トップページBusinessニュース日本アボカドサミット 松山で開催
ニュース詳細

日本アボカドサミット 松山で開催
11月26日 21時33分

市場の大半を輸入品が占めるアボカドを国内で生産しようと、各地の生産者が交流する「日本アボカドサミット」が松山市で開かれました。
「日本アボカドサミット」は、国産のアボカドを広めようと、早くから産地化に取り組んでいる松山市などで作る協議会が初めて開きました。会合にはアボカド農家や流通業者など全国からおよそ1000人が参加しました。
会合では、長年、アボカドを研究している日本熱帯果樹協会の米本仁巳代表理事が「食の国産志向が高まっていることから国産のアボカドは高値で売れる可能性がある」と話しました。また、本格的に生産に取り組んでいる愛媛県や鹿児島県、和歌山県の生産者が、それぞれのアボカド栽培の現状などについて報告しました。このほか、会場には、松山市で収穫されたばかりのアボカドの試食コーナーも設けられました。
アボカドの輸入量は、去年、5万7600トンと、20年前のおよそ10倍になっていますが、国内の生産量は1.6トン余りにとどまっているということで、協議会では、産地どうしで情報交換しながら国内のアボカド生産を活発化させたいとしています。
協議会の会長で愛媛大学農学部の胡柏教授は「今後は国産アボカドの認知度を高めてブランドとして育てていきたい」と話しています。

関連ニュース

k10010320581000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ