みなさんこんにちはりのです♡
タイトルを見て「えええええ!!!!!!!!!!!!!????」
と、なった方がたくさんいらっしゃるのは間違いないでしょう。
ええ。そうです。ここ数か月の間に色々ありまして、実は失っていました。
酒豪ガールの大告白を書き始めたのは実はこんな事件が起きていたからなんです。
コメントやメールやDMもたくさんいただいたので、今までと少し違うことにお気づきになった皆さんも多いと思います。
あのブログを書いた日、
「りのちゃん何かあったの?」
っと1通のDMが来ました。
どなたから来たかは内緒にしておきますが、よく気づくなあと思いました。
「実はいろいろあって・・・・」
ツイッターでも「ほんとに処女?」と気づいて突っ込んでくる方が増えてきたので心苦しかったのもあります。
処女を失ったエピソードがあまりにもお恥ずかしくて皆様に幻滅されるのではないかと思いばれないようにしようと思っていました。
ところが、その方に話したところ「たぶん、同じようなことを経験している子も多いと思うから、りのちゃんでもそんなことあるんだと励まされる子も多いんじゃないかな?そんなことがあったのに自分を見つめなおして、あのブログ書いたんでしょ?」と意外なお言葉をいただきました。
とにかくいつまでも内緒にしておくことはできないとも思うので、みおとまこにも相談してこの大告白を書くことにしました。
興味がある方だけお読みください。
個人的な話になりますので興味がない方はスルーしていただいた方がよろしいと思います。
「あんなにモテ自慢しているくせにバカだな」と笑いたい方どうぞ読んでください。
それでは本編に入りたいと思います。
7月某日
彼とは二回目のデートでした。
このころ合コンで出会った方々にプラスしてペアーズであった男性ともデートしていたのでほぼ毎日埋まっていました。
そんな予定がぎっしりの中でも彼は特別でした。
*顔は中の上ですが雰囲気がとってもイケメン
*メールも丁寧で初回デートも素敵な夜景の見えるお店を予約してくれていました
*起業して数年の会社の社長でまだ29歳
*大学は都内有名国立大学出身
*一番好感持っていた部分は私を子ども扱いせずに話をしてくれるところ
彼の事は仮名で「だいすけさん」にします。
当日は広尾で待ち合わせでした。
電車に乗っていると彼からメールが入りました。
だいすけ「俺、今ついたから〇番出口にいるね!」
りの「わかりました。私はちょうどにつきます」
だいすけ「いこうか、ちょっと歩くからタクシー乗って移動しよう!ん?りのちゃんどうしたの?なんかいいことでもあった?」
りの「私、だいすけさんに会えるのすっごく楽しみにしてたんです♡顔に出ちゃいましたね。恥ずかしい。」
だいすけ「俺も楽しみにしてたよ。今日は行きつけのフレンチだから喜んでもらえるといいな」
りの「たのしみ~」
2人で広尾の隠れ家的なフレンチに移動しました。
彼は店員さんとも顔見知りなようで仲良く話しています。
(本当に行きつけのお店に連れてきてくれたんだ。もしかしてかなり脈ある?)
正直、行きつけのお店ってかなりポイント高いですよね。だってどうでもいい女は連れて行かないじゃないですか。なので私はすごくうれしくなりました。
そして彼の事を好きになってきている理由の1つが ”私よりお酒が強くて詳しいから” です。
お料理に合ったお酒の飲み方を教えてくれて本当に勉強になります。
今回もお料理に合わせて美味しいワインをいただきました。
お話もすごく深い話までしてくれます。
幸せな家庭に育ったことから会社を立ち上げた時の苦労話まで包み隠さず話してくれるので安心感と尊敬でいっぱいになります。
だいすけ「りのちゃん、まだ終電まで時間あるしよく行くワインバーあるからいかない?」
りの「はい。行きたいです」
2人でシャンパン1杯ずつと赤1本ずつ空けたのですが、その日はまだ余裕でした。
次のお店までは歩いていけるということで歩いて向かいます。
こういう時よくやってしまうんですよね。
急に止まって無言になって上目づかいで「手つないでくれないの?」
だいすけさんはニコッと笑い手をつないでくれます。
だいすけ「りのちゃんはかわいいね。素直だし好きだよ」
きゅ~ん♡
なんか、ツボを押さえているんですよね彼って。遊びなれてるんだろうなと思って心配になりますが特別扱いしてくれる気がしてどんどんハマってしまいます。
二軒目ではこれまでの恋愛について話しました。
前回会った時はそんなに深い話はしなかったのでいっきに距離が近づいた気がして嬉しくなりました。
だいすけさんは前の彼女とは2年前に別れていました。その彼女と別れた理由は結婚をせまられたからだったようです。
会社を立ち上げてまだ安定してない時期に彼女が「すぐ結婚しないなら別れる」といいだしたようです。その時年上の女性と付き合っていたようで彼女はあと1年で30歳だったらしいです。
だいすけ「会社が落ち着くまでは気を抜けないって思ってた時だったからいい返事ができなかったんだよね。彼女のことは大好きだったんだけど、いつも俺を見ていてそんな時期じゃないことが伝わってなかったのが悲しかったな。彼女の事を考えて一生懸命はやく安定させようっておもってたのに。」
りの「だいすけさん。素敵ですね。でも、タイミングだけはどうにもなりませんものね。彼女さんもだいすけさんのこと考えて、悩んで悩んでその末出した言葉だったとは思いますよ」
だいすけ「りのちゃん。ほんといい子だね。そんな考え方できる女性は少ないよ。りのちゃんと話してると居心地いいな」
それからワインをまた1本あけ終電の時間が近づいてきました。
だいすけ「りのちゃん。そろそろ時間だね。」
淋しそうにするだいすけさん。
駅の改札まで手をつないで向かいます。
駅の近くまで来てだいすけさんが急に止まります。
りの「どうしたんですか?」
だいすけ「あのさ。今日絶対言おうと思ってたんだけど・・・・・・」
(もしかして。どうしよう。ドキドキで死にそうです。)
だいすけ「俺たち、付き合っちゃおっか?」
(キタ~~~~~~~~~~~~~~)
下を向いて喜びをかみしめるりの。
だいすけ「りのちゃん?・・・・・」
ニコッと満面の笑みでだいすけさんを見上げます。
ハニカミ笑いでうなずきました♡
だいすけ「それ、かわいいんだけど。」
だいすけさんは抱きしめてくれて優しいキスをしてくれました。
しばらく私たちはチューをして別れを惜しんでいました。
だいすけ「あ、もう時間だね。駅まで送っていくね。」
正直、りのは酔っぱらっていました。
それなのにこういう時こそ頭が働くんです。
(付き合うってことになったけど、正直共通の友達もいないし信頼したいけど万が一遊び人だったらどうしよう。行動がスマートすぎて遊びなれてないわけないもん。)
ここで、酔っぱらった時によくやる「家確認しなきゃ」という考えが頭に浮かびます。
りのの理論
”家に行けばほとんどのことがわかる。女っ気はもちろん思考や仕事の出来不出来”
急に立ち止まり下を向く。
だいすけ「りのちゃん?どうしたの?」
りの「・・・・・・だいすけさん。こんなこと言ったらいけないのわかってるんですが、私まだ帰りたくないんです。」
だいすけ「もう電車なくなっちゃうよ。」
りの「・・・・・・・お家行っちゃだめですか?」
だいすけ「・・・・・いいけど。早すぎるから何もしないことにしようね。俺、りのちゃんの事大切にしたいんだ」
りの「わがまま言ってすみません。」
タクシーの中でも、ずっと手をつなぎ見つめ合い何度もキスをする。
正直、誰もこのあと何が起こるかはわからない。
2人を載せたタクシーは、赤坂の街に消えていった・・・・・・・
つづく
りの