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 厚生労働省は1日、労働者のストレス状態を調べる「ストレスチェック」が手軽にできるようインターネットで無料配布していたプログラムで、質問の一部に誤りがあったと発表した。「気分が晴れない」かどうかを尋ねる質問を、間違えて「物事に集中できない」としていた。

 ストレスチェックは1日から義務化された。同省は11月24日からプログラムの配布を始め、30日までに約1万6千件がダウンロードされた。すでにプログラムは修正しており、同省は24~30日にプログラムをダウンロードした場合は、修正版を再ダウンロードするよう呼びかけている。