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ゴスペラーズ北山陽一、さだまさし娘・佐田詠夢と結婚!交際2年

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ゴスペラーズ北山陽一、さだまさし娘・佐田詠夢と結婚!交際2年

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 5人組男性ボーカルグループ、ゴスペラーズの北山陽一(41)がシンガー・ソングライター、さだまさし(63)の長女でピアニスト、佐田詠夢(えむ、28)と結婚することが2日、分かった。関係者によると、2013年8月にさだが主催した東日本大震災復興支援ライブで出会い、約2年の交際を実らせてゴールイン。9月下旬に婚姻届を提出し、東京都内で結婚パーティーを開く。(サンケイスポーツ)

 美しいハーモニーで極上ラブソングを送り続ける北山が、超有名シンガーの父を持つ美人ピアニストと人知れず愛を深めていた。

 関係者によると、2人は9月下旬に婚姻届を提出。大々的な挙式・披露宴は行わず、身内とメンバーでアットホームな結婚パーティーを開く。詠夢は妊娠していない。

 出会いは一昨年8月。さだが故郷・長崎市の稲佐山公園野外ステージで行った東日本大震災復興支援ライブにゴスペラーズが出演し、北山はライブを見に来ていた詠夢と楽屋裏で話しているうちに意気投合。クラシック音楽が趣味という共通点もあり、ほどなく交際に発展した。

 メンバーの結婚は黒沢薫(44)、安岡優(40)、村上てつや(44)に続き4人目で、独身は酒井雄二(42)のみになった。

 詠夢は、さだと元客室乗務員の母、映子さん(58)との間に生まれた長女。目鼻立ちが整った美人で、3歳からピアノを始め、海外での演奏経験も豊富。現在は声優の佐久間レイ(50)と朗読コンサートツアーを行うなど多忙だが、密に連絡を取り合って、ゴスペラーズの公演にも姿を見せていた。

 北山は昨年12月にスタートしたゴスペラーズの20周年ツアー(66公演)を先月18日に打ち上げたばかり。グループ最多公演数となった長期ツアーをやり遂げた後、自身もけじめを付ける形だ。

 9日に茨城・国営ひたち海浜公園で開催される野外ライブ公演「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2015」に出演し、ファンに喜びの報告をするとみられる。11日には東京・日本武道館で行われるさだ主催の東日本大震災復興支援ライブに出演。詠夢と出会った公演の東京版で、再び“義父”との共演が実現する。

 北山は、サンケイスポーツの取材に「よりよい歌をお届けできるよう、これまでに増して精進致します」と抱負。結婚という新たな世界に踏み出す彼の歌声が、より多くの感動を与えてくれそうだ。

■北山陽一(きたやま・よういち)

 1974(昭和49)年2月24日生まれ、青森・八戸市出身。県立八戸高を経て、慶大環境情報学部に入学。在学中、早大のアカペラサークルに所属したことがきっかけで94年にゴスペラーズに加入。同12月に「Promise」でデビューした。「永遠(とわ)に」「星屑の街」など多数のヒット曲を送り出す一方で、故郷の八戸大使を務め、八戸市立白山台中の校歌を作曲。慶大環境情報学部の特別招聘非常勤講師を務めるなどマルチに活躍中。

■佐田詠夢(さだ・えむ)

 1987(昭和62)年6月8日生まれ、長野・諏訪市出身。3歳からピアノを始め、94年から5年連続でピアノコンクール「ピティナピアノコンペティション」で本選入賞し、ハンガリーのヴィガドホールなどで演奏。洗足学園音大ピアノコースを首席で卒業後、11年に紅林弥生とピアノデュオ、Pretty Bachを結成し、同6月にアルバム「Pretty Bach」でデビューした。兄はバイオリニスト、佐田大陸(30)。