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韓国 不正ソフトでVWに15億円の課徴金11月26日 16時03分
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ドイツの大手自動車メーカー、フォルクスワーゲンが、ディーゼル車に不正なソフトウエアを搭載していた問題で、韓国政府は問題のディーゼル車が韓国国内でも販売されていることを確認し、フォルクスワーゲンの韓国法人に対して、日本円でおよそ15億円の課徴金の支払いなどを命じたことを明らかにしました。
フォルクスワーゲンが排ガス規制を逃れるため、ディーゼル車に不正なソフトウエアを搭載していた問題を巡って、韓国政府は韓国国内で販売されているフォルクスワーゲンのディーゼル車6車種について、先月から今月にかけて独自の調査を行いました。
韓国環境省は26日にその結果を発表し、フォルクスワーゲンのSUV=多目的スポーツ車のエンジンが、排ガス試験の時だけ有害物質の排出を低く抑える一方、路上を走行する時には最大で基準の31倍の窒素酸化物を排出することを確認したということです。
このため韓国環境省は、フォルクスワーゲンの韓国法人に対し、同じエンジンを搭載している15車種合わせて12万5000台余りをリコールの対象にするとともに、141億ウォン(およそ15億円)の課徴金を支払うよう命じたことを明らかにしました。
韓国政府は、ディーゼル車を韓国国内で販売している内外の16のメーカーについても、来月から来年4月にかけて調査を行う方針です。
韓国環境省は26日にその結果を発表し、フォルクスワーゲンのSUV=多目的スポーツ車のエンジンが、排ガス試験の時だけ有害物質の排出を低く抑える一方、路上を走行する時には最大で基準の31倍の窒素酸化物を排出することを確認したということです。
このため韓国環境省は、フォルクスワーゲンの韓国法人に対し、同じエンジンを搭載している15車種合わせて12万5000台余りをリコールの対象にするとともに、141億ウォン(およそ15億円)の課徴金を支払うよう命じたことを明らかにしました。
韓国政府は、ディーゼル車を韓国国内で販売している内外の16のメーカーについても、来月から来年4月にかけて調査を行う方針です。