LGエレクトロニクス・ジャパンは12月22日、27インチの4K(3840×2160ドット)対応AH-IPS液晶モニター『27UD68-W』を発売します。予想実売価格は6万7000円前後(税別)。
『27UD68-W』は2015年7月発売の『27MU67-B』をもとにした製品で、上部・左右の最小ベゼル幅を9.1mm(フレーム幅+非表示エリア)に狭額縁化したデザインが特徴です。スタンド部は、黒い長方形から銀色の半円形デザインの「アークラインスタンド」に変更されています。
明るさやコントラストといったディスプレイの基本設定をモニター本体ではなく、OS上で調整できるソフトウェア「On Screen Control」も新たに搭載。Excelを使う時はブルーライトを低減するなど、ソフトウェアごとに色合いをあらかじめ設定しておくことで、ソフトウェアを起動、あるいは起動中のウィンドウを選択した際に自動で設定を切り替えてくれます。
『27MU67-B』に搭載されていた、最大4つのウィンドウを均等に分割表示する機能「Screen Split」は同ソフトウェアに統合。ディスプレイの詳細な設定は、直感的な操作を実現する「OSDジョイスティック」で簡単に設定可能です。
映像のずれやカクつきを抑える「AMD FreeSync テクノロジー」、暗くて見えづらい部分を明るく映し出す「ブラックスタビライザー」、低解像度の映像をアップコンバートし、ぼやけた部分を鮮明かつ自然な画質で再現する超解像技術「SUPER+ Resolution」も『27MU67-B』から引き継いで採用されています。
そのほかの仕様は、輝度が300cd/m2(標準値)、コントラスト比が最大500万:1(通常1000:1)、応答速度が5ms(GtG)、視野角水平/垂直が178度。10bitカラー(約10億7000万色)を表示するほか、sRGB 99%の色域をカバーします。
インターフェースは、4K/60Hz出力に対応するHDMI 2.0×2、DisplayPort×1のほか、ステレオミニジャック×1を搭載。スタンド付きの本体の大きさは約615×186×456mm、重さは4.9kg。