吉本芸人十数人を参考人聴取 療養費不正受給事件に患者役で関与

2015年11月28日6時0分  スポーツ報知

 指定暴力団住吉会組長らが詐欺容疑で逮捕された接骨院の療養費不正受給事件で、吉本興業のタレント十数人が警視庁の参考人聴取を受けていたことが27日、分かった。同事件は千葉県内の接骨院などを舞台に、治療が行われたと偽って診療報酬を水増し請求したもの。総額1億円超をだまし取ったとみられる。

 今回聴取された芸人のうち、患者役として関与していたのは7~8人だったという。関係者は「全員が全く事情を知らないまま接骨院へ行っており、今回は芸人を紹介した人物に関しての聴取だった」と説明。同事務所は「警察にお任せしている」としており、芸人らは謹慎などの処分も受けていない。

 警視庁組織犯罪対策4課はこの日、詐欺容疑で住吉会系組長・三戸慶太郎容疑者(50)ら14人を再逮捕し、新たに住吉会系組幹部・内田貴文容疑者(47)ら5人を逮捕した。

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