11月30日 12時09分
茨城県鉾田市で、別の監禁事件で逮捕された中国人の男2人が、中学生を連れ去って数千万円の身代金を奪おうと計画していた疑いが強まったとして、警察は2人を近く再逮捕する方針を固めました。
いずれも中国籍で鉾田市の王斌容疑者(24)と、水戸市の李強容疑者(25)は、鉾田市に住む知人の中国人男性の手足を縛り、車に監禁しようとした際、けがをさせたとして、11月11日逮捕監禁傷害の疑いで逮捕されました。
警察が2人の自宅などを捜索したところ、王容疑者の自宅や李容疑者の車から、鉾田市で農業を営む60代の男性の孫の男子中学生を連れ去って、数千万円の身代金を要求する計画が書かれたメモなどが見つかったということです。
メモには「警察に言えば孫は遺体で見つかることになる」などと書かれていたほか、2人の携帯電話から男性の自宅の写真も見つかったということです。
このため警察は、2人が男子中学生を連れ去って、身代金を奪おうと計画していた疑いが強まったとして、2人を近く再逮捕する方針を固めました。
中学生の祖父の男性は、李容疑者の飲食店の客だったということで、動機や詳しいいきさつを調べています。
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