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GPIF 四半期の市場運用3番目の低水準11月30日 18時09分
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公的年金の積立金を運用している独立行政法人は、ことし7月から9月の運用実績を発表し、市場運用分の赤字が7兆9090億円、収益率はマイナス5.79%と、四半期として過去3番目に低い水準になりました。
公的年金の積立金を運用している、GPIF=年金積立金管理運用独立行政法人は30日、ことし7月から9月の運用実績を発表しました。
それによりますと、株式や債券など積立金全体の運用収益は7兆8899億円の赤字で、収益率はマイナス5.59%でした。これにより、運用する積立金の総額は135兆1087億円になりました。このうち、市場運用分の総額は131兆173億円で、7兆9090億円の赤字、収益率はマイナス5.79%となりました。この収益率は、積立金の市場での運用を始めた平成13年度以降、アメリカでの同時多発テロと、リーマンショックの時期に次いで、四半期として過去3番目に低い水準です。
これについて、GPIFは記者会見で、「国内外の株式は、ことし8月中旬以降、中国の景気減速の懸念が高まったことなどから大きく下落し、年金積立金もマイナス運用となった。年金積立金の運用は長期的に判断することが必要で、長期的に見れば今回のマイナスを加味しても安定した収益を確保している」と述べました。
それによりますと、株式や債券など積立金全体の運用収益は7兆8899億円の赤字で、収益率はマイナス5.59%でした。これにより、運用する積立金の総額は135兆1087億円になりました。このうち、市場運用分の総額は131兆173億円で、7兆9090億円の赤字、収益率はマイナス5.79%となりました。この収益率は、積立金の市場での運用を始めた平成13年度以降、アメリカでの同時多発テロと、リーマンショックの時期に次いで、四半期として過去3番目に低い水準です。
これについて、GPIFは記者会見で、「国内外の株式は、ことし8月中旬以降、中国の景気減速の懸念が高まったことなどから大きく下落し、年金積立金もマイナス運用となった。年金積立金の運用は長期的に判断することが必要で、長期的に見れば今回のマイナスを加味しても安定した収益を確保している」と述べました。