後藤健二の神話化と神格化の洪水となった日本のマスコミと世論
最初に、エキサイトによる記事削除の件について説明をしないといけないのだけれど、その前に、この稿は後藤健二の問題について論じる。読者の皆様から、ご心配と励ましのメールを多くいただいていて、この場をお借りして感謝と御礼を申し上げたい。一人一人に返信できなくて恐縮だが、Blogを暖かく見守り支えてくれている読者が多くいることに感激し、あらためて勇気づけられた。心配メールの中には、後藤健二への批判はやめた方がいいと親身な助言をしてくれているものもある。その気遣いの忠告が、状況判断として妥当で適切なものだということは私も理解できる。だが、それに従うことは、事件後にこの国で生じている巨大で不気味な同調圧力に屈服することを意味し、事件の真実を探究する思考(denken)を放棄することになる。ファシズムに身を委ねることだ。今、事件を契機に同調圧力という言葉が巷間喋々されている。その意味は、野党やマスコミが、事件に関して安倍晋三を批判したり政府の対策の真相を追及することが、イスラム国に味方する行為になるから手控えよという自粛の要請と傾向を指す。確かに、国会とマスコミにその徴候は看取され、特に民主党議員の腰の引けた国会質疑などが典型なのだが、必ずしもその現象は社会全体を覆っているわけではない。ネット言論の半分は安倍晋三の事件への対応に批判的で、だからこそ同調圧力という言葉が批判的に言われている。
けれども、安倍晋三に対する批判の自粛などよりもはるかに巨大で圧倒的な同調圧力が、事件発生後のこの国を覆っていて、それに誰も抗えなくなっている現実をわれわれは見落としていないか。それは、後藤健二に対する批判と考察の禁忌であり、昨年10月末の後藤健二の不審な行動経過に対する検証の自粛だ。私は、事件直後の早い段階から、このような思想状況になることを危惧し、後藤健二に対する英雄視や神聖化の動きに警戒警報を発してきた。果たせるかな、マスコミによる後藤健二への美化と礼賛の怒濤は収まりを見せず、連日連夜、これでもかと洪水のように押し出され、同じ映像とコメントがニュース番組を埋め、後藤健二は神格化されて行った。「後藤さんは常に子どもに寄り添った」「弱者の味方だった」「戦争で傷ついた子どもを支援した」、このフレーズが幾度も幾度もテレビから流され、同じ映像が使われ、事件についてのテレビ報道は、真相を解明したり追跡したりするものではなく、後藤健二を絶賛するもの一色に染まった。特に、殺害された2/1以降は際立っていて、今や後藤健二に対しては尊敬と共感の言葉以外は言えない環境になっている。疑問を差し挟む余地のない、絶対的な無謬の英雄として仰ぐしかない空気が醸成され、それが固まってしまった。
後藤健二を崇拝する同調圧力は、マスコミ以上にネットが強烈で、それも左翼方面ほど熱狂的に昂奮していて、まるで、後藤健二の悪口を言う者を見つけて制裁する自警団が組織されているかの如くだ。イスラム国のラッカと同じ恐怖の言論統制。この空気が国民全体でセメント化されると、最早、どれだけ10月末からの後藤健二の不審な行動を検証する情報が出てきても、誰もそれを信用しなくなり、頭から論外なデマだと決めつけて切り捨ててしまう状況になる。偉大な神である後藤健二を相対化したり、そのシンボルに傷がつくような情報は、たとえそれが信憑性のあるものでも、主観的に無価値と即断されるようになり、見向きされなくなってしまうのだ。今、日本国民は後藤健二を自己と同一化する心理状態になっていて、無条件に肯定して帰依することが当然な態度になっている。本来、10/22-29のたった一週間で湯川遥菜を連れ戻す計画はおかしいし、10/25-27のイスラム国潜入で、湯川遥菜と接触して安否確認した上でラッカを取材撮影して帰還するなどあり得ない。個人の力で、単独のスクラッチで、2泊3日の短期工程でそこまでの成果を上げることは不可能だ。資金を出し、イスラム国とコンタクトして日程を調整し、プロジェクトを企画差配した者がいて、後藤健二はミッションとして役割を演じている。
つまり、政府(外務省とNHK)による派遣工作員説だ。だが、そうした合理的な推理と試論は、この国の国教となった後藤健二真理教の前では、全く無意味なデマとして排斥され、神である後藤健二への冒涜や暴言とされて非難され、仮説としてさえも言論の居場所を失う事態になってしまった。まるで、イスラム教徒がモスクで集団礼拝するように、全員が同じ方向を向き、全員が揃って信仰の拝跪を繰り返している。毎夜毎夜、NHKの7時と9時のニュースで、10時からの報ステで、その教義が刷り込まれ、国民的確信と信仰が固められている。私にはこの現象がファシズムに見え、例の北朝鮮拉致報道とそこから醸成された社会観念と同じ異常な病理に見える。後藤健二は、これまで特に有名な「ジャーナリスト」だったわけではなかった。マスコミには何度か登場していたようだが、その顔と名前と活躍を知っていた者は少ない。後藤健二の過去の取材映像が、拘束後に溢れるほどテレビで反復放映されるが、それを見ても、基本的に平板凡庸で、特に評価をつけるものではなく、印象に残る報道営為ではないのだ。だから、私も過去の報ステで後藤健二の(シリアやイラクの)レポートを見ていたに違いないが、何も記憶に残ってないのであり、顔と名前を覚えてないのである。正直、スキルが高い「ジャーナリスト」とは思えない。
後藤健二の取材レポートを見て気づくのは、と言うより違和感を覚える特徴は、撮影している構図に、やたら自分(後藤健二)の顔を大きく入れて映していることだ。トルコの国境の町からシリア側(イスラム国側)を撮って説明する映像 - 報ステで放送されたもの - があるが、「向こうがイスラム国の支配地域です」という案内をするとき、カメラは一瞬だけ国境方面の風景を捉え、その後はずっと後藤健二の顔にフォーカスしている。「イスラム国の支配地域です」の音声とセットされている映像は、後藤健二の大きなアップの顔なのだ。自分の顔ばかり撮って映像にしている。車の後部座席から戦場になったシリアの町を紹介するレポートもある。「この町では」、と後藤健二は説明するのだが、撮影している動画は後藤健二のアップの顔ばかりで、車の外のシリアの町は映像として全く登場しない。自分ばかりを撮って映像にし、それをマスコミ(テレビ局)の報道素材に提供している。今、後藤健二が死んだ後だから、後藤健二を追悼して共感を煽るためにマスコミが使う映像としては、後藤健二が主人公として制作されているこれらの取材映像は都合がいい。しかし、本来、紛争地の報道でわれわれが見たいのは、現場を撮影したドキュメント映像であり、フリージャーナリストの姿ではないのだ。実は、この手法は後藤健二だけのものではない。
これも報ステで見たが、別の若いフリージャーナリストがシリア北部の戦場の町を取材したレポートでもそうだった。古館伊知郎と繋がった生中継で、町や人々の様子をカメラで捕捉しようとせず、ずっと自分の顔のアップを固定したまま動かそうとしない。町の絵を撮らず、しつこく自分の顔を撮る。何をやっているのか、視聴者としておおよその察しはつく。自分を売り込んでいるのだ。大手のテレビで顔を放送させ、少しでも有名になろうとしているのだ。売名と宣伝なのであり、戦争の現場は出汁なのだ。最近のフリージャーナリストなる者の、中東紛争地の取材というのは、一事が万事この調子で、それが慣例で常態になっていて、われわれは特に驚かなくなり、不自然や不都合を感じなくなった。だが、私は古い感性を維持していて、昔ながらのジャーナリズムの概念に拘りがあるため、こうしたフリージャーナリストの所作が耐えられないし、そのレベルの低さと志操の低さに呆れる。紛争地を取材する「ジャーナリスト」なりフリージャーナリストの表象と通念が、この国ですっかり変わってしまったのは、イラク戦争の頃だっただろうか。嘗てのそれは、本多勝一であり、岡村昭彦であり石川文洋だった。彼らの思想と行動の類型が戦場ジャーナリストだった。だが、それがいつの間にか、渡部陽一や山路徹の範疇に変わっている。お笑い芸人のテレビタレントに。
「フリージャーナリスト」や「戦場ジャーナリスト」の表象と通念がこの国で変わったから、今では、われわれはその営みに岡村昭彦や石川文洋のクォリティとレベルを求めようとせず、現地で自分の顔ばかり撮って売名と宣伝に勤しむフリージャーナリストに卑しさや怪しさを感じない。私の後藤健二に対する猜疑と隔意は、こうして、そもそも、この国の「ジャーナリスト」の言葉や現実に対する不信と拒絶から生じている。そのことをまず前提として申し上げ、そして次のことを言いたい。当Blogの読者の多くは、森住卓の業績と人柄についてよくご存知の方が多いだろう。森住卓。この名前が、後藤健二を考察する上でのキーワードだと私は直観する。森住卓。私の中では、岡村昭彦や石川文洋や福島菊次郎に連なる範疇の一人であり、理念的なジャーナリストの存在だ。森住卓、この名前を聞いてピンと来る者はいないだろうか。後藤健二は森住卓の模倣ではないのか。湾岸戦争のときに米軍がイラクで使用した劣化ウラン弾、それによって白血病になった多くの子どもたちがいて、森住卓が現地を取材して秀逸な報道作品に仕上げた。「イラク・湾岸戦争の子どもたち」。その写真の感動を忘れた者はいないはずだ。後藤健二の仕事の履歴を見ると、ほとんどがイラク戦争より後のもので、JICAと日本ユニセフのコネクションのものだということが窺える。二人目の(現在の)妻と関係する。
森住卓の作品はヒットした。非情で冷酷な言い方になるが、戦場の子どもたちの健気な表情は売れるのだ。この退廃した日本で、その感動はビジネスになる。さて、森住卓の次にもう一人の「ジャーナリスト」の名前を挙げよう。山本美香だ。シリアで反政府軍に騙されて殺害された山本美香。彼女は正直なところがあり、こんな本音を漏らしていた。それは私の記憶にあり、ネットの検索で証拠を掘り出せるか自信がない。その本音とは、一つは、危険な「戦場ジャーナリスト」の仕事は、食べていくためにやっている稼業であり、これをするしか自分には生きる道がなく、収入を得る職業が他にないから、だからやっているのだという告白だった。崇高な正義感とか、平和のためにとか、戦争で苦しむ子どもを救うためとか、そういうのは本当は飾り文句で二の次なのだと、そう語っていた。もう一つ、真実を証言していた。私は女なので、子どもは安心して打ち解けてくれ、被写体になってくれると。カメラの前で表情を綻ばせてくれると。山本美香は、自身の仕事の偽善性に対して正直な態度を持った人間だった。後藤健二の真実を考えるとき、山本美香の告白は参考になる。日本のいわゆる「戦場ジャーナリスト」たちは、どうして戦場の子どもたちを追いかけて撮るのか。理由は二つだ。一つは、それが大きな需要と市場があるからであり、もう一つは、子どもを被写体にすれば戦場でも自分自身が安全だからである。
最前線で戦闘を追いかける戦場ジャーナリストには身の危険が及ぶ。銃弾が当たる心配がある。しかし、子どものいる場所では銃弾は飛ばない。子どもを撮るのは安全だからだ。自身に身の危険が及ばないからだ。それでいて、子どもの写真は喜ばれて売れるのだ。カネになるのだ。危険がなく商売になる。これほど効率のいい「戦場ジャーナリズム」は他にないのだ。そしてまた、子どもを撮る「ジャーナリスト」は、山本美香にせよ、後藤健二にせよ、マスコミと世論によって聖人のように崇められ、立派で偉大な人間だと称賛される。だが、森住卓と後藤健二には全く違う点がある。二人の異なるところは、森住卓の場合は、作品の中に自分を主人公としてデカデカと構図化しない点である。
けれども、安倍晋三に対する批判の自粛などよりもはるかに巨大で圧倒的な同調圧力が、事件発生後のこの国を覆っていて、それに誰も抗えなくなっている現実をわれわれは見落としていないか。それは、後藤健二に対する批判と考察の禁忌であり、昨年10月末の後藤健二の不審な行動経過に対する検証の自粛だ。私は、事件直後の早い段階から、このような思想状況になることを危惧し、後藤健二に対する英雄視や神聖化の動きに警戒警報を発してきた。果たせるかな、マスコミによる後藤健二への美化と礼賛の怒濤は収まりを見せず、連日連夜、これでもかと洪水のように押し出され、同じ映像とコメントがニュース番組を埋め、後藤健二は神格化されて行った。「後藤さんは常に子どもに寄り添った」「弱者の味方だった」「戦争で傷ついた子どもを支援した」、このフレーズが幾度も幾度もテレビから流され、同じ映像が使われ、事件についてのテレビ報道は、真相を解明したり追跡したりするものではなく、後藤健二を絶賛するもの一色に染まった。特に、殺害された2/1以降は際立っていて、今や後藤健二に対しては尊敬と共感の言葉以外は言えない環境になっている。疑問を差し挟む余地のない、絶対的な無謬の英雄として仰ぐしかない空気が醸成され、それが固まってしまった。
後藤健二を崇拝する同調圧力は、マスコミ以上にネットが強烈で、それも左翼方面ほど熱狂的に昂奮していて、まるで、後藤健二の悪口を言う者を見つけて制裁する自警団が組織されているかの如くだ。イスラム国のラッカと同じ恐怖の言論統制。この空気が国民全体でセメント化されると、最早、どれだけ10月末からの後藤健二の不審な行動を検証する情報が出てきても、誰もそれを信用しなくなり、頭から論外なデマだと決めつけて切り捨ててしまう状況になる。偉大な神である後藤健二を相対化したり、そのシンボルに傷がつくような情報は、たとえそれが信憑性のあるものでも、主観的に無価値と即断されるようになり、見向きされなくなってしまうのだ。今、日本国民は後藤健二を自己と同一化する心理状態になっていて、無条件に肯定して帰依することが当然な態度になっている。本来、10/22-29のたった一週間で湯川遥菜を連れ戻す計画はおかしいし、10/25-27のイスラム国潜入で、湯川遥菜と接触して安否確認した上でラッカを取材撮影して帰還するなどあり得ない。個人の力で、単独のスクラッチで、2泊3日の短期工程でそこまでの成果を上げることは不可能だ。資金を出し、イスラム国とコンタクトして日程を調整し、プロジェクトを企画差配した者がいて、後藤健二はミッションとして役割を演じている。
つまり、政府(外務省とNHK)による派遣工作員説だ。だが、そうした合理的な推理と試論は、この国の国教となった後藤健二真理教の前では、全く無意味なデマとして排斥され、神である後藤健二への冒涜や暴言とされて非難され、仮説としてさえも言論の居場所を失う事態になってしまった。まるで、イスラム教徒がモスクで集団礼拝するように、全員が同じ方向を向き、全員が揃って信仰の拝跪を繰り返している。毎夜毎夜、NHKの7時と9時のニュースで、10時からの報ステで、その教義が刷り込まれ、国民的確信と信仰が固められている。私にはこの現象がファシズムに見え、例の北朝鮮拉致報道とそこから醸成された社会観念と同じ異常な病理に見える。後藤健二は、これまで特に有名な「ジャーナリスト」だったわけではなかった。マスコミには何度か登場していたようだが、その顔と名前と活躍を知っていた者は少ない。後藤健二の過去の取材映像が、拘束後に溢れるほどテレビで反復放映されるが、それを見ても、基本的に平板凡庸で、特に評価をつけるものではなく、印象に残る報道営為ではないのだ。だから、私も過去の報ステで後藤健二の(シリアやイラクの)レポートを見ていたに違いないが、何も記憶に残ってないのであり、顔と名前を覚えてないのである。正直、スキルが高い「ジャーナリスト」とは思えない。
後藤健二の取材レポートを見て気づくのは、と言うより違和感を覚える特徴は、撮影している構図に、やたら自分(後藤健二)の顔を大きく入れて映していることだ。トルコの国境の町からシリア側(イスラム国側)を撮って説明する映像 - 報ステで放送されたもの - があるが、「向こうがイスラム国の支配地域です」という案内をするとき、カメラは一瞬だけ国境方面の風景を捉え、その後はずっと後藤健二の顔にフォーカスしている。「イスラム国の支配地域です」の音声とセットされている映像は、後藤健二の大きなアップの顔なのだ。自分の顔ばかり撮って映像にしている。車の後部座席から戦場になったシリアの町を紹介するレポートもある。「この町では」、と後藤健二は説明するのだが、撮影している動画は後藤健二のアップの顔ばかりで、車の外のシリアの町は映像として全く登場しない。自分ばかりを撮って映像にし、それをマスコミ(テレビ局)の報道素材に提供している。今、後藤健二が死んだ後だから、後藤健二を追悼して共感を煽るためにマスコミが使う映像としては、後藤健二が主人公として制作されているこれらの取材映像は都合がいい。しかし、本来、紛争地の報道でわれわれが見たいのは、現場を撮影したドキュメント映像であり、フリージャーナリストの姿ではないのだ。実は、この手法は後藤健二だけのものではない。
これも報ステで見たが、別の若いフリージャーナリストがシリア北部の戦場の町を取材したレポートでもそうだった。古館伊知郎と繋がった生中継で、町や人々の様子をカメラで捕捉しようとせず、ずっと自分の顔のアップを固定したまま動かそうとしない。町の絵を撮らず、しつこく自分の顔を撮る。何をやっているのか、視聴者としておおよその察しはつく。自分を売り込んでいるのだ。大手のテレビで顔を放送させ、少しでも有名になろうとしているのだ。売名と宣伝なのであり、戦争の現場は出汁なのだ。最近のフリージャーナリストなる者の、中東紛争地の取材というのは、一事が万事この調子で、それが慣例で常態になっていて、われわれは特に驚かなくなり、不自然や不都合を感じなくなった。だが、私は古い感性を維持していて、昔ながらのジャーナリズムの概念に拘りがあるため、こうしたフリージャーナリストの所作が耐えられないし、そのレベルの低さと志操の低さに呆れる。紛争地を取材する「ジャーナリスト」なりフリージャーナリストの表象と通念が、この国ですっかり変わってしまったのは、イラク戦争の頃だっただろうか。嘗てのそれは、本多勝一であり、岡村昭彦であり石川文洋だった。彼らの思想と行動の類型が戦場ジャーナリストだった。だが、それがいつの間にか、渡部陽一や山路徹の範疇に変わっている。お笑い芸人のテレビタレントに。
「フリージャーナリスト」や「戦場ジャーナリスト」の表象と通念がこの国で変わったから、今では、われわれはその営みに岡村昭彦や石川文洋のクォリティとレベルを求めようとせず、現地で自分の顔ばかり撮って売名と宣伝に勤しむフリージャーナリストに卑しさや怪しさを感じない。私の後藤健二に対する猜疑と隔意は、こうして、そもそも、この国の「ジャーナリスト」の言葉や現実に対する不信と拒絶から生じている。そのことをまず前提として申し上げ、そして次のことを言いたい。当Blogの読者の多くは、森住卓の業績と人柄についてよくご存知の方が多いだろう。森住卓。この名前が、後藤健二を考察する上でのキーワードだと私は直観する。森住卓。私の中では、岡村昭彦や石川文洋や福島菊次郎に連なる範疇の一人であり、理念的なジャーナリストの存在だ。森住卓、この名前を聞いてピンと来る者はいないだろうか。後藤健二は森住卓の模倣ではないのか。湾岸戦争のときに米軍がイラクで使用した劣化ウラン弾、それによって白血病になった多くの子どもたちがいて、森住卓が現地を取材して秀逸な報道作品に仕上げた。「イラク・湾岸戦争の子どもたち」。その写真の感動を忘れた者はいないはずだ。後藤健二の仕事の履歴を見ると、ほとんどがイラク戦争より後のもので、JICAと日本ユニセフのコネクションのものだということが窺える。二人目の(現在の)妻と関係する。
森住卓の作品はヒットした。非情で冷酷な言い方になるが、戦場の子どもたちの健気な表情は売れるのだ。この退廃した日本で、その感動はビジネスになる。さて、森住卓の次にもう一人の「ジャーナリスト」の名前を挙げよう。山本美香だ。シリアで反政府軍に騙されて殺害された山本美香。彼女は正直なところがあり、こんな本音を漏らしていた。それは私の記憶にあり、ネットの検索で証拠を掘り出せるか自信がない。その本音とは、一つは、危険な「戦場ジャーナリスト」の仕事は、食べていくためにやっている稼業であり、これをするしか自分には生きる道がなく、収入を得る職業が他にないから、だからやっているのだという告白だった。崇高な正義感とか、平和のためにとか、戦争で苦しむ子どもを救うためとか、そういうのは本当は飾り文句で二の次なのだと、そう語っていた。もう一つ、真実を証言していた。私は女なので、子どもは安心して打ち解けてくれ、被写体になってくれると。カメラの前で表情を綻ばせてくれると。山本美香は、自身の仕事の偽善性に対して正直な態度を持った人間だった。後藤健二の真実を考えるとき、山本美香の告白は参考になる。日本のいわゆる「戦場ジャーナリスト」たちは、どうして戦場の子どもたちを追いかけて撮るのか。理由は二つだ。一つは、それが大きな需要と市場があるからであり、もう一つは、子どもを被写体にすれば戦場でも自分自身が安全だからである。
最前線で戦闘を追いかける戦場ジャーナリストには身の危険が及ぶ。銃弾が当たる心配がある。しかし、子どものいる場所では銃弾は飛ばない。子どもを撮るのは安全だからだ。自身に身の危険が及ばないからだ。それでいて、子どもの写真は喜ばれて売れるのだ。カネになるのだ。危険がなく商売になる。これほど効率のいい「戦場ジャーナリズム」は他にないのだ。そしてまた、子どもを撮る「ジャーナリスト」は、山本美香にせよ、後藤健二にせよ、マスコミと世論によって聖人のように崇められ、立派で偉大な人間だと称賛される。だが、森住卓と後藤健二には全く違う点がある。二人の異なるところは、森住卓の場合は、作品の中に自分を主人公としてデカデカと構図化しない点である。
by yoniumuhibi | 2015-02-04 23:30 | Trackback | Comments(27)
Commented by SY at 2015-02-04 17:00 x
後藤さんが名声のために行っていることは、現地に入る前の自撮りした映像を見れば一目瞭然です。”自己責任”、”現地の人に責任を問わないでください”、”帰ってきますけどね”など、すごく違和感を覚えました。起こっている状況と軽々しい映像のギャップに一層の怒りに近いものを感じました。
Commented by あかさた at 2015-02-04 17:05 x
後藤氏の以前の活動は、主にCIAのような組織に焦点をあてていたという話も耳にしました。
Commented by yummy at 2015-02-04 17:09 x
新しい記事、読めました。見えなくなっていた前の二つの記事も見えます。(でも、せっかくのみなさんのコメントは消えてしまっています、残念です)
表現の自由がどうかずっと守られますように。
表現の自由がどうかずっと守られますように。
Commented by 応援しています。 at 2015-02-04 17:56 x
今回の事件で、こちらのサイトを知りました。
意図的に消された記事が戻っていて、安心しましたが、やはりコメント欄は、完全に消されていますね…。
マスコミが垂れ流す、後藤健二を崇拝するように仕向ける映像にはウンザリで、もう見ないようにしています。後藤健二真理教は、恐ろしいですね。原発事故後に、唯一放送されていたCMに似た効果があるような感じです。最も重要な問題から関心を逸らせて、思考停止させる狙いがあるのでしょう
。世論の操作までもして、改憲し戦争に持ち込みたい安倍晋三の狂った思想は、阻止しなければいけないと思います。
(ロシナンテさんのコメントの中にあるような状況が来る事を、心待ちにしています。)知らないうちに独裁国家になってしまった日本に怖ろしさを感じます。
意図的に消された記事が戻っていて、安心しましたが、やはりコメント欄は、完全に消されていますね…。
マスコミが垂れ流す、後藤健二を崇拝するように仕向ける映像にはウンザリで、もう見ないようにしています。後藤健二真理教は、恐ろしいですね。原発事故後に、唯一放送されていたCMに似た効果があるような感じです。最も重要な問題から関心を逸らせて、思考停止させる狙いがあるのでしょう
。世論の操作までもして、改憲し戦争に持ち込みたい安倍晋三の狂った思想は、阻止しなければいけないと思います。
(ロシナンテさんのコメントの中にあるような状況が来る事を、心待ちにしています。)知らないうちに独裁国家になってしまった日本に怖ろしさを感じます。
Commented by kk at 2015-02-04 18:15 x
コメント欄のSYさんの「起こっている状況と軽々しい映像のギャップに一層の怒りに近いものを感じました。」は重要だと思います。そうなんです。軽々しいんです。ISILの本拠地に湯川氏を奪還にむかうのに。その後の結末を考えると、軽々しいはずがない。けれども、そのときの彼にとっては軽々しかった。それはなぜか?やはりそれは湯川氏救出のお膳立てが既に出来ていたと考えるのが自然であり、そうとしか考えられません。政府関係者によって、その簡単な(簡単であるはずの)仕事を依頼された。あのビデオはそれをもの語っていると思います。
Commented by まゆ at 2015-02-04 18:55 x
私はカトリック信者です.。もし後藤さんがプロテスタントの真の信者であるならば、自分の命をかけて犠牲になる事はいとわないと思います。私は後藤さんの事をメディアでしか知りません。だから分かりませんとしか言えません。美香さんの場合は、これしか私は稼げないからと言われていたのですね。それが本音なら私はがっくりです。でも純粋に命をかけて平和を叫ぶ人は必ずいると信じています。綺麗事だとは思いません。信者は皆同じ思想です。
Commented by 竹藪三十郎 at 2015-02-04 19:20 x
後藤さんの拘束前のコメント映像は、当初それを報じていたテレビ番組内で、撮影者である現地の通訳に頼まれて撮ったものであると、通訳本人がインタビューに答えていたと思います。そこで通訳は、後藤さんは最初コメントを残すことを嫌がっていたとも言っていたように記憶しています。これが真実であるとすれば、ですが、上記コメント欄で「軽々しさ」を感じる人がいる原因は、あのコメントを撮影した時の後藤さんの心中の表れがそのように映ったのではないかとも思えます。彼の中に映像を利用される不安や疑念が多少なりとも生じ、少しやっつけな態度になったのかもしれません。ブログ主様の記事の通り、英雄化、聖人化はもっての外ですから、そのような動きに対して批判的な視点を持つことは大切ですが。誰が彼らを使って何をやらせようとして、どの様な経緯を辿って彼らが悲惨な最期を迎えたのか、少しでも事実が明らかになると良いのですが。
Commented by KO at 2015-02-04 19:50 x
昨日からか、テレビで、後藤さんには渡航中止を再三求めた。と外務省等が言っていましたが
これは単なる嘘ですか?
なんだかほんとによくわからない。
これは単なる嘘ですか?
なんだかほんとによくわからない。
Commented by K at 2015-02-04 20:02 x
後藤さんについて連日報道される中で、その内容にずっと違和感がありました。湯川さんを助けにいくこと自体無謀で、助けるどころか自分が捕まる事なんて、安易に予想されるます。事前になんらかの交渉があったからこそ、身柄を引き取りにいったんだと想像できます。でも、そこにはメディアは触れません。そこに圧力めいたものを感じます。私はごく普通のOLで、特に知識が豊富なわけではありませんが、この違和感には気付くことができたし、こちらの記事の方がマスコミで報道されている内容よりはるかに信憑性があり、腑におちます。でも、多くの日本人はきっとメディア、政府の思惑通りの心理操作をされているのでしょうね。こちらの記事に辿り着けて良かったです。
Commented by Riraki at 2015-02-04 22:15 x
最近、こちらのブログやあちらやと真相を知りたいと睡眠不足にもなっていたのだが、おおよそわたしもこちらの意見に同意します。でも、、、でもですよ、そもそも、公開された映像がどれも加工されたものだったわけで、「本当に彼らは死んだのか」さえも確認できない。大きな陰謀があって、彼らは生きているかもしれないじゃないか。後藤氏は俺は死なないことになっている、と思っているからビデオで軽い調子なのかもれない。だとしたら、そのうその「きっかけ」で日本が戦争を始めることこそ、あっていいのか? 不味いだろう。
本当に死んだのか、もっと検証する必要があっていいはずだ。そもそも、そこからだ。
保険金、、、あのうその映像で出てしまうのだろうか、すごい額だよね、個人としては。。。 考えてもみてほしい、われわれ日本の「凡人」の日常生活において、その額をかけたら、何かを疑われる額だよね。後藤さん、この事件の前、そんなにスペシャルな人間だった? とられられてもなお、毅然としつつ、モールス信号も送っちゃう? 大学でて、企業に勤めたあと、ボディビルのインストラクター? 深層マッチョ自己顕示欲はある人だったろう。ま、そういう意味では「普通の人にはないたくない」人だったんだろうが。。。
今メディアが報道するやさしい面、、の裏にはなにか逆の性格もある。
湯川だって、表向き女性地味たところがあるかもしれないし、その反面彼のとっている行動はすごいマッチョだよ、いや、女性でも、ものすごく強い人がいるから女性的とか男性的とか、そういうイメージ的観察はやめるとして、とにかく、彼はそこらへんの人より、よっぽど肝すわっている。ブログで話してる言葉じゃなくて「実際の行動」をみてみて。英語だってできないことになっているが、NATIVEほどじゃないだろうけど、かなり話せているはずだ。お金の扱いもダイナミックだ。 死も覚悟してこわくない、失うものがない、工作員にこんなに適した人はいない。
本当に死んだのか、もっと検証する必要があっていいはずだ。そもそも、そこからだ。
保険金、、、あのうその映像で出てしまうのだろうか、すごい額だよね、個人としては。。。 考えてもみてほしい、われわれ日本の「凡人」の日常生活において、その額をかけたら、何かを疑われる額だよね。後藤さん、この事件の前、そんなにスペシャルな人間だった? とられられてもなお、毅然としつつ、モールス信号も送っちゃう? 大学でて、企業に勤めたあと、ボディビルのインストラクター? 深層マッチョ自己顕示欲はある人だったろう。ま、そういう意味では「普通の人にはないたくない」人だったんだろうが。。。
今メディアが報道するやさしい面、、の裏にはなにか逆の性格もある。
湯川だって、表向き女性地味たところがあるかもしれないし、その反面彼のとっている行動はすごいマッチョだよ、いや、女性でも、ものすごく強い人がいるから女性的とか男性的とか、そういうイメージ的観察はやめるとして、とにかく、彼はそこらへんの人より、よっぽど肝すわっている。ブログで話してる言葉じゃなくて「実際の行動」をみてみて。英語だってできないことになっているが、NATIVEほどじゃないだろうけど、かなり話せているはずだ。お金の扱いもダイナミックだ。 死も覚悟してこわくない、失うものがない、工作員にこんなに適した人はいない。
Commented by 湯川と後藤の不可解 at 2015-02-04 22:17 x
後藤健二の今回のイスラム国支配地域への渡航は、さんざん言われているように、初めから極めて短期間の予定で、とても取材が出来るような日程ではなかった。
初めからセッティングされてた何かがあったはずなのだと、テレビのニュースショウの中でさえ複数の識者がそうコメントしている。例えば、山路徹も「インタビューかなにかがあらかじめセッティングされていたのでなければあり得ない日程だ」と解説している。
「インタビューだと称して渡航し、湯川遥菜を受け取ってくるだけだ」とNHK経由で政府に言われて出かけたところが、人質にされてしまった。
なぜそんなことになってしまったのか。
湯川の死を完全に無視し、後藤の死を利用しているとしか思えない今の状況を見ると、裏切ったのがイスラム国とは限らない気もする。
何せ、後藤健二がすばらしい人間だったことにすればするほど、自衛隊の海外派遣へと世論を誘導できる。あまりにも、あからさまで、ベタ過ぎで、もしTVドラマならクサいと言う他ない。右翼は韓国ドラマが嫌いだったのではなかったか、と皮肉のひとつも言いたくなる。
後藤の、あの自分撮り映像の言葉の軽さと、隠しきれない嬉しそうな様子は、正に「大事な仕事に抜擢された者」のありさまだ。自分が危険な目に遭うことは無いと確信していればこその態度である。映像というのは態度・行動をこそ読むべきで、言葉よりもそこに本心が表れるのは常識だろう。
後藤健二は、何をしに行ったのか。調査と検証が必要だ。あまりにも不可解なことが多い。
初めからセッティングされてた何かがあったはずなのだと、テレビのニュースショウの中でさえ複数の識者がそうコメントしている。例えば、山路徹も「インタビューかなにかがあらかじめセッティングされていたのでなければあり得ない日程だ」と解説している。
「インタビューだと称して渡航し、湯川遥菜を受け取ってくるだけだ」とNHK経由で政府に言われて出かけたところが、人質にされてしまった。
なぜそんなことになってしまったのか。
湯川の死を完全に無視し、後藤の死を利用しているとしか思えない今の状況を見ると、裏切ったのがイスラム国とは限らない気もする。
何せ、後藤健二がすばらしい人間だったことにすればするほど、自衛隊の海外派遣へと世論を誘導できる。あまりにも、あからさまで、ベタ過ぎで、もしTVドラマならクサいと言う他ない。右翼は韓国ドラマが嫌いだったのではなかったか、と皮肉のひとつも言いたくなる。
後藤の、あの自分撮り映像の言葉の軽さと、隠しきれない嬉しそうな様子は、正に「大事な仕事に抜擢された者」のありさまだ。自分が危険な目に遭うことは無いと確信していればこその態度である。映像というのは態度・行動をこそ読むべきで、言葉よりもそこに本心が表れるのは常識だろう。
後藤健二は、何をしに行ったのか。調査と検証が必要だ。あまりにも不可解なことが多い。
Commented by Riraki at 2015-02-04 22:39 x
そうそう、後藤健二氏が湯川氏のことを「いや、彼、英語がはなせなくてねー(だから、僕が通訳してるんだ)」と、機会あるごとにまわりに伝えていたようだが、実は「なぜ、僕が湯川といるのか」という本来の目的隠しだったんじゃないか、、、そんな気もする。ブログをみても、湯川氏、通訳なしで、結構ひとりでやれているようだけど。
Commented by yum at 2015-02-04 22:53 x
後藤さんについて、世に倦む日日さんやコメント欄のみなさんのおっしゃる通りかもしれません。
ただ、わたしは、彼がクリスチャンだったこと(http://bit.ly/1vs70sA)が、みなさんの感じる違和感の原因の一つなのでは? . . . と感じています。
教会の仲間から、「後藤さんは、戦地でひとり命を落とすようなことがあっても、天国でイエス様が迎えてくださるのであれば寂しくない、という考えから洗礼を受けた」と聞きました。
ですから、彼は、戦禍の子どもたちを撮ることも、今回のことも、キリスト者としての「ミッション」と考えていたのではないかと想像します。
信仰を持つ人間は、雰囲気や受け答えが、どことなく楽観的だったり、浮き世離れしていたりすることがあります。
また、自分が顔を出すことで、よりいっそう本が売れたり寄付が集まったりするのなら、ためらわずに自分を商品化すると思います。見た目のよさも才能・神様からの贈り物ですから。
そういう感じは、ほかの人たちから見たら、相当にうさんくさいのではないでしょうか。
わたし自身、目立たないように気をつけていても"お花畑"と言われることがあるので、書いてみました。
ただ、わたしは、彼がクリスチャンだったこと(http://bit.ly/1vs70sA)が、みなさんの感じる違和感の原因の一つなのでは? . . . と感じています。
教会の仲間から、「後藤さんは、戦地でひとり命を落とすようなことがあっても、天国でイエス様が迎えてくださるのであれば寂しくない、という考えから洗礼を受けた」と聞きました。
ですから、彼は、戦禍の子どもたちを撮ることも、今回のことも、キリスト者としての「ミッション」と考えていたのではないかと想像します。
信仰を持つ人間は、雰囲気や受け答えが、どことなく楽観的だったり、浮き世離れしていたりすることがあります。
また、自分が顔を出すことで、よりいっそう本が売れたり寄付が集まったりするのなら、ためらわずに自分を商品化すると思います。見た目のよさも才能・神様からの贈り物ですから。
そういう感じは、ほかの人たちから見たら、相当にうさんくさいのではないでしょうか。
わたし自身、目立たないように気をつけていても"お花畑"と言われることがあるので、書いてみました。
Commented by M at 2015-02-04 23:28 x
山本美香さんが亡くなったとき、彼女の今迄の軌跡を追ったドキュメンタリーが放送されました。シリアでの取材中、世界各国の取材陣が定宿としているホテルが爆撃され、山本さん達ほ勿論、多くのジャーナリストやカメラマンたちが危険な目に遭いました。その時の状況もVTRに撮られていて、放送されました。自分たちのいた部屋の近くが爆撃され、知り合いだったジャーナリスト(アメリカの方だったかな?)が、数名亡くなっています。山本さんは、半ば叫ぶような声で、”どうして?!いやだ!どうして?!”と、その友人の名前を呼んでいました。もちろんホテル中がパニックになっています。山本さんと同行していた、ジャーナリストの佐藤和孝さんがパニックに陥った山本さんを落ち着かせ、山本さんは床に座り込み、それでも、”どうして、どうして、、、?”と繰り返します。その声も座り込んだ体も、ずっと震えていました。恐怖にも怒りにも震えているように見えました。その数日後に市街地での銃撃戦に巻き込まれて、亡くなったと記憶してます。このドキュメントを見た時、涙が止まらなかった事を覚えてます。追悼のドキュメントだから、多少美化した表現や構成はされていたとも思いますが。数日前に知り合いを”戦争”でなくし、”明日は我が身”だと言うことを、目の前に突き付けられ、それでも取材を続けた理由とは、、、?これから、後藤さんを追悼するようなドキュメンタリーが放送される事があるのでしょうか?今までの報道で充分な感じですが。今回の”人質殺害事件”は、世界中のメディアを巻き込んで、後藤さんをヒーローに祭り上げました。殺害されたアメリカ、イギリスのジャーナリストを可哀そうな被害者とは思っても、ヒーローと思った人はおそらくいないでしょう。”後藤さんは友人を助ける為に、非道で危険なイスラム国へと潜入し、無念の死を遂げたヒーロー”今や世界中の多くの人々がそう信じているでしょう。イスラム国に対する反感をもたせる為に、一役かわされた感じです。記事にある”自分を売り込もうとする意図が見え見えのカメラアングル”とありますが、皮肉にも、今や世界中で有名です。
Commented by k at 2015-02-04 23:28 x
なんとか証拠を見つけることができないものでしょうか?しかし、特定秘密になってしまったので、それを取材しようとしただけで有罪。。。
Commented at 2015-02-05 04:19 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by マスコミこそ身内にあますぎ! at 2015-02-05 11:00 x
「戦場ジャーナリスト」の仕事は、食べていくためにやっている稼業であり、これをするしか自分には生きる道がなく、収入を得る職業が他にないから? そんなわけはありませんよね。事実上夫婦でしていた商売でしょうに。正直に自ら進んで選んだ、金になる事業と何故言えないのだろう?
森口や佐村河内を徹底して糾弾したマスコミが、小保方晴子をひたすら隠匿し擁護しているのはマスコミに大勢いる早稲田出身者のゆがんだ母校愛によるものだということは、かねてから指摘されているところです。嫁にしているとは言え、実質ヒモ同然だった“ジャーナリスト”後藤を聖人化しているのもマスコミの熱烈な同業者愛によるものでしょう。同様に殺害された横国大生や日揮従業員は徹底的に軽く扱い、イラクで人質になった人々は散々に罵り、一方で自ら商売のためにミャンマーやシリアに乗り込んでいき、お仕事中に軍事作戦に巻き込まれた同業者は英雄として奉り上げる。マスコミはよく役所や一般企業を身内に甘いと言いますが、自分たちのほうがよほどあくどい。インターネットの時代、私達はもういい加減に彼らを突き放して考えなくてはなりませんね。
森口や佐村河内を徹底して糾弾したマスコミが、小保方晴子をひたすら隠匿し擁護しているのはマスコミに大勢いる早稲田出身者のゆがんだ母校愛によるものだということは、かねてから指摘されているところです。嫁にしているとは言え、実質ヒモ同然だった“ジャーナリスト”後藤を聖人化しているのもマスコミの熱烈な同業者愛によるものでしょう。同様に殺害された横国大生や日揮従業員は徹底的に軽く扱い、イラクで人質になった人々は散々に罵り、一方で自ら商売のためにミャンマーやシリアに乗り込んでいき、お仕事中に軍事作戦に巻き込まれた同業者は英雄として奉り上げる。マスコミはよく役所や一般企業を身内に甘いと言いますが、自分たちのほうがよほどあくどい。インターネットの時代、私達はもういい加減に彼らを突き放して考えなくてはなりませんね。
Commented by 長坂 at 2015-02-05 11:20 x
きれいな女優やモデルが国連機関の大使として、アフガンやアフリカに行き帰って来て写真展や講演会とか、国連やNPO NGOで働くカッコいい帰国子女的な(BSでやりそうな番組)そういうジャーナリストと呼ぶには薄っぺらな(すいません!)イメージだったので、、、神格化はないよねえ、、です。
ハマスやヒズボラの幹部はピンポイントで空爆されちゃうのに、バグダディの居場所はわからない。情報提供に1000万ドルの懸賞金なのに、だれもタレこまない。中東が本当に平和で安定しちゃったら困る人達ばかり。
かつてPFLPと一緒に戦った日本人がいたとか、もう皆忘れちゃいましたね。
ハマスやヒズボラの幹部はピンポイントで空爆されちゃうのに、バグダディの居場所はわからない。情報提供に1000万ドルの懸賞金なのに、だれもタレこまない。中東が本当に平和で安定しちゃったら困る人達ばかり。
かつてPFLPと一緒に戦った日本人がいたとか、もう皆忘れちゃいましたね。
Commented by 世銀OB at 2015-02-05 11:48 x
山本美香さんの時もそうでしたが、後藤さんの伝えたかった事に対してのメディアの持ち上げ方には食傷気味です。国連のサポートスタッフが言いそうな陳腐な言葉が飛び交ってますねえ。例えばNHKの大越キャスターも"戦争の犠牲者である子供に目を向け続けた後藤さん"と執拗に持ち上げている。写真にしてもビデオにしても"紛争地区の子供" テーマ はlow-hanging fruitで、効果的でしょう。後藤さんの奥様が"誇り"に思う御主人にたいして申し訳ないのですが。
Commented by 山桜 at 2015-02-05 12:46 x
コメント記入は初めてです。
いつも私の凡庸な頭を刺激してくれる視点からの
記事楽しく読んでおります。
今回の一連の説、「陰謀論」は好きではないので
警戒しながら読んでいたのですが
湯川氏のblogを読んでみると納得できることが
ありますね。
昨年8月18日の
「湯川氏はISが神の名において処刑した」という
tweetを事実であったと考えると
後藤氏は湯川氏救出ではなく、
政府に嵌められてISに送りこまれたのではないか。
彼も湯川氏同様、消したかった存在ではなかったかと
思えてきました。
2名殺害、後藤氏賞賛・聖人化、
国民の感情を煽り、集団的自衛権、憲法改正、
特定秘密化して隠ぺい、安倍の思惑通りにすべて
ことが運んでいるではないですか。
今回小泉時代のような「自己責任」は政府からは
一切出てきませんでした。
政府は救出に向け動いているという印象を与えながら
実際は放置状態。
湯川・後藤両氏がそれぞれ、
防衛省・外務省の末端工作員であるならば納得が行きます。
中国脅威論では国民は動かない。
北朝鮮拉致も膠着。
国民の感情を煽れるものでなければならない。
横田夫妻が亡くなればそれを利用し
「自衛隊派遣が可能であったなら…」とすることはできるが、もっと手っ取り早く確実なものは?
身近にあるじゃないか。残酷なショウであればあるほど良い。
恐ろしいほどの冷酷さですね。
歴史は繰り返す。着実に戦争のできる国へ向かっていると感じます。
いつも私の凡庸な頭を刺激してくれる視点からの
記事楽しく読んでおります。
今回の一連の説、「陰謀論」は好きではないので
警戒しながら読んでいたのですが
湯川氏のblogを読んでみると納得できることが
ありますね。
昨年8月18日の
「湯川氏はISが神の名において処刑した」という
tweetを事実であったと考えると
後藤氏は湯川氏救出ではなく、
政府に嵌められてISに送りこまれたのではないか。
彼も湯川氏同様、消したかった存在ではなかったかと
思えてきました。
2名殺害、後藤氏賞賛・聖人化、
国民の感情を煽り、集団的自衛権、憲法改正、
特定秘密化して隠ぺい、安倍の思惑通りにすべて
ことが運んでいるではないですか。
今回小泉時代のような「自己責任」は政府からは
一切出てきませんでした。
政府は救出に向け動いているという印象を与えながら
実際は放置状態。
湯川・後藤両氏がそれぞれ、
防衛省・外務省の末端工作員であるならば納得が行きます。
中国脅威論では国民は動かない。
北朝鮮拉致も膠着。
国民の感情を煽れるものでなければならない。
横田夫妻が亡くなればそれを利用し
「自衛隊派遣が可能であったなら…」とすることはできるが、もっと手っ取り早く確実なものは?
身近にあるじゃないか。残酷なショウであればあるほど良い。
恐ろしいほどの冷酷さですね。
歴史は繰り返す。着実に戦争のできる国へ向かっていると感じます。
Commented by 中東ビジネス at 2015-02-05 12:51 x
だいぶ抽象的になりますが、日本国中、右傾化の流れを心配しております。今回の後藤氏の神格化は、ネット社会で現実を見ないほとんどの日本人のリテラシーの欠如だと。。。国民全体を反テロ!反ダーイシュ!一色に染めて、政府擁護の国民感情を作らせている。マスゴミ・メディアは、「言論の自由」というお題目を掲げながら、マスゴミ・メディアで働く輩自身のリテラシーの無さを暴露しているように思う。国家公安委員長の「ISと連絡を取っている日本人を把握している。」発言は、恐怖政治の始まり・・・と思った。これを非難しないでスルーするマスゴミもしかり。。。結局、こういった意見は、マイノリティーとかキチガイ意見と抹殺されてしまう世の中。数の論理が正義の民主主義とは何ぞや?と思う。安倍内閣は、馬鹿な国民が多くて、密かにほくそ笑んでいる事だろう。
Commented by おばさん4号 at 2015-02-05 16:50 x
毎回このブログに楽しく驚きながら啓発されております。
後藤氏を神格化することで国民を啓蒙し、世論を怪しい方向に導いていく政府の意図。そして後藤氏を礼賛するマスコミの愚鈍な表情には、毎度のことながらウンザリさせられております。 シリア国内でもエボラ危険地域でも、果敢に取材に出かけるBBCやCNNの特派員を見るにつけ、「社内規定で行けない」もしくは「危ないから行かない」日本の大手マスコミ連の総懺悔報告のようにも思えます。ちなみにBBCなどは戦場で取材中に亡くなると、その事実と亡くなった記者やカメラマンのプロフィールは紹介しても「職務に忠実だった。以上」で英雄視はしません。 その代わり自国民が関わらずとも、世界の紛争地や犠牲者、被害、政治的な動きなどは情勢を絶え間なく報道していますね。 後藤さんの神格化報道を見るにつけ、日本のメディアの低度に愕然とします。
危険な中東まで出かけて命を落とす人、皮肉にもその取材陣のために交通事故で命を落としたトルコのコーディネイターさん。命の重さは利用度で異なります。
しかし有難いことに、ネットや新聞TVのマスメディアで騒ぎ回る輩達に振り回されるほど、一般の日本国民は賢くも、阿呆でもありません。 近所のオバさん仲間達は生後2週間の赤子を置いて、自らの命までかけて「良く知らん他人」を救出する男に???ですし、政府は200億円位こっそり裏で払えば良いものを…なんてもんです。 イスラエル国旗を前にISからの奪還を宣言した首相。直後に身代金を払うつもりはないと声高らかに発表した官房長官。 誰しも「何か理解し難い胡散臭いもの」を感じているようです。そしてイザとなったら国は民を見捨てる、と見抜いております。
「I am KENJI」もいつまでも続くものか、めっきり寂しくなった拉致被害者集会を覗くまでもないでしょう。なにしろ飽きやすい国民性なので。
ブログ応援してます。
後藤氏を神格化することで国民を啓蒙し、世論を怪しい方向に導いていく政府の意図。そして後藤氏を礼賛するマスコミの愚鈍な表情には、毎度のことながらウンザリさせられております。 シリア国内でもエボラ危険地域でも、果敢に取材に出かけるBBCやCNNの特派員を見るにつけ、「社内規定で行けない」もしくは「危ないから行かない」日本の大手マスコミ連の総懺悔報告のようにも思えます。ちなみにBBCなどは戦場で取材中に亡くなると、その事実と亡くなった記者やカメラマンのプロフィールは紹介しても「職務に忠実だった。以上」で英雄視はしません。 その代わり自国民が関わらずとも、世界の紛争地や犠牲者、被害、政治的な動きなどは情勢を絶え間なく報道していますね。 後藤さんの神格化報道を見るにつけ、日本のメディアの低度に愕然とします。
危険な中東まで出かけて命を落とす人、皮肉にもその取材陣のために交通事故で命を落としたトルコのコーディネイターさん。命の重さは利用度で異なります。
しかし有難いことに、ネットや新聞TVのマスメディアで騒ぎ回る輩達に振り回されるほど、一般の日本国民は賢くも、阿呆でもありません。 近所のオバさん仲間達は生後2週間の赤子を置いて、自らの命までかけて「良く知らん他人」を救出する男に???ですし、政府は200億円位こっそり裏で払えば良いものを…なんてもんです。 イスラエル国旗を前にISからの奪還を宣言した首相。直後に身代金を払うつもりはないと声高らかに発表した官房長官。 誰しも「何か理解し難い胡散臭いもの」を感じているようです。そしてイザとなったら国は民を見捨てる、と見抜いております。
「I am KENJI」もいつまでも続くものか、めっきり寂しくなった拉致被害者集会を覗くまでもないでしょう。なにしろ飽きやすい国民性なので。
ブログ応援してます。
Commented by KISA at 2015-02-05 17:02 x
後藤氏の神格化は確かにヒートアップしていますが、一方のネットでは安倍政権を熱烈に支持する右翼人たちが、酷い言葉で彼を罵っていますよね。彼らは一様に後藤氏を叩いています。勝手に行って国に多大な迷惑をかけたバカだ、いい迷惑だと。今回の「3回の渡航自粛要請をした」という言い分にも疑いなく乗って(彼が生存中にこのコメントを出せなかった不自然さ!生きて戻ったら嘘だとばれるからでしょう)。
おもしろいのは、ならば今回の人質事件を足掛かりに、自衛隊の活動範囲を拡大しようと目論む政府の考えに反対かといえば、それは大賛成なわけですね。彼らの世界では『海外で危険な目に遭う人は自己責任だ、迷惑だ、助ける必要などない』が正論なのだから、海外派遣を支持する根拠は何なのかと思うのです。この、「表と裏」の極端すぎるかい離! そこで首相は狡猾です。「責任は総理大臣である自分にある」と、一見殊勝に見える言葉を口にしましたが、彼の思考回路では、「~だから、これ以上国民を危険に晒さないためにも、自衛隊を…」と繋がるのですね。正にこちらで書かれていた通り。それが責任ある者の態度だという。そういわれたら、後藤氏を神格化する人々は反論しにくくなるのを見越しています。結局現政権は、世論がどちらの側に偏っても、その針の振れ方が急であればあるほど自分に都合良く利用できる厚顔さをもっているのです。裏を返せば、常に冷静に、鋭く粘り強く中道を貫く論陣こそが有効なのではないでしょうか。でも、今の野党は…言葉に鋭利さが足りない。すぐに何度も、角度を変えて攻め込むしなやかさが足りない。なんであの棒のような一本調子を崩せないのか、もどかしい。
おもしろいのは、ならば今回の人質事件を足掛かりに、自衛隊の活動範囲を拡大しようと目論む政府の考えに反対かといえば、それは大賛成なわけですね。彼らの世界では『海外で危険な目に遭う人は自己責任だ、迷惑だ、助ける必要などない』が正論なのだから、海外派遣を支持する根拠は何なのかと思うのです。この、「表と裏」の極端すぎるかい離! そこで首相は狡猾です。「責任は総理大臣である自分にある」と、一見殊勝に見える言葉を口にしましたが、彼の思考回路では、「~だから、これ以上国民を危険に晒さないためにも、自衛隊を…」と繋がるのですね。正にこちらで書かれていた通り。それが責任ある者の態度だという。そういわれたら、後藤氏を神格化する人々は反論しにくくなるのを見越しています。結局現政権は、世論がどちらの側に偏っても、その針の振れ方が急であればあるほど自分に都合良く利用できる厚顔さをもっているのです。裏を返せば、常に冷静に、鋭く粘り強く中道を貫く論陣こそが有効なのではないでしょうか。でも、今の野党は…言葉に鋭利さが足りない。すぐに何度も、角度を変えて攻め込むしなやかさが足りない。なんであの棒のような一本調子を崩せないのか、もどかしい。
Commented by まゆ at 2015-02-05 19:01 x
安倍晋三の一石二鳥的な計画的人質は、許せません。メディアも安倍政権や外務省の圧力を振り切り真実を追求し放送する勇気ある人はいないのでしょうか?後藤さんを利用し、自分の犯した罪を煙に巻く恐ろしい政治家達に誰か克を入れてくれないものか.........
Commented by fetfetfet3 at 2015-02-05 21:57 x
貴方の洞察力に感嘆します。私もマスメディアは洗脳の洞口としか思ってないので信用はしてません。
さんと気になるのが、ハッサン中田氏、常岡氏、北大生は、公安の調査、渡航中止に追いやられてるのに、湯川サンは、ブログで堂々と公開して、私戦行ってますよね。バックにタボいるから大丈夫なのでしょか?それとも工作員だからOKなのでしょうか?工作員だともしくは公開してたら、ブログで自分の自己満足を書き綴ったりするかな?それとも、単なるミリオタを演じてるのか?公安は見落としてたのか?わからなくなってきました
さんと気になるのが、ハッサン中田氏、常岡氏、北大生は、公安の調査、渡航中止に追いやられてるのに、湯川サンは、ブログで堂々と公開して、私戦行ってますよね。バックにタボいるから大丈夫なのでしょか?それとも工作員だからOKなのでしょうか?工作員だともしくは公開してたら、ブログで自分の自己満足を書き綴ったりするかな?それとも、単なるミリオタを演じてるのか?公安は見落としてたのか?わからなくなってきました
Commented by sk at 2015-02-06 08:49 x
はじめまして。陰謀説はスケールが大きくて私などの頭では判断つきかねますが、かねてより疑問だったのが、後藤氏を讃える割りには出てくる映像が同じ物ばかりで何にも情報がないということです。取材の映像がYouTubeにアップされていて、彼のTwitterからリンクされてるのですが、見る者になんにも伝えるべき情報がない。なるほど自分ばっかり映ってますね。ドキュメンタリータッチのプロモーションビデオみたいです。
Commented by ricca at 2015-02-10 11:29 x
後藤さんの現在の妻は3番目ではないですか?
彼のジャーナリストになる前の怪しげな経歴からして
胡散臭すぎました
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