京都の冬の風物詩と言えば、いくつか思い浮かびます。
京都・嵐山花灯路も、その内の1つです。
京都の観光地として人気が高い嵐山・嵯峨一帯の地域。
この地域の至る場所が、ライトアップされます。
嵐山の象徴的な存在の渡月橋。
そして、誰もが思い浮かべる竹林も幻想的な光に包まれますよ。
嵐山・嵯峨の澄んだ空気と合わさって、その光景はとても神秘的。
12月の京都は寒いですが、それでも見る価値はあると思います。
今回は、そんな京都・嵐山花灯路の紹介です。
点灯時間や特別拝観が出来る場所などを掲載しています。
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京都・嵐山花灯路の見所
京都・嵐山花灯路の概要
京都・嵐山花灯路は、冬の京都の風物イベントです。
開催日は、平成27年(2015)12月11日から12月20日まで。
点灯時間は、17時から20時30分です。
嵐山の各所がライトアップされ、様々なイベントが開催されます。
(京都・嵐山花灯路のパンフレットより)
嵐山のシンボルである渡月橋は、もちろんライトアップ。
山裾が青く照らされるのが特徴です。
光輝く渡月橋と青く彩られる山々。
とても幻想的な光景で、見る人を幽玄の世界へと誘ってくれます。
竹林の径も光に包まれ、黄金色の世界に。
その美しさは、圧巻の一言です。
長神の社や他の施設もライトアップされますよ。
この時期にしか楽しむ事が出来ないイベントです。
混雑具合も、紅葉の時期の嵐山の人出に比べると少ないです。
あの秋の混雑具合を耐えた人なら、何てことはありません。
写真を綺麗に撮るのが目的なら別ですが、そうではなく純粋にライトアップを観賞して楽しみたいだけなら、問題ない混雑具合ですよ。
12月半ばに京都へ来られる方。
家族や恋人とのデートに最適な京都・嵐山花灯路は、オススメのイベントですよ。
京都・嵐山花灯路の特別拝観
京都・嵐山花灯路開催中に夜間特別拝観される施設の紹介です。
落垣舎
俳人・向井去来の草庵。
向井去来は松尾芭蕉の弟子です。
芭蕉が滞在して嵯峨日記を著した場所でもあります。
大河内山荘庭園
映画で活躍した昭和の名優「大河内伝次郎」。
彼が丹精した庭園です。
四季折々の光景が楽しめる庭として、人気があります。
常寂光寺
小倉山の中腹にある日蓮宗の寺院です。
宝厳院
大本山天龍寺の塔頭寺院です。
獅子吼の庭が美しい灯りに照らされます。
法輪寺
嵐山の中腹に位置する法輪寺。
デジタル絵画が境内を美しく彩ります。
ライトアップとは一味違った雰囲気を楽しみたい方。
法輪寺がオススメです。
野宮神社
伊勢神宮の斎宮に選ばれた皇女が精進潔斎したという神社。
本殿奥の苔庭が美しくライトアップされます。
京都・嵐山花灯路の駐車場
京都・嵐山花灯路では、駐車場が用意されていません。
ただ、京都・嵐山花灯路期間中に、利用出来る駐車場は存在します。
京都宝パーキングもその内に1つです。
レストラン嵐山も、過去のイベント期間中は利用出来ました。
今年も出来るのではないでしょうか。
タイムズ嵯峨天龍寺も会場からアクセスしやすいです。
ただ、会場周辺の駐車場は大変混雑します。
早めに訪れて確保するのが無難ではないでしょうか。
個人的には、交通渋滞や混雑も考えて、公共交通機関の利用が良いと思います。
京都・嵐山花灯路のアクセス
京都・嵐山花灯路への行き方です。
JR京都駅から乗車。
JR嵯峨嵐山駅で下車してすぐ。
あるいは、阪急電車に乗車。
嵐山駅で下車してすぐ。
阪急電車を利用する場合、河原町から約17分。
阪急梅田駅からだと約47分で嵐山駅に到着します。