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先進的取り組みで医療費1300億円削減の試算
12月1日 4時22分

先進的取り組みで医療費1300億円削減の試算
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政府は社会保障費の抑制に向けて、診療報酬明細書=レセプトのデータを分析して、価格が安い後発医薬品、いわゆるジェネリックの利用を促すなど、先進的な取り組みを全国に広げることで、年間およそ1300億円の医療費を削減できるとする試算、試みの計算をまとめました。
政府は2020年度までに基礎的財政収支を黒字化する財政健全化目標を堅持するなどとした、いわゆる「骨太の方針」に基づいて、歳出規模が大きい社会保障費を抑制するため、関係閣僚や日本医師会の代表らでつくる協議会で検討を行い、このほど中間報告をまとめました。
それによりますと、医療費を抑制した先進的な事例として、診療報酬明細書=レセプトのデータ分析を民間企業に委託することで、価格が安い後発医薬品、いわゆるジェネリックの利用を促したり、糖尿病の重症化を防ぐための指導を行ったりして、医療費を年間2億4000万円余り削減した広島県呉市の例などを紹介しています。
協議会では、こうした取り組みを全国に広げることで、年間およそ1300億円の医療費を削減できると試算しています。
政府は来年度、レセプトのデータ分析や活用を円滑に行うためのガイドラインを作成するなどして、全国の自治体などに取り組みを促すことにしています。

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