今季は米独立リーグ・ランカスターでプレーした渡辺俊介投手(39)が1日、社会人野球の新日鉄住金かずさマジックの兼任コーチに就任し、千葉・木更津市内で会見を行った。
ロッテ入団前の00年まで所属していた新日鉄君津の後身で、15年ぶりのアマ復帰。日本でプロ通算87勝を挙げ、06、09年WBC日本代表の連覇に貢献したサブマリン右腕は、「プロで(キャリアを)終えると思っていたけど。野球人生で最もドキドキしたのが、都市対抗2次予選。最後に都市対抗で優勝したくて戻ってきた」と明かした。
「プロに戻るためではない。自分が育てた選手で十分なら、投げるつもりはありません」とコーチ業に軸足を置くが、「投げられるうちは引退しなくていいかな」と現役も続行する。背番号は37。ロッテ時代から慣れ親しんだ31番は鈴木秀範監督(44)が着けているため、「空き番号から選んだ。31っぽく見える」と新たなユニホームをまとった。「都市対抗は大人の甲子園。今から試合が怖い。自分が投げるより怖い」と武者震いしていた。