産経ニュース

【普天間問題・沖縄県議会見詳報(下)】「沖縄マスコミは県政監視の自覚も必要」 照屋県議ら日本外国特派員協会で

ニュース 政治

記事詳細

更新

【普天間問題・沖縄県議会見詳報(下)】
「沖縄マスコミは県政監視の自覚も必要」 照屋県議ら日本外国特派員協会で

日本外国特派員協会で記者会見した自民党の照屋守之沖縄県議(右)とジャーナリストの仲村覚氏=30日、東京都千代田区(千葉倫之撮影)

 「今、沖縄のマスコミは国政、国の権力に対する監視機能、チェック機能は相当、強く働いていると思う。そうであれば、沖縄県政もしっかり監視する、チェックする機能が両紙にはあろうかと思っている。実際に、仲井真県政のころは非常に厳しいチェックを受けていた。願わくば、同じ権力チェックであれば、国政の権力も、沖縄県政の権力も、しっかりマスコミとしてチェックする、監視するという自覚が必要だろうと、そのことも期待している」

 --沖縄県民が先住民だという議論は、どのような根拠で主張されているのか

 仲村氏「沖縄の人たちが日本人だとの研究は、明治12年の沖縄県設置直後、バジル・ホール・チェンバレンの言語学の研究から主張され続けている。その後、民俗学者の柳田国男らが研究し、沖縄の人たちは日本人だという研究は積み重ねられてきた。それが2008年の国連の勧告から急に『沖縄県民は先住民だ』という集団が現れ始めた。現在でも言語学的、沖縄県民は日本人であるという研究成果が多いが、国連の権威をかさにきた人たちの声が大きくなっているのが異常だということだ」

関連ニュース

【普天間問題・沖縄県議会見詳報(上)】「沖縄県民は日本国民だ。知事は誇りを傷つけた」 照屋県議ら日本外国特派員協会で

「ニュース」のランキング