0歳、1歳、2歳で以前まとめましたが、自我が芽生え、社会性が育ち始め、世界が広がってきた2・3歳児の知育玩具は赤ちゃん時代のものとは大きく異なってきます。
重複している玩具もいくつかありますが、0歳、1歳、2歳でまとめたものは『〜2歳前半』をメインに置き、今回は『3歳前後〜』をメインに置いたものとなります。
(対象年齢は使用可能だと思われるおおよその月齢・年齢を表したので、2歳以下に設定しているものもあります。)
しかし、あくまでも2・3歳児からということです。
4歳〜小学生まで長く楽しめるものばかりのラインナップです。
物によっては、遊び込みができる小学校就学前後にも強くおすすめしたいものもありますので、参考にしてみてください。
【7ヶ月〜】積み木
王道な積み木は長く遊べ、知育の面でもとてもよい玩具です。
並べたり、積んだり、見立てたり、数えたり。
積み木と仕手だけではなく、他の遊びの中にも(ごっこ遊びなど)使えたりします。
これほどに想像力を無限に引き出せるものはあまり無いですね。
neaf社のものは一見王道の積み木とは言いがたい形をしているものを幾つか出していますが、子どもの好奇心をそそり、また、熱中できる商品を出しているのでチラと載せました。
【1歳半〜】ピタゴラス(プレート)
1・2歳児は並べる・くっつけるというところからスタートになります。
3歳ごろから徐々に立体で楽しめるようになっていくでしょう。
シンプルなのプレートなので小学校就学前後になっても複雑なものを作ってじっくり遊べます。
積み木同様、空間認識能力を高めることができると当時に、立体→平面の展開を理解できるので、小学生の算数の立体を感覚的に理解できます。
【1歳〜】ままごと
性別関係なく遊べます。
2〜3歳になってくるとやや女の子のほうがままごとをする傾向にあるのですが、特に気にしなくていいでしょう。
想像力、創造力が身に付き、社会性、言葉の獲得等、多方面に効果があります。
大人の真似をして食材を切ったり、食べ真似をするところから世界が大きく広がってきます。
おすすめなのは手触りの良い、適度に重み・温かみのある木製のものです。
【1歳半〜】LEGO(デュプロ)
親世代も馴染み深い超ベストセラーです。
ベストセラーなだけあって、子どもが熱中できる魅力の詰まった知育玩具です。
並べたり、ひたすら高く積んだり、想像して作ってみたり。
レゴ人形を用いてごっこ遊びも楽しめ、性別問わず長期間熱中できます。
4歳くらいから楽しめるLEGOよりかひとまわり大きいサイズになります。
手先の発達や誤飲の危険性を考え、年齢に合ったLEGOを強くおすすめします。
(デュプロは4歳以上の子どもも十分楽しめます。ご家庭に小さな妹や弟が居る場合、あえてのデュプロというのもアリかもしれませんね)
一番ベーシックなレゴは〜3最前半だと少々危険な面があります。(誤飲)
お子さんの姿や兄弟の兼ね合い等を考慮して選ぶといいでしょう。
購入するならベーシックなパーツがたくさん入ったものがおすすめです。
色々なバージョンが出ていますが、特殊パーツばかりのものだと創意工夫がし難くなってしまいます。
基本パーツが沢山入っているシリーズや、特殊なセットに基本パーツを買い足すのもいいかもしれません。
【1歳半〜】パズル
年齢に合わせたものを選んであげてください。
1歳〜2歳半くらいのでしたらノブ付きがおすすめです。
本屋さんの隅に売っている紙でできたパズルも良いのですが、特に小さい子は木製をおすすめします。
ピースがずれて、ちゃんとした位置に置いてもピッタリはまらないのです。
自分で何でもやりたい盛りの1〜3歳までのお子さんは特に「ひとりでできた」という達成感を味あわせてあげたいもの。
ピタッとカチッとハマる木製のパズルはひとりでも十分にはめられます。
少し難易度があげたい時には『2重パズル』がおすすめです。
大人でも頭をひねるような難しい物もありますので、小学生も熱中します。
パズル好きの年長児は頭をアツくしながらとても頑張っています。
【2歳〜】たんぐらむ
図形感覚を養うパズルです。
左は2歳から、右は3歳からとなっていますが、難易度の高いものもあって年長・小学生も頭を捻ります。
これ自身に発展性はあまり余りませんが、この玩具で得たもの(図形感覚等)を土台に他の遊びを発展させる事ができます。
【2歳〜】プラステン
棒にさす遊びが始めの第一歩。
シンプルな「差し込む・抜く」を発展させて、模様を作ったり、算数をしたりも可能。
もちろん差し込まないでいろんな遊びに発展させることもできます。
ままごとの食べ物、お金にもなりますし、紐通しもできます。
差し込まないで積んだり、転がしたり創造性を育むにはもってこいの大ベストセラーです。
【1歳〜】ハノイの塔
あくまでも1歳でも問題ないという対象年齢の設定です。
1歳→棒の中に輪っかを入れる
2歳3歳→大きさ順に積み入れる
4歳〜→ルール通りに棒から棒へ順序どおりに積み入れる
これは大人でも楽しい、認知症予防にも効果的、年齢問わず楽しめる知育玩具と言えるでしょう。
詳しい製品情報は商品ページに書いてありますのでこのくらいにとどめておきます。
インテリア的にもオシャレなので贈り物にもいいですね。
【1歳〜】絵カード
あまり小さい時に与えるとアムアムと食べられてしまうでしょう。 絵本で何となく認識したり興味が出てきた頃がタイミングだと思います。 「◯◯だね」と一緒に絵を見て楽しんだり、「これは?」と何でも聞く時期には何度も答えてあげるのもいいでしょう。 「◯◯な〜んだ?」とかるたのようにも楽しめます。
知恵がついてきたら仲間集め(グループ分け)等の遊びもいいですね。
「仲間はどれだ?」というのは小学校のお受験の定番でもあります。
当てたり探したりということ以外にも、ごっこ遊びに使うこともなんでもできます。
子どもはあそび方を編み出す天才です。
【3歳〜】賢人パズル
テトリスのような平面とは異なり、立体になるとグッと難しくなります。
平面では目で見て・・となりますが、立体になると目に見えない部分を頭に描いて処理して構成してということが生じます。
大人でも頭を抱えてしまう人もいるでしょう。
頭を柔軟に、頭をフル回転にアツくして熱中した子どもが、『できた!!』と目を輝かせて見せてくれたものです。
【2歳〜】キネティックサンド
砂遊びの衛生面の不安やそもそも近くに砂場のある公園がないなど。感触遊びか子供の脳の発達にとても大切。
粘土や風呂での水遊びなど、手軽にできる感触遊びですが、バリエーションに富み、いろんな感触をじっくり楽しみたいものです。
家の前、ベランダ好きな場所でいつでもできる砂遊びは制限されることが少ない上に長時間熱中できるのでのでおすすめです。
公園の砂場と異なり、「この中でやってね」「ここから外に出してはいけないよ」とルールを設けないと砂が散乱することが予想されますので、対象年齢を簡単なお約束がわかる2歳に設定しました。
もちろんそれ以下の年齢の子どもも楽しめますし、就学前後まで長く楽しめますね。
いかがだったでしょうか。
よろしかったら過去記事も参考にしてみてください。
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