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米 アサド政権支援のロシア人など資産凍結へ11月26日 5時58分
内戦が続くシリア情勢を巡り、アサド政権の退陣を求めているアメリカ政府は25日、アサド政権を支援するロシア人富豪や所有している銀行などを金融制裁の対象に加え、資産の凍結を実施すると発表しました。
アメリカ財務省によりますと、制裁の対象に指定されたのはシリアやロシアなど個人4人と6つの企業で、アサド政権の金融取引を手助けしていたロシア人の富豪ビジネスマンや、その富豪が所有するロシアの銀行が含まれます。
また、アサド政権から原油の調達を任され、過激派組織IS=イスラミックステートから原油を買い付けていたシリア人の仲買人や関連企業も対象です。
制裁によって、これらの個人や企業、それに銀行がアメリカ国内に持つ資産は凍結され、金融取引も禁止されます。
内戦が続くシリア情勢の打開に向けアサド政権の退陣を求めるアメリカ政府は、制裁の強化によって資金面から政権に圧力をかけるねらいがあり、アメリカ財務省は「あらゆる資金源を断つため制裁を拡大していく」とコメントしています。
また、アサド政権から原油の調達を任され、過激派組織IS=イスラミックステートから原油を買い付けていたシリア人の仲買人や関連企業も対象です。
制裁によって、これらの個人や企業、それに銀行がアメリカ国内に持つ資産は凍結され、金融取引も禁止されます。
内戦が続くシリア情勢の打開に向けアサド政権の退陣を求めるアメリカ政府は、制裁の強化によって資金面から政権に圧力をかけるねらいがあり、アメリカ財務省は「あらゆる資金源を断つため制裁を拡大していく」とコメントしています。