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タイで伝統の祭り 夜空に灯籠放つ11月26日 7時58分
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タイで25日夜、自然の恵みに感謝するため灯籠を流す「ロイクラトン祭り」が行われ、北部では無数の灯籠が夜空に放たれて幻想的な雰囲気に包まれました。
「ロイクラトン祭り」は、旧暦12月の満月の夜に灯籠を水辺に流して自然の恵みに感謝し、この1年の行いや災いを流すタイの伝統行事で、25日夜、各地で一斉に行われました。
このうち、北部のチェンマイは水辺の代わりに夜空に「コムロイ」と呼ばれる紙でできた灯籠を放つことで知られ、地元の大学の広場には灯籠流しに参加しようと大勢の市民や観光客が集まりました。
この灯籠は熱気球の原理で宙に浮くようになっていて、参加者たちはおよそ4000個の灯籠に火をともして、それぞれの願いを込めながら次々と放っていきました。そして、夜空いっぱいに灯籠が舞う幻想的な光景に見入っていました。
日本から参加した30代の女性は、「とてもきれいで、いろいろな思いが込み上げてきました。みんなが健康で幸せになるようお願いしました」と話していました。
一方、タイでは空に浮かぶ灯籠が付近を飛ぶ飛行機の安全を妨げると毎年問題になっていて、ことしはチェンマイの空港を発着する国内線と国際線の合わせて100便以上が欠航となる事態になりました。
このうち、北部のチェンマイは水辺の代わりに夜空に「コムロイ」と呼ばれる紙でできた灯籠を放つことで知られ、地元の大学の広場には灯籠流しに参加しようと大勢の市民や観光客が集まりました。
この灯籠は熱気球の原理で宙に浮くようになっていて、参加者たちはおよそ4000個の灯籠に火をともして、それぞれの願いを込めながら次々と放っていきました。そして、夜空いっぱいに灯籠が舞う幻想的な光景に見入っていました。
日本から参加した30代の女性は、「とてもきれいで、いろいろな思いが込み上げてきました。みんなが健康で幸せになるようお願いしました」と話していました。
一方、タイでは空に浮かぶ灯籠が付近を飛ぶ飛行機の安全を妨げると毎年問題になっていて、ことしはチェンマイの空港を発着する国内線と国際線の合わせて100便以上が欠航となる事態になりました。