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小豆のゲノム解読=大粒品種に期待―農業生物研など

時事通信 11月30日(月)21時30分配信

 小豆の全遺伝情報(ゲノム)を解読し、約3万個の遺伝子を特定したと、農業生物資源研究所(茨城県つくば市)と沖縄綜合科学研究所(沖縄県うるま市)が30日発表した。論文は英科学誌サイエンティフィック・リポーツに掲載される。
 解読したのは和菓子に使われる主要品種「しゅまり」。小豆は大粒の高級品種の需要が強く、解読した遺伝子を手掛かりとして効率良く交配と選抜を進めれば、大豆よりも粒が大きい小豆ができる可能性があるという。 
 農業生物資源研究所のこれまでの研究で、植物の種子の大きさを制御する遺伝子が判明し、この遺伝子が小豆にもあることが分かった。冷害や病気に強くする品種改良も求められているという。

最終更新:11月30日(月)21時35分

時事通信

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