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中国首相 高速鉄道をトップセールス11月26日 0時11分
中国の李克強首相は、東ヨーロッパや中央ヨーロッパの首脳らを招いて高速鉄道を体験してもらうトップセールスを行い、日本との競争を経てインドネシアの高速鉄道を受注したのに続いて、海外でのさらなる受注に向けた意欲をアピールしました。
中国は、東ヨーロッパや中央ヨーロッパの16か国との間で経済協力について話し合う首脳会議を、25日までの2日間、江蘇省で開き、会議のあと李克強首相が、各国の首脳らに上海まで高速鉄道に乗ってもらうトップセールスを行いました。
車体に各国の国旗が描かれた特別列車が上海に到着したあと、李首相は、今後バルト3国やポーランドなどで検討されている高速鉄道計画などに中国として参加を目指す考えを示したうえで、「鉄道分野の市場は広く巨大だ」と述べて、この地域への売り込みを強める姿勢を示しました。
中国は、高速鉄道の輸出を国の重要な産業の1つと位置づけて海外での受注獲得に力を入れており、インドネシアでは財政負担をせず、融資に対する返済保証もしないというインドネシア政府の求めを受け入れた結果、日本を退けて受注にこぎ着けた経緯があります。
李首相は25日、外国人を含む記者団による取材にみずから応じるという異例の対応を見せ、海外での高速鉄道受注に向けた意欲をアピールしました。
車体に各国の国旗が描かれた特別列車が上海に到着したあと、李首相は、今後バルト3国やポーランドなどで検討されている高速鉄道計画などに中国として参加を目指す考えを示したうえで、「鉄道分野の市場は広く巨大だ」と述べて、この地域への売り込みを強める姿勢を示しました。
中国は、高速鉄道の輸出を国の重要な産業の1つと位置づけて海外での受注獲得に力を入れており、インドネシアでは財政負担をせず、融資に対する返済保証もしないというインドネシア政府の求めを受け入れた結果、日本を退けて受注にこぎ着けた経緯があります。
李首相は25日、外国人を含む記者団による取材にみずから応じるという異例の対応を見せ、海外での高速鉄道受注に向けた意欲をアピールしました。