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中国 南シナ海での日米共同訓練推進に反発11月26日 20時28分
中国が人工島を造成している南シナ海で、日本とアメリカが共同訓練などを推進していくことを確認したことについて、中国外務省は、「武力をひけらかし、南シナ海の軍事化を進めるべきではない」と強く反発しました。
日本の中谷防衛大臣は、日本時間の25日、ハワイにあるアメリカ太平洋軍司令部を訪れてハリス司令官と会談し、中国が人工島を造成している南シナ海で、日米が公海上での共同訓練や、周辺国の軍隊に対する支援を推進していくことを確認しました。
これについて中国外務省の洪磊報道官は、26日の記者会見で、「われわれは関係国に対し、南シナ海の平和と安定により寄与することをすべきで、武力をひけらかし、緊張をつくり出して、南シナ海の軍事化を進めるようなことはしないよう忠告する」と述べ、強く反発しました。
中国は、南シナ海でのアメリカ軍の活動に日本などが加わることを警戒しており、域外の国による軍事的な動きが活発になれば、中国も人工島での軍事施設の建設を強化せざるを得なくなるという論理をたびたび展開して、関係国をけん制しています。
これについて中国外務省の洪磊報道官は、26日の記者会見で、「われわれは関係国に対し、南シナ海の平和と安定により寄与することをすべきで、武力をひけらかし、緊張をつくり出して、南シナ海の軍事化を進めるようなことはしないよう忠告する」と述べ、強く反発しました。
中国は、南シナ海でのアメリカ軍の活動に日本などが加わることを警戒しており、域外の国による軍事的な動きが活発になれば、中国も人工島での軍事施設の建設を強化せざるを得なくなるという論理をたびたび展開して、関係国をけん制しています。