「手折る」
まぶたを閉じても光が残る時は
手のひらで塞いで
寒くなるとまた手探りで
誰かを探すなと言うのに
代わりにこの手を分子くらいバラバラに切り刻まないと
過去に潜る時に
手を離したのを確認しているから
執着を引き剥がした分だけ
自分の依存したいを塗りつぶして
あらゆる機敏を汲もうとすると
不定愁訴が進んで体はどこもかもが痛い
明日が来るのを期限付きの命で待つ
目を閉じてる間に世界が落ちることは無いから
皆が嘘をついて世間を滑らかにし過ぎた
どんな情景を眺めても目が滑る
体を預ける場所がベッドしかないように
目を閉じることが平穏
欲を誤魔化すためにもよく眠らなくては
手のひらで塞いで
寒くなるとまた手探りで
誰かを探すなと言うのに
代わりにこの手を分子くらいバラバラに切り刻まないと
過去に潜る時に
手を離したのを確認しているから
執着を引き剥がした分だけ
自分の依存したいを塗りつぶして
あらゆる機敏を汲もうとすると
不定愁訴が進んで体はどこもかもが痛い
明日が来るのを期限付きの命で待つ
目を閉じてる間に世界が落ちることは無いから
皆が嘘をついて世間を滑らかにし過ぎた
どんな情景を眺めても目が滑る
体を預ける場所がベッドしかないように
目を閉じることが平穏
欲を誤魔化すためにもよく眠らなくては
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「テールライトを追って」
僕の走る動機を
君と走りたいとは履き違えないようにしなくては
僕が走っていく先に君が居る
遠ざかる街を光の粒にまとめて
その銀河に手を振る人は住んでいない
走る人しか生き物に数えられない
自分とそれ以外の溝の深い
君の城塞を攻略しようとする人
しがみついて未練がましい人
五キロの距離から違いは見えない
どんな時にも遠いなら近づけばいいのよ
物理的距離の緊張をほどかずに
君の離れていくことを好きにさせている
使われずに朽ちることだけは
自己顕示欲が泣き叫んだので
砕いたガラスの氷景色と
寒いねと肩を寄せて君が笑う場所まで
一人を恐れずに走る
(エースを立てすぎたアシストの走る理由はどこだ)
君と走りたいとは履き違えないようにしなくては
僕が走っていく先に君が居る
遠ざかる街を光の粒にまとめて
その銀河に手を振る人は住んでいない
走る人しか生き物に数えられない
自分とそれ以外の溝の深い
君の城塞を攻略しようとする人
しがみついて未練がましい人
五キロの距離から違いは見えない
どんな時にも遠いなら近づけばいいのよ
物理的距離の緊張をほどかずに
君の離れていくことを好きにさせている
使われずに朽ちることだけは
自己顕示欲が泣き叫んだので
砕いたガラスの氷景色と
寒いねと肩を寄せて君が笑う場所まで
一人を恐れずに走る
(エースを立てすぎたアシストの走る理由はどこだ)
「虚離」
道から切り離された
離れ小島の黒いだけの夜の海と
鱗粉を撒いた空に
食べて暮らせない夢だとか
行き場の無い他人への信仰と
息をしていない愛された感覚
つかえないものを置き去りにして
これ以上僕を見ないで欲しい
君の目は好きだよなんて
知らない言葉で光をうつして
この夜道を照らす光は
雪を溶かすのは君の役目じゃないんだよ
静かに諭すように目を避ける
眩しいものと煩わしいものの
区別はつけられなかった
船から見送った島の中に
君を探さなかったのは
繋いだ手をはらってきたからだ
夢を見ない眠れる体
夜を導くポラリスとヘッドライト
平坦な心持ちと
いつか誰かをたどる指
必要な荷物のうちに君は入らなかったんだね
誰かと会いたいと思った時にも
誰かを抱きしめたいと思った時にも
君は僕の視界には居なかった
君と他のものを秤で比べて
雪をはらんだ雲より重たいんだよ
自分が持たない感情は
得体が知れなくて怖いから
君はそばに置けなかった
言い訳全てが距離をとるから
遠いから綺麗な海を挟んで浮かぶ灯り
離れ小島の黒いだけの夜の海と
鱗粉を撒いた空に
食べて暮らせない夢だとか
行き場の無い他人への信仰と
息をしていない愛された感覚
つかえないものを置き去りにして
これ以上僕を見ないで欲しい
君の目は好きだよなんて
知らない言葉で光をうつして
この夜道を照らす光は
雪を溶かすのは君の役目じゃないんだよ
静かに諭すように目を避ける
眩しいものと煩わしいものの
区別はつけられなかった
船から見送った島の中に
君を探さなかったのは
繋いだ手をはらってきたからだ
夢を見ない眠れる体
夜を導くポラリスとヘッドライト
平坦な心持ちと
いつか誰かをたどる指
必要な荷物のうちに君は入らなかったんだね
誰かと会いたいと思った時にも
誰かを抱きしめたいと思った時にも
君は僕の視界には居なかった
君と他のものを秤で比べて
雪をはらんだ雲より重たいんだよ
自分が持たない感情は
得体が知れなくて怖いから
君はそばに置けなかった
言い訳全てが距離をとるから
遠いから綺麗な海を挟んで浮かぶ灯り
no title
この頃、遠方の友人方と会いすぎ。
すごく楽しくなる分、これを小出しにしたい気持ち。もったいない病。
一週おきの祥さんと愛桜さんの並びでも贅沢なのに、鬼灯ちゃんがやって来るよ。
この後、学業マッハになると、りゅうちゃん予定があるから。
自転車オフ、手芸オフ、俳優オフ会だから。
楽しみがある、頑張ろう
すごく楽しくなる分、これを小出しにしたい気持ち。もったいない病。
一週おきの祥さんと愛桜さんの並びでも贅沢なのに、鬼灯ちゃんがやって来るよ。
この後、学業マッハになると、りゅうちゃん予定があるから。
自転車オフ、手芸オフ、俳優オフ会だから。
楽しみがある、頑張ろう
小豆島クライム 途中書き
一泊二日で小豆島サイクリングしてきたよログ
小豆島と言えば、オリーブの国。調べていくうち知ったもう一つの代表格:寒霞渓。
昨年の京都同様、ばっちり紅葉の時期です。絶対綺麗だ&面白そうってな訳で寒霞渓ヒルクライム計画。
「登れない足だけれど!!」
この山登り練習すべく、家の前の山を登ったら
ノマドの後ろの変速、チェーン、ディレーラーハンガー、後輪軸をぶっ壊し、スポークも歪ませまくるというあわや廃車の大惨事も思い出です。
山を登れば、ご褒美の下りがある!
紅葉と奇岩と瀬戸内海な絶景と、海の幸山の幸、オリーブと醤油の郷でお腹も幸せ。にへにへしっぱなしの旅でした。
小豆島と言えば、オリーブの国。調べていくうち知ったもう一つの代表格:寒霞渓。
昨年の京都同様、ばっちり紅葉の時期です。絶対綺麗だ&面白そうってな訳で寒霞渓ヒルクライム計画。
「登れない足だけれど!!」
この山登り練習すべく、家の前の山を登ったら
ノマドの後ろの変速、チェーン、ディレーラーハンガー、後輪軸をぶっ壊し、スポークも歪ませまくるというあわや廃車の大惨事も思い出です。
山を登れば、ご褒美の下りがある!
紅葉と奇岩と瀬戸内海な絶景と、海の幸山の幸、オリーブと醤油の郷でお腹も幸せ。にへにへしっぱなしの旅でした。