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【プロ野球】

秋山8800万円増 1億5000万円!! 今季プロ野球新216安打

2015年12月1日 紙面から

 西武の秋山翔吾外野手(27)が30日、西武プリンスドームで契約更改交渉に臨み、8800万円増の年俸1億5000万円でサインした。シーズン216安打のプロ野球新記録を樹立した飛躍の1年で、大幅昇給を勝ち取った。

 秋山は「プロに入ってここまでの額を頂けるとは想像がつかなかった。球団から査定のプラスポイントはこれ以上つけようがない、と言われた」と満額回答を明かした。首位打者こそ柳田に譲ったが、最多安打のタイトルに加え、全試合フルイニングに出場した点も評価されたという。

 216安打やプロ野球記録に迫る31試合連続安打などの過程が大きく報道された“露出料”も増額につながっている。鈴木球団本部長は「最大級に評価した。注目度も高く、メディアで大きく取り上げられ、スターになったな」とたたえた。

 今季の球界の“顔”に成長したヒットマンは、この日も交渉前にテレビ番組の収録に臨み、3件の取材もこなした。12月もイベント出演が相次ぐ。「プロでやっていくのは、こういう状況でやるということ」と注目度の高さを実感する。

 注目される来季については、自己最多の20盗塁を目指す一方、打撃面では「(数字の)目標は立てづらくなったが、継続して成績を残したい」と気を引き締めた。1月の自主トレは八戸大の後輩、田代を同行させるなど、主力の自覚も十分。確立した地位をより強固にするため、浮かれることなく来季に挑む。 (松田達也)

※金額は推定

 

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