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水木しげるさんへの追悼の声相次ぐ12月1日 5時05分
「ゲゲゲの鬼太郎」などで知られる漫画家の水木しげるさんが亡くなったことを受けて、各方面から死を悼む声が相次ぎました。
水木さんは11月30日に東京都内の病院で、多臓器不全のため93歳で亡くなりました。これを受けて、親交のあった人たちから水木さんの死を悼む声が相次ぎました。
このうち、漫画家の松本零士さんは「水木さんは戦争を体験し、生きて帰ってきた自分が何をすべきかについて強烈に考え、それを貫いた人だった。本当は100歳まで生きてもっと語ってほしかったです」と話しました。
また、「ゲゲゲの鬼太郎」の実写版映画で監督を務めた映画監督の本木克英さんは「水木さんが生みだしたネズミ男は、人間のダメな部分を妖怪として明るく描いていて、たぐいまれな表現者だと感じました。さみしいですが、きっと今ごろ妖怪の世界でおもしろい作品を作っていると思います」と話しました。
一方、水木さんが亡くなったというニュースを受けて、各地の書店などでは追悼コーナーが設けられました。
このうち、水木さんの自宅がある東京・調布市の書店では、30日午後に、急きょ追悼コーナーを設けて水木さんの著書を並べ、「ご冥福をお祈りいたします」と書かれたポップを貼るなどして水木さんの突然の死を悼みました。
訪れた50代の女性客は「以前、道で水木さんとお会いしたことがあり、とても寂しいです。水木さんは亡くなっても作品は読み継がれていくと思います」と話していました。
書店の店長の今井智香子さんは「私も『ゲゲゲの鬼太郎』を見て育ちましたが、水木さんの作品には、自身の戦争体験をもとにしたものや、ユーモアあふれるものもあり、ぜひ、多くの人に水木さんの思いに触れてほしい」と話していました。
このほか、地元の調布市の図書館でも追悼の展示会を予定しているということです。
このうち、漫画家の松本零士さんは「水木さんは戦争を体験し、生きて帰ってきた自分が何をすべきかについて強烈に考え、それを貫いた人だった。本当は100歳まで生きてもっと語ってほしかったです」と話しました。
また、「ゲゲゲの鬼太郎」の実写版映画で監督を務めた映画監督の本木克英さんは「水木さんが生みだしたネズミ男は、人間のダメな部分を妖怪として明るく描いていて、たぐいまれな表現者だと感じました。さみしいですが、きっと今ごろ妖怪の世界でおもしろい作品を作っていると思います」と話しました。
一方、水木さんが亡くなったというニュースを受けて、各地の書店などでは追悼コーナーが設けられました。
このうち、水木さんの自宅がある東京・調布市の書店では、30日午後に、急きょ追悼コーナーを設けて水木さんの著書を並べ、「ご冥福をお祈りいたします」と書かれたポップを貼るなどして水木さんの突然の死を悼みました。
訪れた50代の女性客は「以前、道で水木さんとお会いしたことがあり、とても寂しいです。水木さんは亡くなっても作品は読み継がれていくと思います」と話していました。
書店の店長の今井智香子さんは「私も『ゲゲゲの鬼太郎』を見て育ちましたが、水木さんの作品には、自身の戦争体験をもとにしたものや、ユーモアあふれるものもあり、ぜひ、多くの人に水木さんの思いに触れてほしい」と話していました。
このほか、地元の調布市の図書館でも追悼の展示会を予定しているということです。