ニュース詳細
日本とタイ 鉄道路線の整備協力で覚書11月26日 20時08分
日本とタイの両政府は、タイ東部からインド洋に近い西部までを結ぶ鉄道路線の整備に向けて協力するという内容の覚書に署名しました。
石井国土交通大臣と日本を訪れているタイのアーコム運輸相は26日午後、タイ国内を走る鉄道路線の整備に向けて協力する内容の覚書にそれぞれ署名しました。
覚書では、JR貨物からの提案で進められているタイ東部からインド洋に近いタイ西部を結ぶ鉄道路線を複線にしたり、電化したりすることに向けたJICA=国際協力機構の調査を歓迎するとしています。また、覚書では、日本のノウハウを活用した新たな貨物鉄道の実現を追求するとしています。
タイの東部は日本の自動車メーカーなどの工場の集積地となっていて、西部とを結ぶ鉄道に加えて、インド洋に面したミャンマーで計画されている大規模な港湾施設が整備がされれば、進出している日本企業にとっては、これまでよりも低いコストでインドや中東に輸出できる効果が期待されています。
覚書では、JR貨物からの提案で進められているタイ東部からインド洋に近いタイ西部を結ぶ鉄道路線を複線にしたり、電化したりすることに向けたJICA=国際協力機構の調査を歓迎するとしています。また、覚書では、日本のノウハウを活用した新たな貨物鉄道の実現を追求するとしています。
タイの東部は日本の自動車メーカーなどの工場の集積地となっていて、西部とを結ぶ鉄道に加えて、インド洋に面したミャンマーで計画されている大規模な港湾施設が整備がされれば、進出している日本企業にとっては、これまでよりも低いコストでインドや中東に輸出できる効果が期待されています。