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全国初の公立小中高一貫校 東京都が基本構想提示11月26日 12時31分
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東京都は、国際的に活躍できる人材を育成するため、小学校から高校までの12年間を一貫して学ぶ、公立では全国初となる小中高一貫教育校を、7年後をめどに立川市に開設するとした基本構想を教育委員会に示しました。
東京都が示した基本構想によりますと、公立では全国初となる小中高一貫教育校を7年後の平成34年度をめどに、現在中高一貫教育を行っている立川国際中等教育学校に新たに付属小学校を設置する形で開設します。
国際的に活躍できる人材の育成に重点を置き、英語教育などに力を入れ、定員は小学校が1学年80人程度とし、中学校からの入学も認め、中学と高校は160人とします。
また、小学校の入学にあたっては、学力を問うような選抜は行わず、子どもの発達状況を見極めることにし、応募は都内に住む子どもなら誰でもできるものの、おおむね1時間程度の通学時間を上限の目安にします。
このほか、土曜日の活用などで12年間の教育内容を11年間で先取りして学び、残りの1年間は留学などに充てることができるとしています。
教育委員からは「いろんな形の学校が出来ることはいいことだが、過度な受験競争にならないよう注意が必要だ」などといった意見が出され、都は今後、具体的なカリキュラムなどについて有識者も交えて検討していく考えを示しました。
国際的に活躍できる人材の育成に重点を置き、英語教育などに力を入れ、定員は小学校が1学年80人程度とし、中学校からの入学も認め、中学と高校は160人とします。
また、小学校の入学にあたっては、学力を問うような選抜は行わず、子どもの発達状況を見極めることにし、応募は都内に住む子どもなら誰でもできるものの、おおむね1時間程度の通学時間を上限の目安にします。
このほか、土曜日の活用などで12年間の教育内容を11年間で先取りして学び、残りの1年間は留学などに充てることができるとしています。
教育委員からは「いろんな形の学校が出来ることはいいことだが、過度な受験競争にならないよう注意が必要だ」などといった意見が出され、都は今後、具体的なカリキュラムなどについて有識者も交えて検討していく考えを示しました。