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サハリンでタンカー座礁 油が流出11月29日 17時15分
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ロシア極東のサハリンにある港の近くでタンカーが座礁し、船体から油が漏れ出しているため、ロシア非常事態省は職員を現場に派遣するなどして対応しています。
28日午前、悪天候を避けるため、サハリン南西部の町、ネベリスクにある港に入ろうとしたロシア船籍のタンカー「ナジェージュダ」が座礁し、航行できなくなりました。その際に船体が損傷し、タンカーに積まれている油の一部が漏れ出していて、地元政府によりますと、油の帯が3キロメートルほどにわたって海を漂っている様子が確認されたということです。
また油の一部は、海岸に漂着し始めているため、ロシア非常事態省は29日職員を現場に派遣し、放水して油を取り除く作業を行っています。
ロシア非常事態省によりますと、タンカーには燃料とは別に重油とディーゼル油合わせて786トンが積まれているということで、それらを抜き取る作業も行われる予定です。ロシア非常事態省は、今のところ現場の周辺の環境に油漏れによる深刻な影響は出ていないとしていますが、近くにはトドの繁殖地もあることから、被害を抑えるため対応を急ぐことにしています。
また油の一部は、海岸に漂着し始めているため、ロシア非常事態省は29日職員を現場に派遣し、放水して油を取り除く作業を行っています。
ロシア非常事態省によりますと、タンカーには燃料とは別に重油とディーゼル油合わせて786トンが積まれているということで、それらを抜き取る作業も行われる予定です。ロシア非常事態省は、今のところ現場の周辺の環境に油漏れによる深刻な影響は出ていないとしていますが、近くにはトドの繁殖地もあることから、被害を抑えるため対応を急ぐことにしています。