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閉会中審査開催へ 野党は臨時国会召集を要求
12月1日 6時01分

閉会中審査開催へ 野党は臨時国会召集を要求
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国会は1日、衆議院文部科学委員会が開かれるのに続き、今月中旬にかけて、衆・参両院の委員会で閉会中審査が行われる見通しです。民主党などは憲法の規定に基づく、臨時国会の召集要求に応じないのは憲法違反だとして、政府・与党の対応に批判を強めています。
政府・与党は、民主党などが求める年内の臨時国会の召集は見送る一方、委員会の閉会中審査には積極的に応じる方針で、1日に衆議院文部科学委員会を開いて、高速増殖炉「もんじゅ」の運営や、財務省が求めている教職員の定数削減などについて質疑を行うことにしています。
また、3日にはマンションなど建物の工事でくいのデータ流用が相次いで判明している問題などで、衆・参両院の国土交通委員会を、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の大筋合意の内容を巡って、衆議院の内閣委員会と農林水産委員会の連合審査会を、それぞれ開いて質疑を行う方向で調整を進めています。
さらに、このほかの衆・参両院の委員会でも、今月中旬にかけて閉会中審査の日程を調整することにしています。
これに対し、民主党など野党5党は先月30日、大島衆議院議長に対し、憲法の規定に基づく臨時国会の召集要求に応じないのは明確な憲法違反だとして、速やかな召集に向けて調整するよう申し入れるなど、あくまでも国会の召集を求めるとともに、政府・与党の対応に批判を強めています。

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