舛添レポート

2040年の東京の姿が見えてきた!~安倍総理と語った、ニッポンの首都の明るい未来

交通網整備、バリアフリー、観光都市、水素社会…

2015年12月01日(火) 舛添 要一
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〔PHOTO〕gettyimages

日本経済の再生は東京から

20年にわたる長期のデフレ経済から脱却し、日本経済が未来へ向かって飛躍していくには、どうすればよいのか。

安倍政権は、金融政策を中心にしたアベノミクスを展開し、経済再生への努力を続けている。「新三本の矢」を掲げ、一億総活躍社会を目指して政策をまとめつつある。また、地方創生をうたって、日本各地から明るい展望を開こうとしている。

2020年にはオリンピック・パラリンピック東京大会が開かれるし、その前年の2019年にはラグビーのワールドカップが日本で開催される。暗い経済不況から抜け出す千載一遇のチャンスが来ている。この機会をしっかりと捉えなければ、日本の再生はありえないという認識の下、私も東京都の舵取りに全力をあげている。

地方創生と言っても、まずは東京が機関車役として、先行的に経済再生を図らなければならない。幸いなことに、2020年大会を控えて、公共事業をはじめ、様々な需要が創出されており、東京の各地で槌音が響き渡っている。

税金に過度に頼ることなく、規制緩和などの手段を駆使して経済成長につながるような試みに挑戦することを主眼に、昨年末には長期ビジョンを策定して、これから10年間の政策方針を鮮明にした。

そして次は、2040年の東京の姿を「東京のグランドデザイン」として描きつつある。

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