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UNHCR 日本の難民受け入れ拡大に期待11月26日 21時58分
UNHCR=国連難民高等弁務官事務所のグテーレス高等弁務官が都内で記者会見を行い、日本では、難民申請した人が認定される割合が際立って低いと指摘されていることを念頭に、日本政府が難民の受け入れを拡大することに期待を示しました。
25日から日本を訪れているUNHCRのグテーレス高等弁務官は、26日、都内の日本記者クラブで記者会見を行いました。
この中でグテーレス氏は、日本では去年およそ5000人が難民申請したのに対して、認定されたのが11人にとどまったことなど、難民の認定率が際だって低いと指摘されていることを念頭に「日本にとってはヨーロッパのように難民が押し寄せる圧力がかかっていない今こそ、制度を改善する余裕があり絶好の機会だ」と述べ、日本政府が難民の受け入れを拡大することに期待を示しました。
一方、パリの同時テロ事件で、一部の容疑者が難民に紛れてヨーロッパに渡っていたことでこれまで積極的に難民などを受け入れてきた国の間でも政策を見直す動きが相次いでいることについて、「決して難民がテロを生み出しているわけではなく、テロや紛争が難民を生み出しているのだ。難民は、テロリストたちの犠牲になってはならない」と述べ、難民を保護する必要性を強調しました。
この中でグテーレス氏は、日本では去年およそ5000人が難民申請したのに対して、認定されたのが11人にとどまったことなど、難民の認定率が際だって低いと指摘されていることを念頭に「日本にとってはヨーロッパのように難民が押し寄せる圧力がかかっていない今こそ、制度を改善する余裕があり絶好の機会だ」と述べ、日本政府が難民の受け入れを拡大することに期待を示しました。
一方、パリの同時テロ事件で、一部の容疑者が難民に紛れてヨーロッパに渡っていたことでこれまで積極的に難民などを受け入れてきた国の間でも政策を見直す動きが相次いでいることについて、「決して難民がテロを生み出しているわけではなく、テロや紛争が難民を生み出しているのだ。難民は、テロリストたちの犠牲になってはならない」と述べ、難民を保護する必要性を強調しました。