UP

VimConf2015をめぐる闘いを通して

30 Nov 2015

2015.11.21 Sat. VimConf2015 が開催されました。 会場は株式会社ミクシィ様にご提供いただきました。ありがとうございました。

http://vimconf.vim-jp.org/2015/

今回は運営側としてまとめ役をやらせてもらいました。 とても良い経験になりました。

自分にまとめ役が決まってからやったことなどを書いてみようと思います。

始まりは9月

2015 まとめ役募集 #68 https://github.com/vim-jp/vimconf/issues/68

9月の頭に募集が開始されたまとめ役の募集はそのまま9月の半ばまで音沙汰なしでした。 「ちょっとissue を盛り上げようか」くらいの軽い気持ちで(でもだいぶ思い切って)名乗りをあげました。それが9/18の事です。 それからちょっとやり取りがあって9/25に正式に決まりました。

とりあえず始まった10月

まず最初に戸惑ったのは、何をやっていいか分からないことでした。 関連する issue をまとめたり、新規に足りない issue を追加したりしました。

https://github.com/vim-jp/vimconf/issues?utf8=✓&q=milestone%3Avimconf2015+

発表者の募集

発表者はぼくがまとめ役になった段階である程度決まっていました。

https://github.com/vim-jp/vimconf/issues/66

10月の後半から埋まっていない枠の募集を開始したんですが、ちょっと遅かった感じがします。 実際、最後の1枠が埋まったのは11月だったので割と焦ってました。 最悪、ぼくが何か話そうかと思いましたが、もしそんなことになっていたら本当に時間なかった。lambdalisue さんありがとうございました。

https://github.com/vim-jp/vimconf/issues/81

全体として、もっと発表したい人多いのではないかと思っていたのですが、そんなに多くないんだな、という印象でした。

毎年同じ人が発表するケースになりがちですし、発表者を抽選にできるくらいに増やせると良いなと思いました。

Webサイト

Web サイト作らないとなー、ということでデザイン皆無の骨組みだけのサイトを作って上げました。

https://github.com/vim-jp/vimconf/pull/73

次に触る人が触りやすいようにと思って可能な限り簡素にしたのですが、アップしてしまうとそれは正式なサイトの意味を持つのでこれは不適切でした。

あまりにも簡素だったので直ぐさま mattn さんが綺麗にしてくれました。

https://github.com/vim-jp/vimconf/issues/67#issuecomment-147142802

その後、yoshiko-pg さんがデザインを引き受けてくださり、現在のデザインとなりました。

イベントページの公開と募集の開始

ぼくは地方で小さいイベントを定期的に開催しているのですが、周知が大変でなかなか参加者を集められないという問題があります。 その気持ちがあったため、vimconf2015 の募集ページも「できるだけ早く公開しないと!」との焦りから1ヶ月前に公開したのですが、2日で埋まってしまい、これなら直前で良かったなあと思いました。

多分、Webサイトとイベントページの公開は早めにして、募集の開始は2週間前くらいで良かったのではないかと思います。

スタッフの募集

10月も後半になってやっとスタッフを募集開始しました。 https://github.com/vim-jp/vimconf/issues/82

スタッフの募集をかけなければいけない気はしていたのですが、スタッフってなんだろう?どんな人員が必要なんだろう?くらい把握できてなく、どう募集をかければ良いのか分かりませんでした。

Kuniwak さんに提案してもらってようやく開始できました。 https://github.com/vim-jp/vimconf/issues/75#issuecomment-149113651

Kuniwak さんにはこの他にも会場準備全般、とてもお世話になりました。ありがとうございました。

やらかした11月

11月の冒頭に開催日が 11.28 という誤った情報を流してしまいました。 影響のほどは確認できていませんが、何名かの方には誤った情報を与えて混乱させてしまいました。申し訳ないです。

懇親会の手配

懇親会の準備は意外と大変でした。 宅配が使えるということだったので、注文すれば終わりだろうと甘く見ていたのですが、何をどれだけ頼むかにはかなり頭を悩ませました。

銀のさらとドミノピザを使ったのですが、寿司は少なくてピザは多すぎた結果となりました。難しい。 ピザも宅配にしようと思ったのですが、取りに行くと半数を無料にしてくれるのと会場で台車が借りれるとのことだったので持ち帰りにしました。 急遽参加者の方々にお手伝いをお願いして取りに行っていただきました。 ありがとうございまいした。

宅配でないと時間調整が難しいです。 取りに行く時間、戻ってくる時間などをあまく見ており、寿司は早く届いたけど、ピザはがなかなか届かずに懇親会を始められないという結果に。 申し訳なかったです。

発表者、時間の調整

発表者のスケジュールの調整は最後まで行っていました。 最終スケジュールをアップしたのは当日だった思います。 実は一番心配していたのは、当日になって発表者の方々が風邪をひくなど体調を崩して来れない事態でした。 幸い、これは杞憂に終わりました。本当に良かった。

参加率の問題

今回、上記のような「やらかし」はありましたが、それにしても本当にたくさんのキャンセルがありました。 VimConf2014 でもドタキャンは問題になっていたようですが、今回もまた大きな課題として残ってしまいました。 おそらく、当日になって繰り上がってしまって、予定を押して出ていただいた方もいたのではないかと思います。 感謝いたします。

また、今回は午前からの開催だったのですが、参加者の皆さんがどんな風に集まるか想像できておらず、開催時間を急遽10分遅らせるなどしてしまいました。 特に午前中の発表をしてくださった kaoriya さん、Shougo さんには申し訳なかったです。 1日がかりのイベントですとやはり全てに参加するのは難しい人が多いです。 懇親会に参加されなかった人も多数いました。

参加費として懇親会費込みでいただいているのはイベントページにある通りですが、せめて何かノベルティがあれば思い出になって良かったのかも知れません。

まとめ

VimConfは発表者、スタッフ、参加者、みんなで作るものだと思います。 参加された方、できなかった方、いろんな意見があると思います。ぜひフィードバックしてください。 https://github.com/vim-jp/vimconf/issues/94

また、VimConf2016 では次のまとめ役を募集しています。 ぼくでもなんとかなったので誰でもできると思いますし、今年の経験を生かしてお手伝いします。 ぜひ応募してみてください。 https://github.com/vim-jp/vimconf/issues/96

謝辞

VimConf2015 に関わって頂いた全ての方に感謝します。

Vimを触らない日はないというくらいにVimは愛用しているエディタです。
Vimの作者でありメンテナンスを続けてくれている Bram Moolenaar さんに感謝します。
日本語のVimの情報を発信し続けてくれている kaoriya さん始め Vim-jp.org の皆さんに感謝します。
非常に使いやすい Plugin を開発提供してくださる thinca さん、Shougo さん、mattn さん、その他大勢の Plugin 作者の方々に感謝します。
みなさん非常に多くの時間をVimに使ってくださっています。ぼくがVimを使い続けられるのもみなさんの尽力あってこそだと思っています。ありがとうございます。

最後にVimConf発起人の ujihisa さんに感謝します。いつもありがとうございます。

参考

comments powered by Disqus